勇者物語③改
改訂しました~
駄文にお付き合いください~
扉の向こうは、本だらけだった辺り一面本が山住になっている。
「魔術師のリルナさん?リルナさーん!!どこですかー!」
本の山の1部が崩れ声が聞こえてきた。
「はいぃ~リルナはここですぅ~手を貸してくださいぃ~」
本の山から気が抜けるような間延びした声が助けを求めてきた。
手が出てる方に俺は本を退けて手の元にたどり着きその手の主を山から引きずりだした。
その主は薄い紫色の長髪をして顔は髪に隠れて見えなかった。
「本に埋もれてどうしたんですか?」
「本を読んでたらぁ~いきなり本が崩れてきてぇ~埋もれたんですぅ~ところでぇ~あなた確か勇者さんとして喚ばれた方ですよねぇ~」
「勇者になったつもりはないですよ。」
「されにっいきなり、お前は勇者だとか、魔王討伐しろだとか!言われても、意味がわからない!!」
「ふぇ~怒鳴らないで落ち着いてくださいぃ~」
「あっすみません、話してると自分に降りかかったことに腹が立ってしまって、あれ?でもなんで俺が喚ばれたってわかったんですか?」
「あぁ~それはですねぇ~これのお陰なんですぅ~」
そして彼女は本の中に手を入れて、手と同じ大きさの鏡を取り出した。
「これはですねぇ~持ち主が見たいと思ったぁ~光景を見せてくれるんですぅ~さらにぃ~声まで聞こえる優れものですぅ~だからあなたがどうしてここに来たのかもわかってますぅ~」
「だったら、教えてください!俺は家に帰ることができるんですか!!」
「すみません~リルナにはあなたを帰す方法がわかりません~」
「そ、それは…もう家に…帰れな「いいぇ~帰れますよ」
「あなたは~レンティスに喚ばれてぇ~ここに存在してるんですぅ~」
「それってどういうことですか?それに、レンティスって何ですか?」
「レンティスは聖剣ですぅ~王さまがぁ~持ってたやつですぅ~」
俺は【王】が持ってた【光輝く剣】を思い出した
「あの光輝やいてた剣ですか?」
「やっぱり光って見えたんですかぁ~」
そのとき、彼女の薄い紫色の髪に隠れた瞳が見えた、彼女の髪と同じく薄い紫色をしてその瞳は喜びに満ちているようにかんじられた。
「それってどういう?」
彼女は本の山を漁りある本を俺に満面の笑みを浮かべ差し出した。
「リルナ達には聖剣はただの綺麗な剣にしか見えませんよぉ~。この本【聖剣レンティスの伝説】のここ読んでみてくださいぃ~」
彼女はある1文を俺に指差して見せた。
「【聖剣レンティスに選ばれし者には聖剣の加護が与えられる】」
「これがその聖剣が輝やいて見えたことに関係あるんですか?」
「ありますよぉ~なぜならぁ~かつて存在した勇者は聖剣が輝いてた見えるといっていましたからぁ~」
「昔も勇者がいたのか!!??」
「はいぃ~いましたよぉ~」
「その勇者はどうなったんだ!!?」
「わかりません~記録では魔王討伐後に消えてしまいまったそうですからぁ~」
「消えた?元の世界に帰ったのか?」
「おそらくぅ~だからあなたも魔王を討伐すれば帰れますよぉ~」
「そ、そんなの無理だ!!俺はただの人間だぞっ!」
俺はただの高校生の人間なのに魔王なんて倒せるわけない!
「違いますよぉ~あなたはこの世界においてはただの人間ではありませんよぉ~さらに聖剣の加護もありますしぃ~」
「この世界ではただの人間じゃないってどういう意味だよ?それに加護があるって何でわかるんだ?」
「あなたは上位世界の人間ですからねぇ~加護があるのがわかるのはこの【聖剣レンティスの伝説】が読めたからですぅ~
「だから意味が」まずはぁ~!!加護について説明しますねぇ~それまでは疑問が有っても話が終わるまで黙っててくださいねぇ~」
今の彼女には有無言わせね迫力があった
「あっああ…わかった」
俺の言葉を聞き彼女は満足そうに頷き、
「では説明しますねぇ~よーく聞いてくださいよぉ~」
駄文にお付き合いいただきありがとうございます。