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第86話 ギルマスとの会話続く様です

 何その題名!!…って、

思ったのですがね?

 内容がね?

ホントに何其れ?ってね?

 ちいちゃん、

他の魔法使いを見た事無いからね?

 知っていそうなヒトに

聞きたい訳ですよ!

「先ず、ですね。風の(エア)ドラゴンの真似とは、どう言う事です?」

 アイマの町、という所の冒険者ギルド。其処のギルドマスターが尋ねてくる。

 自分の村に帰る道中、ヒトさらい集団に出くわし、捕縛ほばく…いや縛ってはいない

なあ。ヒト攫い集団が皆汚かったから。触りたくなかったの!

 其奴そいつらを牢にぶち込むまで手伝ったら、報酬が貰えるという事で、冒険者ギルドに行ったら応接室まで通されてギルドマスターが出て来ました、と。

 ギルドマスターが言うには、自分、普通じゃないんだって☆ヒドいなあ!

 其れで使った魔法について訊かれて居るのだ!今ココって所だ。

「どう言うも此う言うも。見て、同じ様にやってみて、出来た。其れが真似というモノでしょう」

「あのですね……見たからって、真似出来るものでもないですよね?」

 分かった。其う言う事か。

「自分、魔法を見るがんが有るからね」

 参考にしたのは気象予報の天気図です!なんて此の世界で言っても通じない。

さて、何て説明したものやら。

「魔眼………ですか?」

 やっぱり分かんないよねー!

「力、と言うものは。目には見えないですが、物体を動かしたり、熱や光を発生

させたり、と。何かが其処に在る、と、感じる事は出来るもの…お分かり頂けますね?」

「え?ええ……其うですね?」

「ならば其の、見えないけど在る何かを見よう、と、一生懸命意識し、意識し

続けて…実際に出来たら、其れが魔眼です!見る魔法…の一種なのでしょうね」

「何だか途中でざっくり省略されたみたいな説明かと思いますが?」

「それ以上は聞かせるだけの説明では何とも。マスター、練習でもしてみます?」

「え?え゛え゛??今??」

 駄目そうだな!

「其の魔眼でドラゴンを見た結果。

 管状の結界を目標点まで伸ばして空気を押し出す、其れが風の(エア)竜の(ドラゴン)吐息ブレスだった

のですっ!!」

 ばばああああん!と、マンガ的には焦点ハイライトが当たる場面っ!みたく言ってみたが。

「管?結界?伸ばす?空気??」

 ………駄目だった。聞こえてはいるが理解が及ばない。

「自身が呼吸をしている。其れはお分かり頂けますね?ならば呼吸とは、目には

見えないけど周りに在る何かを吸って吐いている。其れもお分かり頂けますね?

 其の、目には見えないけど周りに在る何か、が、空気です。

 結界とは、力を一時的に物体の様に形作ったモノ、と言いましょうか。非常に

もろいですが。

 脆いので、非常に沢山の結界を重ねて束ねて、其れで何とか実用可能にする

のですね」

 やっぱり意味は通じていなさそうだった。魔法が使えるヒトに話した方が

手っ取り早いのだが。

そもそも、魔法の教育やら継承って、どう成っているんです?

 魔法使いギルド的な組織か何かが在ったりとか?」

 ファンタジー小説の元祖みたいなのでは魔道士協会なんていうのが在った!

手加減一発岩をも砕く!…いや、何でもありませんけど。

「いやいやいや!少なくとも、冒険者ギルドでは組織を形作る程の人数の魔法使い等確認出来ておりません!

 教育は、個人が誰か魔法使いに弟子入りする形のみ、でしょう!

 其れこそ、貴方はどうやって魔法を身に付けたのです?!」

 組織が出来る程には居ないのかあ。ファンタジー小説の元祖みたいなのでは

魔法…というか魔術を使って戦う方が多数派だったけどなあ。身体能力だけで

追い付くのは一寸ちょっと無理なバトルだと表現したいのかね?で、少数の、剣だけで

戦っている人物キャラが身体能力凄いんだぞ、とか。主人公じゃないからって、全体的に

良いとこ無しなんだけどな!がうりいさんとか。

 あ、もう一つ。知ってる?こだわるヒトが、魔法と魔術をごっちゃにしちゃった様な話を見たら怒っちゃうよ?

 呪文じゅもんやら動作やら魔法陣まほうじんやら魔道具を使う様なのは魔術だな!

 対して自分は言葉も動作も図形も道具も使わない!だから魔法と言っている!

 まあ大雑把な分け方だけど!細かく言うと小一時間は掛かっちゃうんじゃない?

「自分はねえ。出来るかな?と思って試してみたら出来ちゃった」

 其れから、此処ではどうやったって手に入らない文明の利器を渇望かつぼうして、という気力が大きかった、と思えるのだが。文明の利器なんて説明仕様がなさそうだな。此処で文明の利器など出て来たらオーパーツに成っちまうよ!

「出来るかな?って………試してみたって………」

「其れで痛感したのがねえ。やっぱり他のヒトはどうなのかなって、全然

分からないんだよねえ。

 けど冒険者証で認定される職業に魔法使いが有るんだから、全く居ない訳では

ない、と」

「成る程、察した訳ですね。貴方は賢さも感覚の鋭さも相当な様ですね」

「それ程でもありません」

「………淡々と言いますね?謙遜なのでしょうけど、貴方が其う言っては他のヒトが立場無いですから」

 そんな事言ったらうちの子達は相当優秀って事かい。其れでも村人の子は一生

日の目を見ないモノなのかね?ならば、と提案してみよう。

「ふうむ。分かりました!こうしましょう!

 個人的に師事するだけでは発展は見込めないものです。ので、冒険者ギルドで

魔法使い間の連絡を密にしてもらう。其処で先程説明した魔眼、と、風の(エア)竜の(ドラゴン)吐息ブレスの話をすれば、誰かが分かるのではないでしょうかね?」

「え??無料タダで、教えて、広めてしまおうとおっしゃる??!」

 んん?ギルドマスターが気にするのは其処なのか?

「二十人以上の相手に一遍に攻撃出来る魔法は知られていないんですよねえ?

戦力増強になるんじゃないかなあ?」

「いやいやいや!無料で教えてしまおうというのが問題なんですよ!!」

 確かに。日本人の感覚では、たかが喋った言葉で金を取るなんて考えないが。

其れでも情報は大事、と、何となく位は誰でも思ってはいるだろう。余所の国では情報に料金が掛かるのは当たり前だし。

 無料の場合、面白半分で覚えたり使ったりしようなんてやからが必ず出てしまう

ので、料金の高さで調節して、そんな輩を抑制するべき、と、ギルドマスターは

言っているのだ。

「お金取るとなると、マスターに魔法を見せないといけないですねえ?」

 其れが面倒臭いと思ったのだが。風の竜の吐息だったら、威力の調節が自由自在だし、怪我はさせない様には出来るし、今、此処で、見せるか!

「良いですか?此れから、魔法で、マスターに風を当てますからね?」

「え?」

 マスターは呆けているが。もう当てる!勿論、顔が面白く成らない程度で!

 ぶあっ

「おあ?!!!」

 音はあんまり分からない程度だが。髪がなびいたので傍目はためにも分かる。

如何いかがです?」

「ええ?今のが?二十人超の相手を吹き飛ばした魔法?」

「此れ、威力の調節が自在なので、弱めにしたんですよ」

「………鼻息?」

 スッと。目が細まったのが自分でも分かる。

 ほぉぉう?そんな事言っちゃうか。やっちゃうか!

 此処は室内だが、管状結界を曲げれば長さはどうとでもなる。ヒトが

吹き飛ばない程度だがぎりぎり位で!

 ぶぉあっ

 ギルドマスターは。面白い顔に成った。

「「ぶはは「あはははははははははははふははははあはははははは!!!」」」

 ちょっぴりお上品に笑ったのがメイで。ライナと自分は思いっ切り大爆笑してやった!

 ギルドマスターは一人で応対している訳ではなく、隣りにサブマスターも座って

いるのだが。サブマスターには見えていなかったろう。マスターと二人して呆けて

いる。

 だがマスターがのける位には威力が有ったので、今度こそ分かっただろうな!

「えー…と。では魔法をもたらした報酬ですが……」

「ふひゃひゃはははははあふはははは!」

「あのー…指差して笑わないで頂けます?」

 無理だな!ライナとメイも未だおさまってないしな!

「ぶっふ!じゃ…じゃあ大銅貨一枚で!くくっ!」

 大銅貨一枚は八百円位かな?

「いやいやいや!そんな金額では示しが付きませんからね?!!」

 確かに、著作権やら特許やらって、そんな金額じゃあ成り立たないだろうね?

「でも相場も分からないし!ぶふう!」

「いい加減笑いんでくれません?

 魔法のお値段ですが………魔眼が大金貨二枚、風の(エア)竜の(ドラゴン)吐息ブレスも二枚、合わせて

四枚で如何ですか?」

 大金貨四枚って、三千二百万円位…か?

「ほう?値の付き方の理由は?」

「先ず、攻撃魔法は値段が大きくて当たり前です。してや前代未聞の攻撃範囲が有る様ですから。しかし、其の攻撃魔法を身に付けるには魔眼が前提に有るのですよね?そうなると、魔眼自体は地味ですが、攻撃魔法より安い訳にもいかなくなりますね」

 ほうほう、魔法自体は理解出来ていないのに、仕組は把握した、と?流石ギルドマスター!

 其れはそうと、三千二百万円。現代日本では一寸、一生暮らせるとは言われないだろうけれども。

 此の世界でなら普通に暮らせそうだ。此の歳にして、此れから先自由に暮らしていけるぞう!ひゃっほう♪なんてな!

「勿論、ギルドの記録に貴方が魔法をもたらしたと残されます。

 しかし、ですが。流石に一度で払える金額ではありません。分割して、何度か

此処にかよって頂けると有難ありがたいですね。其して、偶々(たまたま)にでも魔法使いの方と此処で

出会ったら、直接お話して頂けたら、と、思います。

 ただし!ギルドの者立ち会いの元で!です!!無断で!無料タダで!教えてしまう等

無き様に!!」

 しっかりしているな!まあ、荒くれ者共である冒険者をギルドは管理しなければいけないからな!

 やはりギルドで知らぬ間に強力な魔法が広まったら不味いのだろう。報酬には

利権やら口止め料やらが含まれている、と。

 其して、此処に通って分割で報酬を受け取る、というのも。確かに一遍には

払えない大金というのも有るだろうが。此処に何度も顔を出せ、という口実

だろう。

 此の町のギルドのはくけと言おうか、目立たせる為。自分、此処のギルド

マスターが初めて出会ったランク6冒険者だからな!

 基本、何時いつ死ぬか分かったものではない冒険者への報酬は、その場で一度に払うもの、である筈だ。其の方が信用問題的にも良い筈。けど自分は一寸死にはしないだろう、と。客寄せパンダの料金も入っているよー、と!

 一応、余所の冒険者ギルドでも受け取れる筈だが、間違いなくマスターは嫌な顔をするだろうし、手続きがとても面倒に成るだろう!さっさと諦めて大人しく此処に通う事になる程に!本当にしっかりしているな!!

「ではそう言う事で!所でぇ、ですが」

 自分にも他の魔法使いを見てみたいという理由が有る!文句は無い。次いでに、処分して貰いたいものを差し出す。ヒト攫い集団退治に使った木刀だ。

「此れ、焼却処分してくれます?」

「はあ?其れは?」

「ヒト攫い集団退治に使った木刀です!」

「ボクトー?何やら聞き覚えが……」

「あいつらをぶちのめした武器ですが、汚れたなぁ…と思いまして」

「はっ!!トナー・リーの町で売り出された武器!!木製なのに中々凶悪な武器だとか!!」

「ヒト聞き悪いですねえ。兎角、汚らしい奴らをぶちのめすのに使ってしまった

ので捨てます!出来は良かったんだけど、ねえ?」

「其れ!何処どこで手に入れたので?!!」

「手に入れた、と言うより自分で作った」

 お陰で、木工の腕が上達しちゃったよ!

「そんな!!余所の町で売っているものを勝手に?!!」

そもそも、売り始めたのが自分だもの。刀を売る前提として」

 いやあ、村長には木刀なんぞ売れないだろうって、言われていたけどね!

何が売れるかなんて予想がつかないモノだね?

「はあ??!カタナ?!!其れって、トナー・リーの町で金髪の幼児がマキワラ

とか言うまとをスパスパ斬りまくっているという、あの?!!」

「何だってえ??!」

 聞き捨て成らない話題がポンポンと!

 あれえ?未だギルマスとの会話、引っ張るの?

 某ファミレスで

朝食バイキングを食べました☆

 だから何?って?

 ちいちゃんも

臨時収入が有った事だし、

弟子候補達を連れて

たらふく食うぞ~☆と

いきたかった所ですが、

未だ行けない様だなあ、と。

 2019/03/27訂正致しました。

 誰が言った台詞かが多少は

分かり易く成ったのではないか、と

思います。

 台詞の内容は全く

変わり有りません。ご安心ください。

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