表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夜の魔法  作者: 海月依存症
1/3

Epilogue

暗がりに満ちたある街。リアレナ街。

そこには、スラム街に住む親を亡くした孤児達や、有り余るほどのお金で贅沢な暮らしをし続ける富裕層など、たくさんの人々が様々な環境を耐え抜きながら住んでいた。

そして、この国や街を支配しているのは、ロトバトと言う王族民達だった。

ロトバト民達は大昔に、多くの国民を犠牲にしてまでも、守らなければならなかったものがあると言う。

その詳細は明かされてはいないものの、生き残った国民からは多くの非難があった。

そこから、国はどんどん壊滅に向かっていった。

しかしある時、一人の青年によりそれは防がれた。

その青年は、何も明らかにせず、立ち去ってしまったと言う。

ただ、国民の目に焼き付けられたのは、灼熱の炎のような真っ赤な目と、月明りに照らされて光る白銀の髪。

さらに、闇に呑まれるような真っ黒なマントから垣間見える月と太陽のタトゥーだった。

そして彼は国民に向かってこう言った。

「今必要なのは、争いや憎しみではない。しかし、協力や同情でもない。今必要なのは、一人一人の意思なのだ」と。

その言葉を心に焼き付けた国民たちは、それぞれ本当の感情を思い出し、散らばって行ったという。

それから数十年がたった。

これは、この時代に生きる一人の勇者の物語。


?「ここが、リアレナか…」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ