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プロローグ+幼い夢+

最近、とある夢を何回も繰り返して見るようになった。


それは幼い頃の私と、誰だか分からない男の子が出てきて、

二人で仲良く楽しく遊んでいる夢だった。

大きなお屋敷の中でかくれんぼや鬼ごっこをしたり、

どこかのお花畑で、花冠を作ったり小鳥に餌をあげたりと

特に変わった様子もなく、幸せそうに遊んでいる夢だ。


だけど、いつも同じところで目が覚めてしまう。

それは男の子が一輪の青い花で作った指輪を私の左手の薬指に

はめて、私の手を握り、何か話し出そうとする瞬間だった。






今日もいつもと同じ夢を見るつもりだった。


けれど今日の夢は、いつもと少し違う。


いつもなら最初はかくれんぼをするところから始まるが、

今日は何故か毎回目が覚めてしまう指輪のところから始まった。

彼は同じように指輪を作り、私の指にはめ、手を握る。


そして彼は口を開く




「大きくなったら、僕のお嫁さんになってください」






その言葉を聞き終えるや否や、私の目の前は真っ暗になり、

何も見えなくなってしまった。




…………一体、この夢はなんなのだろうか?

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