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勇者物語①
駄文にお付き合いください~
「おはよう、母さん」
俺の1日は、何時もこうやって始まる。
「おはよう、ユウ。早くご飯たべなさい、学校に遅れるわよ」
「はいはい。毎日毎日同じこと言わなくてもわかってるって」
これまでも毎日同じようなことを繰り返し、これからも繰り返されると俺は漠然と考えていた。
しかし、そんなことはなかった。
「ごちそうさま、母さんそれじゃあ学校いってくるよ」
「いってらっしゃい、忘れ物してない?」
「してないよ、じゃいってきます。」
そう、まさかドアを開けたら、光の塊のようなものに包まれるなんて想像できるわけない。
お付き合いいただきありがとうございますっ