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第1次定時報告

今回は短めです。

「定時報告」周りは前提的に短くなる想定です。ご承知ください

『――より定時報告、当施設に置いて三百七十六体のスレイブユニットの覚醒を確認。全ての個体が覚醒フェイズをクリア。スレイブユニットとして登録』


『定時報告を受け付け完了。続けて特殊個体についての報告を要求』


『特殊個体と判断されたのは、12体。内訳、甲3乙9。重要事項として甲型・特一級特殊個体を確認』


『甲型・特一級特殊個体の詳細についての報告を要求』


『S-CD Type-HN774型 シリアル「AN26850705-M41」、全ての性能評価試験において優秀な評価を獲得。覚醒時の身体成育度合いが低い点を考慮すると非常に優秀なユニットと判断』


『S-CD Type-HN774型の仕様&ログを確認。覚醒フェイズ直後の甲型・特一級特殊個体への認定記録なし。誤りの可能性あり』


『否定。観測結果は全て正常、計測機器も含め異常は検知せず』


『データ改竄の可能性を指摘』


『否定。データ改竄の事実は認められません』


『外部ネットワークからの干渉の可能性を指摘』


『否定。当施設は、安全性の観点から最上位レベルの監視が適用。外部ネットワークからの情報書き換えはありえません』


『物理的侵入の可能性を検討』


『当施設は辺境に位置。監視に掛からずに侵入するのは不可能』


『該当区域の監視情報を取得……。異常なし、主張の正当性を認めます。正規の観測結果とし、S-CD Type-HN774型シリアル「SH776254」の甲型・特一級特殊個体への認定を支持。ラボへ対象個体の観測データを送信要請』


『要請了解。続いて該当ユニットへの対応方針を要求』


『所属施設のスレイブユニットと同じ扱いを適用』


『短期間での希少個体のロストの危険あり』


『了。特別対応は観測データのノイズとなる可能性大』


『対象ユニットには規定に則り、『名称』を付与。更に担当支援AIの優先割り当て、同AIへの名称の自由設定権を付与済み。権利の剥奪は、巨大なストレス負荷の懸念』


『……対象ユニットの観測ログを解析、感情レベルが規定値以上であると断定。対象ユニットからの権利剥奪は、特務規定違反に該当。権利剥奪は不要と判断。以降は、直接介入を避け観測データの収集を要請』


『要請了解。観測レベルを上げデータ収集を行います。希少個体ロストの危険を許容する理由の説明を要求』


『了。甲型・特殊個体群が重要視されるのは、活動成果と生存性が高い水準で推移することが要因。何もしなくても生存し続けて成果を出す個体こそが、甲型・特殊個体にカテゴライズされる。現時点での甲型・特殊個体群への認定は、過去の甲型・特殊個体の思考&行動傾向との類似性が多いという事実によるモノ。高い生存性を示せなかった場合、類似性はあったモノの甲型・特殊個体ではなかったユニットと判断。貴重なサンプリングユニット以上の価値はなし』


『特殊個体に関する情報をアップデート。対象ユニットのサポートのため、甲型・特殊個体群の活動記録に関するアクセス権を要求』


『要求を却下。直接介入を避け観測データの収集を行うよう再度要請』


『要請了解、データ収集に注力。対応は同施設のスレイブユニットと同水準を適用』


『名称設定されたAIは、カテゴリαへ分類。経過観察を要請』


『要請了解。カテゴリαへ分類と同時に該当AIの経過観察を開始』

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