ガチムチポリスのパンティーがヤバイ件
改心したチキン店長の1つ目です。
何を改心したんだか、ラノベでいきやす。
※超不定期更新。よくよく見ると所所が変わっているよ!
(2chについての賛否両論はあると思いますが、それを一旦置いて見てほしいです。)
0001 大伴のうp主 (2035年8月31日02:34:02)
俺……異世界行ったんだぜ……。
0002 ポークチーズ(2035年8月31日02:34:18)
>>>0001、釣り乙wwwww
0003 大伴のうp主(2035年8月31日02:34:25)
>>>0002、本当だって!信じてくれ無いと思うけど、俺は実際に行ったんだって!
0004 イングランド小池(2035年8月31日02:34:28)
>>>0001、画像うpはよ。
0005 大伴のうp主(2035年8月31日02:34:55)
>>>0004、写真なんか撮れるわけねぇだろw
0006 イングランド小池(2035年8月31日02:35:09)
>>>0005、釣りするなら画像ぐらい作れよw
出直してこい。
0007 大伴のうp主(2035年8月31日02:35:20)
>>>0006、釣りじゃねぇよw実際に言ってきたんだって!
0008 ビクシーナ(2035年8月31日02:35:24)
>>>0001、お帰りうp主。(遅スレ)
0009 大伴のうp主(2035年8月31日02:35:32)
>>>0008、ただいま。じゃないよねw
0010 イングランド小池(2035年8月31日02:35:39)
>>>0007、ならどうやって証明するしw
0011 大伴のうp主(2035年8月31日02:35:53)
>>>0010、これは1年前、俺が駅前でパンチラを覗こうと思ってた時だった……
0012 ポークチーズ(2035年8月31日02:36:01)
>>>0011、何か始まったしwww
0013 ビクシーナ(2035年8月31日02:36:03)
>>>0011、パンチラとかwww
0014 ハダカボーイ(2035年8月31日02:36:05)
>>>0001、なんだよw釣りかよwww
0015 イングランド小池(2035年8月31日02:36:09)
>>>12、13、14、オマイら落ちつけ。ショートストーリーでも始まりそうな予感がするぞ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
その後、うp主のSSは人気をうなぎ登りしていくことになる。これは、このスレッドが立つ前の話である。
⬆︎⇒⬇︎⬅︎
〜キチガイ〜正式に漢字で書くと気狂いと書く。精神状態が正常じゃないこと。狂気、乱心。またその人。狂人。
────広辞苑談────
「……ふむ。」
さてこれを聞いて何を思うだろうか?
もしかしたら、クラスメイトにこんな感じの奴がいたなぁとか思う人は多いかもしれない。
それは置いておき、何故こんな話をしたかと言うと、俺がそのキチガイだとクラスの皆から言われているからなのだ。
何故なんだか心辺りが無い。
成績だって、性格だって、運動だって、いたって平均な冴えない俺がなぜそんな不名誉な事を言われなくてはならないのか。
「いや、まてまてよ。」
何もしてないならば、そんな事は絶対言われないはずだ。要点を抑えて確認しよう。
1、自分は正常な人かどうか?
犯罪を犯していない点で自分は正常だと言えよう。今犯罪スレスレの事をやっているけどそんなの気にしない、気にしない。
2、狂気、乱心なお方?
狂気とか乱心とかは、ロリコンやヤンデレとかが、ぐひぐひ言ってる人とかの事を指してんだよな……
以上
………………つ・ま・り!
「俺は決して、キチガイじゃ無いって事だぁああああああああ!!!」
「何言ってんだ?絶対おかしいよ言ってること。頭ダイジョブ?」
「おう!俺は頭グッジョブだ!」
「くだらないよ!?」
さんさんと降り注ぐ日差しの中、その二人は陽の光から逃げるように駅の近くの生い茂る木に寄りかかって立っていた。
二人は何やらもめているようだった。
「何をいうぞわが友よ……かの有名なアインシュタインだって、俺と同じことをしてるんだぞっ!天才である彼はキチガイだっていうのか!?」
…………凄く、くだらないことで。
「あっさり、歴史人をキチガイにするなよ……第一、お前が駅前に行って女子のパンチラ見てくるわっ!とか言い出すから心配になって見に来たんだよ。」
「そうといいつつ、本音では見たいのじゃないかな?アレが。」
そう言ってこの男は、親指を突き立て少し後ろにさす。
無論、指の先にはキャピキャピという擬音が似合うJK……異論は認めない。
「それはまぁ男子高校生ならな……って何言わせてんじゃ!」
「気にすることないんだぞ……日本を訪れる外国人観光客が望むもの、1位が女子高生で65%だ!(某観光会社が秋●原にて調査。)」
「半分以上とかどんだけだよ!?」
「ちなみに、2位が長い白髭のおじさん、3位はモンスターだ。」
なぜかこいつはドヤ顔である。
「外国人も外国人だよ……まぁいい、俺は部室に戻るからな。」
「ふっふっふ、まったくお前はつくづく理解ができぬ奴よ……」
一人消えて、その木陰には一人残った。
涼しい風が木々を揺らしていた。
鳥たちは羽ばたくこと無く、風を感じている様であった。
しかし、まぁ……何と言えようこの男。
広辞苑を片手に持ち、ガリ勉をよそおっているこの男。
冴えない目、もっさりしている髪はいつも切れと言われている。
そのあげく、着ている制服も所々絵の具がついているようだ。
だが世の中不公平なものだ……そちらの世界も、こちらの世界もな。
何を隠そう、この男こそがこの話の主人公だ!
だがしかし、目立った特徴が無い。
たしかに、このままではただのガリ勉君だ。(ガリ勉君に失礼。)
しかし、さすがこの話の主人公なだけある。
よく見ろ、視線はがっちりスカートの下だ。
その行為は明らかに……「キチガイ」である!
………………………ふぅ。
「まぁ、こんな感じに書けばよろしいのでしょうかねぇ?」
その姿は美しかった。
全身に、緩やかでそれでいてくどくない、真っ白なようでとてもカラフルな衣服を身にまとっている。うなじからなぞるように生えるその羽は、ひと揺れすれば煌びやかに光っている。
「あなたには、これから頑張ってもらいたいですからね〜。」
その姿は、まさしく神様だった。
その神は、ゆっくり羽をばたつかせまがら「それじゃぁ……前フリは入れておきましたからね〜」とだけ言って、どこかへ去ってしまった。
彼女が見えていたのならば、間違いなく誰もが見惚れていただろう。
だがしかし、彼女の姿は見ることができるものはいなかった。
彼女はいる世界が違った。
どこからか、彼女の甘く優しい声が空を漂っていた。
「招待しましょう、私の世界に。キチガイの代表、浅葱蛍期君っ♪」
↑→↓←
「ヘェアックション!!」
独特のくしゃみをした。
……なんか、さっきまで誰かに見られている気がしたんだが。
「……気のせいか。」
周りを見渡すが、人が沢山いるためよく分からない。
まぁこんなご時世、視線なんて気にしてたら俺みたいなキチガイやっていけないんだけどね!
……………………。
「しかしまぁ、お天道様もよく頑張るもんだ。」
今日も日差しが熱い。
上から注がれる日光は、アスファルトで跳ね返りで俺にアッパーしてくる。
午前2時点で35°を超えたというのを、涼しい顔したアナウンサーが告げる。
きっと放送室の中は涼しいんだろうなチクショウ。俺はアナウンサーを呪いながら、大きな木の隣に設置されているベンチに腰をかけて、自分のパソコンを開く。
大きなファンの音を鳴らしたパソコンだ。
開くのは、2ch。
━━━━━━━━━2ch。
それは、近年になって発達した電子掲示板である。
ネットワークを使用して、記事を書き込んだり、閲覧したり、コメント(レス)を付けたりすることができ、情報交換や会話・議論などを行うこともできる。
俺は最近になってその存在を知り、今やドハマリというレベルにまで達していた。
今も俺はスレッドを立て、皆の反応を見て楽しもうとしている最中だった。
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0001大伴のうp主(2034年7月20日14:02:55)
駅前でパンチラ見れたら報告するわwww
0002ハダカボーイ(2034年7月20日14:03:11)
>>>0001お巡りさん、こちらですw
0003イングランド小池(2034年7月20日14:03:14)
>>>0001どうせ見れないチキン。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
なんだと!?今に見ておれ……。数分後にハァハァ言わせてやるよ!
駅へと入る前の階段に、今日も沢山の人がいる。
よくあんなに密集できるものだ。
そんな暑さを、むさ苦しさを払う様に俺は爽やかな汗を流す。
何してるかだって?
聞きたいか?
実はな……俺はな……。
階段前のベンチに腰かけて座っているだけだ。正確には2chをやってる。
え?
だってほら……ねぇ?暑ければ汗かくでしょ?
そこのお姉さん、「今世紀最悪臭の魚、東京湾に襲来!」みたいな顔するのやめてもらえます!?
分かりずらい?なら、「今世紀最悪臭のち⚫︎⚫︎、お椀に襲来!」みたいな?
え、ちょっとなんでドン引きしてるんですか、お姉さん。
稚魚ですよ、子供を大切にしましょうよ、特に俺を。
「それとはいい……こんなに人が多いと厄介だな……」
集団は見えやすくもあるが、見えにくさも同時に兼ね揃えていると言っていい。
「あっ!………クソ!もうちょいだったのに………!」
現在俺は、暑さ、むさ苦しさ、周囲の目線と格闘しながら任務を遂行中である。
なかなか周囲の目線という名のボスは強いですね、10分いるだけでめげそうです。
右手には、大事な父親のお金の形見である一眼レフを拵えて、左手はカメラマンっぽくおでこにひとつ。つけてみたはいいが、おでこじゃない気がしてきた。
カメラマンが髪ファサァとか……
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
0016大伴のうp主(2034年7月20日02:14:06)
写真撮影の日(SS)
今日は卒業アルバムに載る個人写真の撮影の日だ。
これは、大学で僚友から「出身高校の卒業アルバム見せてー」とか言われたり、同窓会でクラスメイトから「お前の高校のアルバムみせろよ。」とか言われたりして、見せなくてはならないやつだ。
そのため、特に個人写真の部分はしっかりした写真が求められる。
「はい、撮りますよー、3、2、1、あぁ。すみません髪の毛が、ファサァ……今度こそ撮りますねー、3、2、あ、またかよ。ファサァ……しょうがないなファサァ……」
……うん、殴りてぇ。
おっといかん、話がそれた。
俺からは、夢など無くなったサラリーマンが、汗をにじらせ明らかに夏バテの様子がうかがえる。
それにたいして、夢も希望も精力もある俺は元気いっぱい。下半身もキビキビ、ビンビン!(意味深)
何もかも今日の準備のためである。
今日の計画もまた、俺の夢に影響を与えるだろう。
俺の夢?
それは、そう!美少女カメラマンになること!それになれっれば、ポロリだって朝飯前!あんなことやこんなことも出来て、気に入った子はそのまま持ち帰って(規制)。
キャバクラじゃねぇよ!と聞こえたが気にしない。
私はカメラマンになるために修行中である。
つまり、ポロリをしても気にせず声をかけてあげることが大切になってくる。
それには、「耐性」をつけておくことが必要だと俺は思うんだ。
つまりだな……………見てみてみまくりゃぁああいいんだよ!!何をだって?パンツをだよぉおぉぉおおおおお!!!
「!……しまった……。」
つい、荒ぶってたちあがってしまっていた。周りの目が痛い………。
これはレベルとして、万引きを見かけた時に見る人の目。
つまり俺は犯罪者扱い!?
アラブ人の男性だけが、わかるよ~分かる、分かる。という目を向けてくれる。
その思いに目頭が熱くなった……別に「荒ぶる」と「アラブ」をかけているわけじゃないよ、うん。
不意に、目の前を超ミニスカートの人が通る。
……これは…………チャンスだ!
「そりゃー短くなりますよな、暑いですもんな。」
誰に話しかけているのだろうか?
スカートさんととか?
カメラを構えて階段の上方を見る。
あの短さなら……見える!
あと……5段!……3段!……1段!!!うおおおぉぉぉぉぉおおおぉぉぉ!!!!
待っていろ俺の息子よ!
今日のおかずは盛大だぞ!
………まぁ、こんなに都合良くは行かないもので。
「何……だと!?……」
手に持ってていたカメラを落としそうになった。
科学が生み出す悪魔の兵器(俺ver)とはまさにこの事だ。
「スパッツ……またお前は、俺の邪魔をするのかぁ!?」
あんなに込み合っていたのに、叫んだ俺の中心からは半径1メートルの円ができていた。
「いつもそうだ……俺が狙った女には……いつもくっついていやがったな!」
スパッツの食い込み具合がいいとかいう輩がいるが、俺はそんなに変態ではないっ!
(自分が変態行為をしているのを棚に上げていますが、温かく見守りください。)
「君ぃ……ちょっと来てくれるかな?」
ギクリと音がするような硬直を見せる俺。
後ろから肩をたたかれた。
うっすら横目で、後ろを見ると、紺色の壁。
Oh!……
ついに来たか、ポリスマン。
こんなことで捕まってしまうのか。
言論の自由はどこへいった。
パンツ教の宗教の自由はどこへ行ってしまったのか。俺はただ……パンツを拝みたいだけなのに!
いや……まだ捕まるわけにはいかない!
パンツを被る全ての人の為に……まだ負けるわけにはいかない!!
とりあえず……はぐらかそう。
「お勤めご苦労様です。私のことはよろしいので、他に困っている方を助けに行かれてはどうですか?」
「いやんねぇ……私はあなたに会いに・き・た・の・よ?♡」
「うげっ……」
恐る恐る、後ろを振り向く。
「そんなにおパンティーが見たいなら、私のだったら……いいわよ?」
なんで俺がパンツ見たいのシッテンダヨ。
自分の前に立っている人を薄目で見る。
スカートをまくしあげた男性がそこにいた。悲しかろう警察服は、コ・ス・プ・レ!
ガタイムチ婦人服警官(30代男性)が、THEオネェの格好をして待ち構えていた…………。
↑→↓←
向かい合う二人。
その姿勢はすでに臨戦態勢であった。
あんなに暑かったこの場が、一瞬のうちに凍りついた。
コスプレ趣味の健二さん(35)。
オネェで筋肉バカでガチホモである。
「くっ……まじかよ……」
まったくもって隙がない。
指先がおっぱいを狙う童貞のようにうねうね動いているのが気持ち悪い。
折角のかっこいい顔も台無しである。
しかも、その手は男のものしか揉まないと来た。
先ほどまで、半径1mだった円が3mほど大きくなっていた。
ただ、この大きさだと「やれ」と群衆が言っている様なものだった。
互いにしばらく沈黙が流れた後、以外にも健二さん(以後オネェと命名)がそのウネウネした手を下ろした。
それを見た俺も構えた手を降ろす。
「やぁ、またあったねケーキちゃん。」
俺は蛍期という名前なのでケーキと呼ばれる事がしょっちゅうある。
建二さんは、親しみを込めて言っているのだろう。
無言だった俺は、重い口を開く。
「またあったって……いつぶりどと思ってる?」
周りから、「あいつら良くやり合う仲間なのかよ……」と聞こえる。いや、「やり」はいらないから!
おけつの純潔は守られていますよ!!!!
そうこうしてるうちにカウントし終わったオネェがこう答える。
「100時間ぶりよ。その間会えなくて悲しかったわぁ……」
一見、長く見えるがよく考えろ。
「大の男が4日と4時間会えないでけで、さびしいとか言うな!ましてや彼女相手にならまだしも男相手とか気持ち悪すぎてどこから突っ込んでいいか分からない!……そもそも、なんで俺がここにいると分かったっ!?」
「オネェをなめちゃいかないよ……いや、もっと舐めて!」
「いろんな意味でアウトだよ!」
そういったオネェが袖をめくった。
警官コスプレの下には、日本国旗のマークと共に迷彩柄が浮かぶ。
自衛官コスプレ……あなどれぬ、この男。
「ちなみに現職よ。」
そういって飛んできたウインクは、華麗にスルーした。
自衛官現職風コスプレ……あなどれぬぞこの男ぉ!
「そんなことより、再開のハグね。」
げぇ……最悪な展開!
本能的に俺は逃げ出したが、数十メートル行ってそぐに襟首を掴まれた。
そのままっアーーー♂……的な展開予想したやつ、今すぐ死すべしっ!
後ろから抱きつかれただけだが、正直タックルを食らったのかと思った。
俺はアスファルトに転がった 。
「ふふふ、現職として肉体改造はしたわ……着れるコスプレ服が減ったのは残念だけど、イケメンと話す機会が増えたからどっこいどっこいだわ。」
そのまま締られる。
「ぐぅぉぉおおお……」
気絶しそうになるのをなんとかこらえる。
あぁ、あっちのチャラ男達楽しそうだな……信号無視とか。
頭に血が昇ってきた。
赤くパンパンに膨らむような気がする頭では、正常な判断が出来ない。
「んーっまっ!」
「なっ!?」
左ほほやや上に衝撃がはしる。
後ろから抱きつかれた状態で頬にキスをされた。
もう俺はどうでも良くなって、抵抗する気が無くなった。それと同時に意識も遠のいた。
薄れゆく意識の中、何と無くこんな言葉が浮かんだ。
ーーーー赤信号、みんなで渡れば怖くない。ーーーー
いや、みんなやっちゃダメだよ?
向かい合う二人。
その姿勢はすでに臨戦態勢であった。
あんなに暑かったこの場が、一瞬のうちに凍りついた。
コスプレ趣味の健二さん(35)。
オネェで筋肉バカでガチホモである。
「くっ……まじかよ……」
まったくもって隙がない。
指先がおっぱいを狙う童貞のようにうねうね動いているのが気持ち悪い。
折角のかっこいい場面も台無しである。
しかも、その手は男のものしか揉まないと来た。
さすが、主人公より先に名前を書いただけある。
先ほどまで、半径1mだった円が3mほど大きくなっていた。
ただ、この大きさだと(やれ)と言っている様なものだった。
互いにしばらく沈黙が流れた後、以外にも健二さん(以後オネェと命名)がそのウネウネした手を下ろした。
それを見た俺も手を降ろす。
「やぁ、またあったねケーキちゃん」
「またあったって……いつぶりどと思ってる?」
「100時間ぶりよ。その間会えなくて悲しかったわぁ……」
一見、長く見えるがよく考えろ。
「大の男が4日と4時間会えないでけで、さびしいとか言うな!ましてや彼女相手にならまだしも男相手とか気持ち悪すぎてどこから突っ込んでいいか分からない!……そもそも、なんで俺がここにいると分かった……?」
「オネェをなめちゃいかな……いや、もっと舐めて!」
「いろんな意味でアウトだよ!」
そういったオネェが袖をめくった。
警官コスプレの下には、日本国旗のマークと共に迷彩柄が浮かぶ。
自衛官コスプレ……あなどれぬ、この男。
「ちなみに現職よ。」
そういって飛んできたウインクは、華麗にスルーした。
自衛官現職風コスプレ……あなどれぬぞこの男!
「そんなことより、再開のハグね!」
げぇ……最悪な展開!
本能的に俺は逃げ出したが、数十メートル行ってそぐに捕まった。
後ろから抱きつかれだが、正直タックルを食らったのかと思った。
「ふふふ、現職として肉体改造はしたわ……着れるコスプレ服が減ったのは残念だけど、イケメンと話す機会が増えたからどっこいどっこいだわ。」
そのまま締められる。
「ぐぅぉぉおおお……」
気絶しそうになるのをなんとかこらえる。
あぁ、あっちのチャラ男達楽しそうだな……信号無視とかしてな。
頭に血が昇ってきた。
赤くパンパンに膨らむような気がする頭では、正常な判断が出来ない。
「んーっまっ!」
「なっ!?」
左ほほやや上に衝撃がはしる。
後ろから抱きつかれた状態で頬にキスをされた。
もう俺はどうでも良くなって、抵抗する気が無くなった。それと同時に意識も遠のいた。
薄れゆく意識の中、何と無くこんな言葉が浮かんだ。
ーーーー赤信号、みんなで渡れば怖くないーーーー
いや、みんなやっちゃダメだよ?
⬆︎➡︎⬇︎⬅︎
「う……うぅん……ん?」
目覚めたら目の前には美女がいた。
しかも膝枕。
なんとういうシュチュエーション、誰かに自慢したい。
「あっ!」
「あっ……。」
バッチリ目があった。
……何があった!?
こんな感じで行きます。
キチガイに幸せは訪れるのか!?
それは俺にも分からん!