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まだ出発しません!

裸のままじゃいけないのでニナの予備の服をクレナが着ることにことになった。

以外にも出てきた服が白色のワンピースだった。

ニナの性格で考えたらもっとカラフルな服を出すと思った。


「クレナ~似合っているな♪」


可愛すぎる!

気に入って喜んでいるクレナを見ていると癒される。

これが親の目ということなのか。ニナもつられてはしゃいでる。

見た感じ同じくらいの子供が遊んでいるようにしか見えないけど。


「クレナ似合ってるーーー♡抱きしめたい~」


「まま、ぎゅーってしてください~」


ぎゅー


なんだろこれ?なんか無性に寂しい.....


「ぱぱもぎゅーってしてください~」


クレナが気を使って声をかけてくれた。本当に出来た娘だな!


なんだかんだで夜になってしまったんだが.....




「夜になったわね.....」


「そうだね......」


こうなると思っていなかったから食糧とか全然ないからね。

予定では、暗くなる前に違う村に行くはずだった。


「このままここで朝になるのを待つか」


「野営の準備ってあるか?」


「あるわよ」


魔法の袋(マジックポーチと勝手に命名)からすでに組みあがった簡易テントが出てきた。


「中入って見ておもしろいから」


「何が面白い!?なんだこれなんでこんなに広いんだよ」


テントの中に入ったらそこには、部屋があった。

ベット、風呂、調理場、普通のテントには、ない広さと設備だ。


「うわー広ーい」


クレナが初めて見るものばかりで目を輝かせてワクワクしていた。


「すごいでしょう!かなり前にダンジョンで拾ったものよ」


「なんでこんなもんがダンジョンに落ちてるんだよ」


「え!?しらないの」


まさか知らないということだけで驚かれた。だからさまだ全然この世界の常識しらないんだってば。


「ダンジョンっていうのは、魔力がとても充満しているところなの。そこに落ちている武器やアイテムが時たまマジックアイテムになることがあるのよ」


つまり魔力が充満しているところでは、冒険者が死んだときに残るものに魔力が少しづつたまり一定以上の魔力量になるとマジックアイテム化する。その中でよくあるのが聖剣や魔剣、呪われた武器の類だ。

武器は、比較的に魔力がたまりやすいようで噂では自分の魔力で魔法武器という名で作る鍛冶職人がいるらしい。普通の武器より強いがダンジョンで出来る天然の武器には、かなわないらしい。

それをふまえてダンジョンにテントを持っていく冒険者はいない。運よく何かがきっかけで出来たものだ。


「あーいろいろあったからつかれた。もう寝ようぜ」


「なら床で寝てね。私は、クレナとベットで寝るから」


「ぱぱとまま一緒に寝ないの?」


クレナは、悲しそうな声でいった。


「.....しょうがないわね」


ニナが折れた。


俺もベットで寝ることになったが.......








ドキドキしすぎて寝られません!

なんか言葉では、表現できないこのもどかしさ。












最終的には、床でねました.......

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