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腐女子観察日記  作者: 梅宮 姫乃
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7月19日

すいません少し遅くなりました

 ドブォン、という音と共に水の中に入ったのは大原である。彼女は現在温水プールで2週間後にひかえた大会に向けて絶賛練習中である。

 「気合い入ってるね」

 と松原が言った。それもそのはずである。なぜならこの大会は高校生として出る初めての都大会でありこれに勝てば関東、全国へと続く大切なものであるのだから。また彼女は注目選手なのだからへたな試合は見せられないと思ってもいたのである。しかしそれは松原も同じなのだが・・・

 「ゆり~少し休憩しようよ」

そういうと松原は飲み物を持ってきた。今日は学校が休みでかれこれ既に3時間はノンストップで泳いでいた。わかったというと大原は水を軽く落とすと上がってきた。

 「ふぅ~どうよ少しは体力上がった?」

 「少しはね、練習前にするタイム測定も徐々に早くなってきているよ。でも油断してると負けちゃうし、それに全国にいけばムキムキの男子達もみられるからね。頑張らないと!」

 そういうとまた練習に戻って行った。松原は苦笑すると飲み物を部屋に置くと、練習に向かった。その後も練習に励み気がつけば既に19時を回っていた。彼女達は後片付けを終えるとそのまま二人でご飯を食べに行った。

 そこは異様な空気を醸し出していた。店に入るとまず目にはいったのはノースリーブに短パン、その上に男食道とプリントされたエプロンをした筋骨隆々の男達である。そう彼女達が来たのは男だけしか店員がいなくしかもそのほとんどがボディービルダーという異様なお店であった。別に彼女達が筋肉好きというわけではない、ただ男達でホモホモなことを想像するのが好きなだけである。このお店を見つけたのはちょうど高校に入学した頃でそれからというもの1日練習したあとは必ずよるのが彼女達の恒例となっていた。

 「うひょひょひょ~やヤバイよ男と男が抱き合ってるよ。」

 そう、このお店の名物には店員が客の要望に答えるというメニューで、人数に応じて人が変わるのだ。大丈夫かこの店と思うかも知れないが、大丈夫らしい。何が大丈夫かって?そりゃ法的にである。

 そしてお店を出る頃には二人ともお肌がつるつるになって出てくるのだから。それだけ二人にとってホモホモな行為はどんな薬よりも聞くと言うことだ。

 「えへ、えへへへ」

 「うふふふふふ」

 という不気味な笑い声をあげながら二人は次に来る日を待ちどうしく思っても岐路に着くのであった。

 今回は二人の休日?について書いてみました。

もう少し彼女達のまともな魅力についても紹介したかったのですが残念です。ま、これはまたの機会にという事で。

 今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。

ではまた明日

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