ダンジョン作り♪(出来るまでの間6)
素早くスライムに近づき息をひそめた。
そしてある程度の距離までいき攻撃を開始した
「くらえーーー」
電気をまとわせた刀でスライムを真っ二つにした。
発泡スチロールを切った感触で思っていたより硬かった。
「さて♪核はどこかな~」
核は水晶玉みたいできれいだった。
「倒したぜこの核はあと何個いるんだ?」
「あと8つこれが終わったらつぎのモンスターを狩りにいくわよ」
その後も探しては切って探しては切ってを繰り返した。
集まった頃にはすでに日が真上まできていた。
「そろそろお昼にしましょ疲れちゃった」
「いやニナ後半みてただけじゃん」
「腹減ったから飯には同感だな」
ニナは袋からパンと干し肉を取り出した。
どうみても肉が袋より大きい。
「気になったんだけどさその袋って魔法の袋みたいな奴か?」
「よくわかったわね。そうよ一応、魔法の袋だけど無限に入るような奴じゃないわこれは、持ち主のレベルに応じて入る量が変わるの」
てっきり何でも入る袋かと思ったよ。
でも楽だよなそんなのがあると。
「次狩るモンスターはなんだ?」
「丘で大猪の討伐よ」
「なんかこの辺りを荒らしまわっているそうで手をやいているそうだからなんか緊急で集団討伐するらしから受けといた」
簡単にいってくれるよこの子。
もうすでに疲れきっていているのにそんな大層なものを。
「大猪は夕方か出で来るから町に戻って休みましょ」
察してくれたのか俺にはありがたかった。
そして村に戻るのに2時間。
クエストの報告で一旦ギルドへ。
「こんにちは。今日はどのようなご用件で?」
朝来たときには違う人だった。
「クエストを達成したから報告しに来たんだけど」
「はい!クエストですねでは、依頼書をご提示してください」
魔法の袋からきれいにたたまれた依頼書を出した。
ニナって何気に几帳面だよな。
「スライムの討伐ですね。では素材の提出をお願いします」
何気にクエスト報告ってめんどくさそうだな。
「クエスト達成です。ではこちらを」
出されたのは大銅貨二枚だった。
スライムの核って1つ中銅貨1枚かあまり稼げた様には思えないな。
「これってかせげたほうなのか?」
つい疑問に思ってしまいニナに話をふった。
「いやあまり稼げた方ではないは、一応このクエストはナッキーのレベルをあげるためだったからね」
本当にやさしい方でした。
心から感謝します。
「さて報告もし終えたし大猪の討伐を一緒にする人のところにいくわよ」
「他にも討伐しに行くやつがいるのか?」
「ええいるわよ。結構大きなサイズだから単独では、危険と判断されていくつかのグループでしか受けれないようになっているの」
「今回は緊急クエストだからランクに関係なくできるものは協力してもらいたいらしいの」
軽く聞いてギルドの隣にある酒場に向かった。