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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約3年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

0《ゼロ》の魔法剣士。~【無効化】魔法という前例がないために適正なしと判定された少年は、魔法の名家を出て冒険者となる~

作者:あざね
 ――魔法という存在が、あらゆる力の頂点に立つ世界。


 ルイン・アークライトは、名門魔法使いの家系に生まれながら『ゼロ』という蔑称で呼ばれていた。
 なぜなら、彼には魔法の素養が欠片ほどもなかったから。適正なしと判定されたルインは、一族の中でも爪弾き者扱い。まもなく入学する予定となっていた魔法学園でも、同じことになると思われていた。
 そのことを重く見たルインの父、アデルは彼にこう告げる。


「お前はこの家を出て、別の道を歩め」


 半ば勘当とも取れるそれに、ルインは絶望しアークライト家を出ると決意した。
 同じく王都の安宿に身を置くことになった少年は、ひとまずの日銭を稼ぐために冒険者となる。
 いつ追い出されても良いように――と、人知れず剣の鍛錬を積んでいたルイン。そんな彼の実力は抜群とまで言わずとも、平均以上のそれを誇るようになっていた。
 しかし、どこまでいってもこの世界は魔法というものが上位になる。
 冒険者ギルドでも他の魔法使いが優遇され、また彼らも他の者たちを下に見ていた。

 だが、ふとした拍子にルインはギルド最強と名高いパーティーに目を付けられる。
 その中の魔法使いに絡まれ、攻撃魔法を放たれようとした時――。

「や、やめろ……!」

 とっさに相手の腕を掴んだルイン。
 すると、魔法使いの魔力の高まりは消失するのだった。


「これって、まさか……?」

 その場から逃げ出しながら、自身の身に起きたことを思い返す。
 そして、ルインは確信するのだ。

 自分の中には、前例のない唯一無二の力が眠っていることを。


 これは才能がないと蔑まれていた少年が、その評価を覆していく物語。

オープニング
第1章
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