ダンジョン作り♪(出来るまでの間7)
酒場はガヤガヤしていた。
とにかく汗臭い。
運動部の部室のような匂いだった。
「うわ男くさ!」
隣のギルドに行った後だと男共の集まりーみたいな感じだ。
「他のギルドだとギルドと酒場が合わさっているからもう少し清潔なんだけどね」
困った感じにニナが説明してくれた。
良かった~他もこうだとかだったら流石に行く気なくすわ。
なんやかんや酒場の入り口で突っ立ていると一人の男が近づいてきた。
「おう、お前さん達どうした?もしかして今日の大猪狩りのメンバーか?」
その男は、突っかかって来るような感じではなかった。
こういうのって突っかかって来るような展開だと思ったんだけどな?
小説と現実では違いは出るだろうそれに酒場の人は陽気な感じだし。
「ああそうだけど」
「それは、良かったあと一組参加すると聞いていたもんでさがしていたんだ」
「それはすまなかった」
「いいんだ、早速こっちへ来てくれないかそろったことだし打ち合わせしときたいことがあるんだ」
そう言われ奥の扉へ入っていた。
そこには二十人くらいの人がいた。
「さて今回大猪の討伐リーダーに選ばれたチーム「ホワブラ」のサタクだよろしく。では早速今回の獲物なんだが何人かが攻撃を受け止めつつ他の奴らで大猪の足をたたく攻撃を受けるのは俺のチームの盾役の奴にやらせるので遠慮せず攻撃していってくれ以上だ。他になんか意見があるやつはいるか?」
皆それでよかったらしく頷いている。
「では、一刻後出発する。それまでに各自準備をしておくように解散」
話は終わったようだ空いた時間少しは休憩できそうだ。
「じゃあそれまでに防具買いにいくわよ」
俺には休憩時間が無かったようだ仕方ない防具無しは怖い。
軽く休憩を惜しみながら防具屋へ向かった。
「らっしゃい!今日は何をお求めに?」
やけに元気のいいおっさんだった。
「初心者用の防具が一つ欲しいのだけれど」
「初心者用の奴ですね。少々お待ちください」
そういって棚から皮で出来たジャケットとひざ当てと革靴を出した。
「では、大銅貨5枚と中銅貨3枚ですね」
申し訳なさそうにニナに払ってもらい俺はサイズ合わせをしてもらった。
早く稼げるようになりて~男として惨めだわ。
「もうそろそろ時間ね。酒場に戻りましょ」
少し急いで戻った。
さっきは遅れてきたから集合ぐらい早く来ないとね。
こっちの人はどうやって時間をしっているのだろうか今度ニナに聞いてみるか。