第96話 休ませてみた
今回、第96話!
自分で話の区切りだ、と
括っている所です!
正直、想定通りには
いってないなあ、とは思います。
此んな所で区切り?とは
思う気もします。
が、ちいちゃん、やっと
村に帰ってきて、此れから再び
日常を始めるぞー!という
感じには成ったのかな?という
気がします。
あ!区切りだ、とは言っても
別に終わりはしませんよ?!
未だ準備も完了していない
感じではないですか!
「こんなに朝早くからお出掛けするの?」
母が自分に問う。
「今出ないと間に合わないかと思う事が有りまして」
自分は母に応える。
「そっかー。はい!」
ぎゅー。
「何をそんなに急いでいるの?」
「新しく村に来たヒト達に、ご飯を食べさせなければいけなくて」
「そっかー♡ちいちゃんはお利口さんね♡はい!」
ぎゅー。
「じゃあ、ちいちゃんはライナちゃんとメイちゃんのお姉ちゃんとして、しっかりね♡」
「は…はい」
「はい♡」
ぎゅー。
………
さっきから、はい、ぎゅー、って、何?って?
母が両腕を広げてWELCOMEの体勢に成るのだ。で、自分が抱き付く、HUGする訳だ。
此れが、強制なのだ!母は満面の笑顔なのだが、圧がものっそいのだっ!!
笑顔だが目は笑っていない、なんてのもちらほら有るが、下手なソレよりも、
逆らうのが恐ろしい感じがするのだっっっ!!
笑顔というのは元々威嚇の顔だった、なんてのが凄く、すっごく納得出来る
雰囲気なのだっ…!!
自分、俯いてプルプルしちゃっているのだっ!!
「ねえちいちゃん♡まま、行って来ます♡って、言って?」
「えー…?」
「言って?」
「お…お母さん――」
「ま・ま!」
「だってネネはお母さんって言ってるじゃ――」
「ま・ま!!!」
「………ま………まま……」
「声小さいよー♡ま・ま♡って!」
注文増やさんといてえぇぇぇぇ??!ヒドいよ!此の母酷いよおぉぉぉ!!
「もっと甘えて言って?」
甘えるって、強制するモンじゃないですよねっ?!!
「まま……行って………行ってきまっ……」
「まま♡って!」
「………まま♡行ってきます♡」
「はわぁあぁあぁ♡可愛いぃいぃいぃ♡♡」
五月蝿えよ!無理矢理言わせておいて!
今度は母の方からぎゅうううううっと抱き締められた。
自分から抱きついたのではない分楽だった…………はあ……
なんて一幕が有った後。
「今日一日、休ませて…下さい………ガクッ!!」
刀鍛冶の弟子候補の一人が言う。
弟子候補達それぞれの部屋に自分が出向くと、皆ベッドでダウンしているのだ。
「全員同じ様な感じだから、気にしないで良いよ」
「全員?」
「全員の部屋を見て回った」
此の弟子候補が最後な訳だった。
「げ………元気だね?」
「何て事無い」
「あはは………」
弟子候補は言葉も無い、という所だが。町人がヤワ過ぎるだけだろう。普通の
町人は住んでいる町から一生出なくても割と普通なんだろう。
其う成ると、何日か掛けて村までやって来た弟子候補達は、其れだけでも勇気が有ると言うか、一念発起して来た訳だな。初日から王都を出る事無く抜けて行った奴等も責める事は出来ない…かなあ?
「元々今日は様子を見に来ただけで休んで貰う積もりだったから。
昨日言った炊事の道具を揃えて来る」
「本当に元気だね……………って?」
「ん?」
「キミ、何だか昨日より幼い感じがしない?」
「何でやねんっ!!」
ヒトは日々成長するモンだろが!!
「師匠はですね、お母さんに会って赤ちゃんに成ってしまったのです!」
「赤ちゃん言うなああああああああああああ!!!」
未だ言うかライナめがっ!!
「だって師匠、お母さんのおっぱい吸ったじゃないですか」
「手前もな?!!黙って?頼むから!!」
「ふふふ♡お母さんのおっぱいを吸って、わたしもお母さんの子に成れました♡」
「前からバカだバカだと思って居たけど、ホントにバカだねっ!ライナ!!」
「師匠酷~い♡」
冗談だとでも思ってんのか!妥当な評価ですっ!(断言)
「あのぉ~、キミ達?男の前でなんて話してるんだい?」
弟子候補が申し訳なさそうに言う。話題に耐えきれなかったのだろう。
「………聞いた?」
「其りゃあ、まあ」
聞こえますヨネ。耳が正常なら。
「消すしか無いな?!」
「恐えよっ!!理不尽だよっ!!」
弟子候補は本当に恐ろしそうだ。其う言えば、実力、もっと言えば戦闘力は
さんざ見せたっけ。
戦闘力を計ろう!ピピピ…ピーッボオン!!………何でもないですけど。
所で、戦闘力が十だって、威張って言っている不良が居たマンガが有ったのだが。どっかに現実的に数値にしている基準が有るのだろうか?其のマンガ?とっくに時代に埋もれているだろうけど。だってフリョーですよ?ダンナー☆
ププーッ!!(笑)
「あー…じゃあ行って来るね?」
「あ……うん。有難う……」
弟子候補は恐ろしげだが一応礼を言った。悪かったな!恐がらせて!
其して弟子候補達の仮初めの住まいを出ると。
「又一人で村を出て来る気かよー!」
ワットが待ち構えて居た。シャールとピュアも居る。
「昨日言ったでしょう。ご飯を作る道具を揃えて来なきゃあ」
最低限は獲物を狩れば作れるだろうが、原始的に過ぎるだろう。
「オレ達も行く!」
「村を出たからって面白い事無いよ?」
「其んな事無えよ!ちいは狡いんだよ!いつも一人で村を出るじゃないか!」
おお!狡い、詰まりチートか!…なんて下らない事考えている場合ではない!
「外は危険が一杯なんだよ?」
何だか物凄く今更な感じはするが!諭すには細かい事には目を瞑る!!
「ちいは何時も外は危険、と言いますが」
シャールが口を挟んでくる。
「百聞は一見に如かず、なのでしょう?」
うおお?!シャールに聞かせた事有ったっけ?!!とは思うが、其れを知っているという事は、うん、シャールが聞いている所で言ったのだろう!
「何だ其れ?」
ワットは知らない様だが其れが普通だ。
「いくら言って聞かせても、実際の一度の経験には劣る、という事です。
だからいくら外は危険、と言われても、僕達にはピンと来ないのです。ですよね?」
シャールは態々自分に確認して来やがった!一筋縄ではいかない奴めえ♡しかも付加疑問文ですよ?奥さん!isn't it?ですよ?ウチの子、なんて知性が光る子なんざんしょ!!
「ふー…仕方ないなあ。どうしても村から出たいと言うのなら!
いざという時は自分の身だけは自分で守る!…って、覚悟はする事!
其れが条件!!」
「だーいじょうぶだよ!其ん位!!」
ワットは条件を出したら反射的に返してくるが。
「危機管理というモノは、絶対大丈夫なんかじゃないっ!!…って前提で気を付け始めなければいけないよ?」
「え?ダメって事か?!」
「僕は、ちいが前から言っている事を、ちゃんと覚えて気を付けていますよ!」
シャールはワットが不利そうと見て直ぐに補足するが。
「気を付けて居たからって、安全とも言い切れない!ってのが厳しい現実という
モノなんだよ」
「ううっ」
シャールも流石にまごつく。以前言っておきたかったが言えていなかった事だ。やっと言えた!
「結局の所、例え何が起ころうと、他の誰にも責任は持って行かない!自分が
決めた事だから!…というのが、大人の覚悟と責任というモノなのだよ」
「オレはカクゴ出来るぞ!」
「僕もです!」
ワットもシャールも威勢良く言う。ピュアが何も言わないのは何時もの事だ。
「ふー………君等が自己責任は自分で果たす!…と、言ってみた所で、家族はどう思うかなあ?」
「其れ、僕達にはどうしようも無いですよね?」
「やっぱ駄目って言うのかよっ!!」
いやいや、子どもはやっぱり責任は負わされるべきではないし、心配するヒトの存在を知っておいた方が良いよって、言うだけなんだけどね?
「村を出るなら絶対、絶対に!無事に帰って来る!約束だ!」
でないと、自分が君等の家族から責められちゃうよ?って、ね。
「あ、ああ」
「はい、分かりました」
ちゃんと言った事は聞いてくれる!良い子達だ♡
「ふっ!ふふっ…其れにしても!
此れだけ言っても付いて来たいんだね♡甘えん坊さん達め♡」
「違ええよっ!!ちいだけ何時も村から出るのが狡いからオレ達も出るんだよっっ!!」
ワットは即座に反発するが♡素直になれない意地っ張りさんめ♡
慈しみが籠った眼差しで見詰めてしまったかな♡
ワットは不満だが諦めた、という表情をしつつ、ぼそりと言う。
「ちいって、帰って来たらお母さんそっくりに成ったな」
びしりっ!と!凝固する音が聞こえた!気がした!
……………あ!自分からだ!
「そそそそ其りゃあ、親子は見た目は似るモンじゃないかな??かな???」
「いや、見た目の話じゃなく、言う事が!」
びししっっ!!
ワットの言う事に、益々凝結した!!自分がっ!!
「いやいやいやいやいや!違うよね?!あの母親だよ?!サラさんの事だよねっ??!」
いや、村の中ではどの母親も似た様なモンだろうけどっ!!
「其んなに狼狽えているのは、ちいも何処か否定し切れないから、ですよね?」
びきびきびきっっっ!!!
シャールからも口撃が来たあああっっ!!
自分、永久氷壁に封じられちゃうよおおお??!
「……………………行こうかぁ…………………」
どうにか、という感じに、言った。あれえ?自分、もうライフゼロか??
「大丈夫かよ?!」
「あはは…お母さんに愛されているじゃあないですか!ちい!!」
ワットが心配してるよ!!だっ大丈夫さっっ!
シャール!!フォローの積もりかも知れんが、アレは重いだろう!重過ぎる
だろうっ!!
母性も程々にね!!くれぐれもねっ!!
今週は忙しく成りそうです。
年度始めですものね!
其う!年度、というモノは、
昔は年の区切りが春だった、という
名残なのです!
勉強に成りましたね!いや、
何処で役に立つか!って、
訊かれたら困りますけど!(笑)
あ、其れでですね!
忙しいのなら日曜日に
出来る限り執筆してしまおう!と
思う訳です。はい!
2019/07/09 3:50
一ヶ所訂正致しました。
と、言いますのも、
文字の順番がおかしな所が有った為です。
並べ替えただけで
文字の数は変化してはおりません。
時々文字を変換する時
カーソルが変な所に移動してしまう事がありますね!
指が当たる加減でパソコン様が
クリックされたと判断なされてしまうから、
なんですけどね!




