ダンジョン作り♪(出来るまでの間14)
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バケットの中には、これでもかというぐらいにサンドイッチがつめられていた。
サンドイッチの具は、シンプルに肉、野菜、卵が挟んであった。
「うまそうだな」
「食堂で急いで作ってもらったの。さあ、いただきましょ」
とてもおいしくいただけました。
朝たくさん食べたはずなのにおいしくてついつい手が伸びてしまう。特に肉がトロトロに煮込まれたものが甘辛くて美味しかった。
「さて暗くなるまでは、剣術と魔法を交互に特訓するわよ」
「まず剣術に関しては、素人当然だから少なくとも対人戦くらいは、出来るようにならなきゃ。」
訓練場にある貸し出し用の木剣を俺に渡した。
木剣は、歴史を感じるくらい使い込まれていてすぐに手に馴染んだ.
「さあ、その木剣を私みたいに構えて」
「こうか?」
その構えは、ゲームでよくある片手剣の構えだった。
「そうそう、そんな感じ。じゃあ私と同じ動きをしてね」
まずは、縦切り、薙ぎ払い、切り上げを真似して動きを覚えるため何度も繰り返した。だがまだニナみたいに鋭い動きはできない。慣れないながらもがむしゃらに繰り返していたらいつの間にか日が沈みかけていた。
「おつかれさま。あんなににも真剣にやっていたから途中で切り上げしずらかったからそのままにしていたけどまさか日が暮れるまでやっていたなんて大した集中力ね」
「.....すまん。やっていたらいつの間にか自分の世界に入っていて周りがみえてなかった」
流石に楽しくてやっていたらいつの間にかこんなに時間が過ぎていたなんて思わなかった。ちょっとでも鋭く剣をふれればカッコイイかな?と思って。
「まあ、魔法に関しては明日かな?明日も朝は、走るからしっかり体を休めなさいよ。少しでも強くなってもらわないと私のダンジョンがいつまで経ってもできないんだからね」
そういやそうだった。何気に冒険者やっていたから本来の目的をコロッと忘れて。
「そういやあダンジョンできたあとってどういう風に進めていく気だ?」
「そのことは、あまり公に出来ないからまた宿に戻った時に話すわ」
さっき普通に私のダンジョンって言ってたけど他の人に聞かれてないだろうな?
気になって辺りを見渡したが誰かいる気配はなかった。
ギルドで木剣を返して宿へと戻った。
「さて、さっきの話のことなんだけど予定としては、ダンジョンのモンスターをもう少し増やした後、当分は冒険者の仕事をしていくつもりよ。ダンジョンは、今のままだと大きく作ってもすぐ他の冒険者に気づかれて攻略されてしまうから、冒険者の仕事をしてランクアップさせてくつもりよ」
「了解。俺も今のままだと強いモンスターを作れないからな。当分はレべ上げとこの世界について知りたいからな」
モンスターを狩ったあとまだステータス確認してないからあとで確認しておかないとなこれからのこと考えるとこまめに確認しておかないとな。
「なら、そういう事で。」
話を終えた後ニナは、自分の部屋へと戻っていった。
さてステータスの確認でもしとくか。
これからは、忙しくなければ2~3日おきに更新していく予定です。