8月7日
すいません、嘘はいた。
昨日明日はBL回だっていったのに入らなかった。
でも、一ついいわけをさせて
勝手にキャラ増えたんだよ!誰だよ多田って、消えろ!
「おはようござ~い、ま~す」
「おはようごさいます」
「あ、あぁおはよう二人とも」
大会で二連覇を達成した次の日。
今日はいよいよ待ちに待った(たった1日だけど)お祝いの日である。なんとなくコーチの顔が昨日よりやつれている気がするが今の二人にはそんなのお構いなしである。
「さ、二人とも中にはいなさい。」
部屋の中に入るとテーブルが置いてありその上にはいろいろなお菓子や飲み物、おつまみのようなものまでおいてあった。
「先生これ、全部先生が用意してくれたの」
「あぁ、もちろんだ、と言いたいところだが、私が持ってきたのは少しだけで他は私の友人が二人のために持ってきてくれたんだよ」
「そうだったんだ、じゃぁそのお友達はどこにいるの?」
そう聞くとちょうど部屋のドアが開いて一人のモデルのように背が高いイケメンが入ってきた。
「やぁ、初めまして私は多田 浩輔、よろしく。
二人が大原さんと松原さんであっているかな」
「はいそのとうりです。初めまして私は大原 百合子といいます。この度はお菓子を用意してくださり有難うございます」
「私は松原 石楠花です。ありがとうございます」
私たちが自己紹介をするとサインをもとめられた。どうやら私達のファンでいつも応援してくれているらしい。
「いゃまさか、こんないい子達があれを読んでくれるなんて。今でも信じなれないよ」
「「あの、あれとはなんでしょうか」」
思わず声が揃ってしまった。
「あぁそうか、じゃぁあらためて私は會田 雪子という名前で活動している。君たちの大好きなロミオとロミオの原作者だよ」
「「・・・」」
「「え、えぇぇぇぇ!!」」
「う、うそ本物!?私、會田先生は女性の方だと想っていました。それがまさかこんなイケメンだなんて・・・」
「うんうん」
ビックリである。先生が男の子人で、しかもこんなにもイケメンだったというのも驚いたが一番驚いたのは會田先生がコーチの友達だったということである。
「ね、ねぇコーチは會田先生のこと知ってたの」
「いや、知らなかったさ。昨日たまたま電話で二人のことを自慢したら。なんと会いたいって言うからさ、条件としてロミオの相方をやってくれってたのんだら。その本の原作者だって言うからさ本当驚いたよ。まさか高校時代の友達がBL本描いてたなんて知らなかったからな」
ということである、世間は以外とせまいと感じる二人であった。
「そういえばさ、コーチっていくつだっけ、おかしくない?」
そうなのである。実は會田先生実は今年でちょうどデビュー10周年なのである。
「27だけどなんだよ急に、何がおかしいんだよ」
「だって今年で會田先生デビュー10周年なんだよつまり會田先生がデビューしたのって高校生のときってことになるじゃん」
「そうだよ、僕は高校のときに入賞して漫画家デビューしたからね」
「え、おまぇじゃあ学生やりながら漫画家の活動もしてたのか」
凄い学生で、漫画家なんて物語の中みたい。
でも、そういえば會田先生のデビュー作は高校生漫画家と教師のお話だったような・・・もしかしてあれ実話だったのかな
「さ、そろそろお祝いを始めないか。
さ飲み物を持って、二連覇を達成した二人に、カンパーイ」
そういうとなかば強引に第一会祝勝会が始まった。
すいませんあしたこそはBL回にします。
姫野ここに宣言いたしますわ!