表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/32

ダンジョン作り♪(出来るまでの間9)

その大猪は、毎年何頭かこの村にくる。

そこにいたのは思っていたより数倍でかい猪だった。

家の二階ぐらいの大きさの猪だった。


「これ大大猪ぐらいあるじゃん。これは、確かに緊急クエストで出るわけだ」


まだ気が付かれるほど近くにいたわけじゃなかったから以外にも冷静に考えれた。

あ~あんなのとやるのか全員かかって勝てるのかな?

まあ毎年狩っていることだし皆さんだいじょうぶでしょ。


「これは、いつものより大きいな耐えきれるかな?」


少し心配そうにサタクがつぶやいた。

やっぱりあれは大きいのか。


「さあ行くか。狩り終えたら祝勝会だ!」


サタクが皆に命令を出して陣形をくみだした。

死亡フラグたった気がする。

俺とニナは魔法が使えるので主に大猪の胴体を狙うことになった。

サタクは土魔法で土壁を作り攻撃を受ける準備をしていた。


「ニナあれにどうやって攻撃を当てるの?」


俺がジャンプしたところで腹に刀がかする程度でしかなかった。


「そういやそうねこういう時の魔法を教え忘れてた。ごめんねすぐ覚えて♪」


「おい忘れてたとかいかんやろ下手したら命の危機やん。それをすぐ覚えてとか普通できないやろ?」


流石に教え忘れはやめてほしい。

さらにすぐ覚えてとか天才ぐらいしかできないだろあとチート野朗か。


「ごめんごめん。じゃあ私と同じ魔法を唱えてね<身体強化>」


「こうか?<身体強化>」


その瞬間、力が体から溢れてきた。


「さあいくわよ!」


全速力で大猪の側面に回った。

体が軽い風になったかのような気分だ。


「よーしやってやるぜ!」


側面から大猪に向かってジャンプ斬りをやってみた。

まるでトランポリンで跳ねたぐらい飛び上がった。


「すげー!こんな体験初めてだわ」


自由に体が動くとこんな気持ちいいなんて思わなかった。

攻撃は全く大猪を傷つけるまではいたらなかった。


「全然刃が効かねえじゃんかよ、、、」


「もうなにやっているのよ!刀に魔法をまとわせなさいそんな刀じゃ刃が効かないなんて当たり前よ」


忘れてた。

つい体が動くもんではしゃぎすぎた。

改めて刀に雷をまとわせて切りかかった。


「これならどうだ!」


ようやく大猪に傷をつけることができた。

ニナはまるで忍者のような動きで大猪に無数の傷をつけていた。

俺も見習って攻撃をしていった。


「おおやるじゃねえか」


大猪の突進を真っ向から受け止めているサタクが余裕の表情で声をかけてくれた。

てかこんな大猪よく何人で受け止められるよな。

討伐を開始して日がそろそろくれてきた頃ようやく大猪がよろめきだした。


「皆もう奴も限界だ押し切るぞーー」


「おおおおおおーーー」


渾身の攻撃をくらわしたところで大猪が倒れた。


「討伐完了!皆こいつを解体して帰るぞ」


日が落ち切る前に解体が終わって村に帰る準備をした。

解体中は、獣臭くて辛かった。

周りに解体の仕方を教えてもらいながら手伝った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ