筋肉オタク画家は戦争英雄の幼馴染を描きたくない!

筋肉が大好きな駆け出し肖像画家ヴィオラは、幼馴染の下級騎士（筋肉皆無）のルーカスに自分の肖像画を描いて欲しいと頼まれる。
会えばいつも軽口を叩き合うヴィオラとルーカス。内心めんどくさいと思いながらヴィオラは「戦争で英雄になったら描いてあげる」という条件のもと、ルーカスが戦争に出征する前に約束をした。
5年後、ルーカスは一度もヴィオラの元に戻らず戦争に行ったきり、一方ヴィオラは、肖像画家としてのスキルを磨きつつ、徐々にその腕前が貴族たちの間に噂になってきた。ある日、ヴィオラのアシスタントのエマから「ルーカスが戻ってくるそれも、戦争で英雄になった」と聞かされる。
まさかまさか、あの筋肉がない下級騎士「ルーカス」が戦争英雄になって帰ってくる！？
ヴィオラ好みの筋肉になって帰ってきたルーカスの秘めた恋心と筋肉の行方はいかに！？