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腐女子観察日記  作者: 梅宮 姫乃
14/18

8月16日

や~すみません投稿遅くなりました

 今日は夏コミ2日目だ。今日は早々に完売したので昨日見れなかった場所を回ってみることにした。


 「うひょ~そうそうそのまま抱き合ってて、イイヨイイヨ!

  ヒャッホッーイここは天国だせ!」


 そんなことをいっている声が聞こえた。もちろん彼女達のどちらかなのは確定である。そう思い人垣を掻き分けて進んで見るとそこには違う人物がいた。いや知ってる人だけどね。俺はすかさず動画を撮ることにした。そして暫くすると切り、彼女のもとへ行った。そう委員長のもとへ。

 ※無断で他人を撮影するのは違法です。撮影する際はしっかりと相手の許可をとりマナーを守りましょう


 「委員長、そこら辺にしてあげな。可愛そうだよ」

 「ほへ?

  あ、あゎゎゎゎ・・・あにゃたなぜこんにゃところに」 


 そう言って委員長は顔を真っ赤にしたあと怪しい呂律で相手に謝ると、話しかけてきた。目立ちたくなかった俺は委員長を別のところへ行こうと促して、一緒に歩いているとき(委員長だんだんキャラ崩壊してきてるな)そんなことを思いながら行った。


 「えぇっと、ここって・・ 」


 そう俺は自分のサークルのブースに連れてきたのだ。


 「あ、また代表が女を連れてきた」

 「人聞きの悪い言い方するな、クラスメイトだからク・ラ・ス・メ・イ・ト!」

 「代表?」


俺は委員長にも大原達と同じ事を伝えた。


 「へぇ~そうだったんだ。じゃあ私もあなたの弱みを握ったことになるから対等だね」


 そんなことをとても嬉しそうにいってきた。


 「いや、対等じゃないぞ。ほら」


 そう言うと俺はさっき撮った動画を見せた


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 「うふふふふ、イイヨもっとそう!腰に手をまわして!

  うっひょ~私って天才かも~」


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 「あ~やめて、もうながさないで~!わかったわかりました。対等なんかじゃありません」


 そんなことを涙目になりながらいってきた。


 「ねぇ、仲西君イジワルになったね、

   でも驚いたよ、まさか君が今話題の壁サークルの代表だったなんて」 

 「まぁな、俺もこんなに大きなサークルになるとは思わなかったよ」

 

 そんなことを話して少し時間を潰してしまったが、なかなかに楽しい時間だった。


 「さぁもうそろそろ終わりになるし最後にもう一度コスプレみてくるよ」

 「あぁ、次は暴走するなよ」


 そう言うとわかったとばかりに微笑みながら手を振る委員長、思わずドキッとしてしまったことは、胸のうちに秘めているヒミツのうちの一つだ。

読んでいただきありがとうございました。次回はコミケの準備の様子について送ろうと思うので少し過去に戻りますがよろしくお願いいたします

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