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  作者: 並盛りライス
7/7

好みのタイプ

 今年は、去年よりも少しだけ沢山、雨が降ったらしい。

 そういわれてみると、天気が悪い日の方が少しだけ多かったような気もする。

 透明なビニール傘が三本玄関に置きっぱなしになっていた。

 出先で予想外の雨が降った日にコンビニなどで購入したものだ。

 もともと、傘にはあまり執着しなかった。

 とにかく雨が凌げれば、黒でも赤でも気にしなかった。

 でもいつも、透明な傘を選んでしまう。

 理由なんてないのに。

 それから女の子を選ぶ時も同じだった。

 これといったこだわりや、容姿への強い執着がなかった。

 好きになった人が、好みのタイプである事が多かった。

 性格も髪型も、喋り方も考え方も全然違ったけれど、なぜか左利きの女の子を選んでしまう。

 理由なんてないのに。

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