第418話 ランク昇格試合其の後
「お早う御座います! 土曜日早朝です!
……朝と言えるでしょうか?」(実況風)
「程良い時間帯ではないでしょうか。
天気も……まあ降らないと思います」(解説風)
「あれ? 試合は終わったのに
実況解説……ですか?」(実況風)
「筆者は出て来られなかったのですね。
気にしてももう仕様が無いでしょう」(解説風)
「ははは……冷たいですね……!
で、どう展開するのでしょうか?」(実況風)
「後処理、みたいなものでしょうか。 ではご覧下さい」(解説風)
ランク昇格試合は終わった!
見世物としては!
中々だったんじゃない?(笑)
で!
後日
王サマ? にご報告(笑)しなきゃいけないから!(笑)
其れ迄は王宮暮らしかな?(笑)
だって試合場は王都の騎士訓練場だもの!
顔合わせない訳にはいかなかったんだよ!
ヒト付き合いって……
メンドくせえ……!(渋々)
で!
王宮に帰ると!
「お帰り~♡ お目出度~う♡」
なんて!
乳母メイド達に抱き締められる!
いや自分は何も言わんが!
触れ過ぎじゃあね?(汗)
問題には成らないの?!
「さ~あ♡ 今晩は♡
おっぱい三昧だね♡」
「何其の地獄?!」
乳母メイド達は恥ずかしくないの?!
……いや。
恥ずかしがっていたら
乳母メイドなんか出来ないか……!
赤ん坊とはいえ
他人に授乳するんだもんな?(汗)
其れにしてもはっちゃけ過ぎじゃねえ?!(泣)
「だっておっぱいはね?
出し続けるには飲ませ続けないといけないからね?」
「聞きたくないです結構です!」
「飲ませる相手が居ないと
乳母同士で吸い合っているんだよ?」
「聞きたくねえって言ってんだろっ?!」
お仕事ご苦労さん?!
もう此の乳母達ヤだ!!(泣)
王との顔合わせの場は翌日設けられた。
まー……!
最速なんだろうね……?
自分は神!!
村の子達♡は御使い!! 詰まり天使!!(超絶大爆笑)
って王サマから認められているので!(超超絶大爆笑)
場は王城謁見の間だが
自分達は立ったままであった!(超超絶大爆笑)
あ!
家臣達も跪くんだねえw?(笑)
立ったままなのは本当に特別待遇なのであった!(笑)
「面を上げい!」
王サマが言って
お話は始まるのであった!(笑)
うん面倒くさいやあなw?
「善くぞ来た!
武神並びに御使い達よ!
皆の者見るが良い!
彼の者達が武神の里の神々である!」
あれw?
「御使い」も神に入れちゃうのw?
宗教観いい加減だなw?(笑)
世の中其んなモンってか!(超大爆笑)
後は
下々の者達が勝手に解釈するよ! って?(超絶大爆笑)
だから宗教なんか
みんないいかげーん! なんだよな!(笑)
けどお偉いさんのお言葉だから
雑に扱うと命が危ういという?
面倒くさいな? 本当に!
「成れば御使いに勝てた我が騎士メイザスは
「半神」位とは呼んで差し支え有りませぬかな?」
成る程!(大爆笑)
王サマは手の内に
箔の付いた駒が欲しいんだね!(大爆笑)
どうぞどうぞだよ!(超超絶大爆笑)
成るべく村の子達は駆り出されたくないからw!
メイザス程度で済むなら使っていて?(超大爆笑)
「どうぞ!
まあ。
土が付いた我が使いは
幼い上に気が滅入っていた所でしたがねw!」
良いよと言いつつ
シャールきゅん♡も庇っておかなきゃあ♡
シャールきゅん♡だって
弱くて負けた訳じゃあないよ! と!
「承知はしておる!
其の後には
武神の手で叩かれておるからなw!
しかし!
メイザスも「武神の加護」を授かっておるのですよなw?」
仰々しい様だが
“薬丸自顕流”を教えてやった! って事なw!(笑)
「如何にもw!」
自分も尊大に応えるとも!(超絶大爆笑)
場合によっては其れが大事!
だったりするんだよ!(大爆笑)
結局此の場は何だ? って!
貴族達に「武神」と「御使い」を見せ付けて!
後メイザスが「半神」に成りましたー☆(超絶大爆笑)
って発表する所なんだな!(笑)
「今回の試合は明らかに
神々は皆様が予選を突破し、
本戦も半神たる我が騎士が一度勝たせて貰っただけ、
後は神々の戦いでしたからなw!
如何に神のお力が凄まじいか分かるな?」
王サマは家臣に言って聞かせているのだ!(笑)
此処にはテレビも無え! らじおも無え!
だからね!(超超絶大爆笑)
王サマが
えむしー(笑)やらなきゃいけないんだね!(超超絶大爆笑)
意外というか
王サマ変な所で忙しいんだな!(大爆笑)
其して王サマが間違った事言ってしまわないかという
お目付役! 其れが宰相なんだね!(超大爆笑)
此れが国王陛下の実態だっ!(超超絶大爆笑)
うわー☆
全然偉そうじゃあねえ!
変な役職!(超超絶大爆笑)
頑張ってね?(超超絶大爆笑)
其れから!
冒険者ギルドにも顔を出さなければいけなかった!
今回の試合は冒険者ギルド主催だからね!
やはり会議室みたい、というか其のものな部屋で!
ギルド職員と村の子達が一堂に会する!
他の選手、余所のおぢさん達(笑)が
其の後どうしたのだか?(笑)
訊いてみよう☆(超超絶大爆笑)
「他の選手達は多くてランク一つ上がっただけですからな。
此処で処理しましたわい!」
答えるのはMasterだ!(笑)
「貴女方は……
最寄りのギルドでご相談下され」
隣ーりーの町……おっと!(大爆笑)
トナー・リーの町でだな!(超絶大爆笑)
所で。
「アナタ」って、どんな意味を込めた?(汗)
其れは村の子達は見た目には
みんなメイドちゃん♡なのだが!(汗)
いや身分証明たる冒険者証も
全員「女」なんだけどね……?(汗)
村の子達は外の文字を知らないから
誤魔化せているのだが!(冷や汗)
知れたら大騒ぎだあね?(汗)
其んな事とはつゆ知らず!
Masterはニコニコと続ける!
「今回の催しは大成功でしたな!
次回はどうしましょう?」
……
オイオーイ!(汗)
「馬鹿の一つ覚えって、ご存知です?」
「うっ?!」
「今回の試合で
ランク6は二人だけに成っちゃったでしょう?
どうやって選手を集める気です?」
今回の催しでランク6が全員集まったとは思わないが!
というか知っている内にも
来なかったランク6が居るが!
ランク昇格試合はやる度に
出場選手集めに困る様に成る!
其れが分かるのが
先を見通せる者! という事かっ?!(超絶大爆笑)
案としては!
試合への出場に応じる事で
ギルドの要請に応えた! として
ランク5をランク6に上げてやる!
……なんてすればもう少し選手を集められるし!
ランク5から上がれない者達への
救済措置にも成るだろう!
ランク5と6の違いなんて
名の有る誰だかから
依頼を受けたかどうか! だけだからね!(笑)
けど此れは此れで狭き門だろうな!
其れから!
ランクが7以上に成った者は
シード選手、みたいな感じで
ランク7同士の試合から参加出来れば
もっとランクが上げられる! かも知れないので
もう少しだけ参加選手を増やせるだろう!
とまあ!
案は有るが!
今は提案しては上げないよ!(超大爆笑)
だって面倒くせえもん!(超絶大爆笑)
どうしても! というなら
自分で思い付けば良いのだ!(大爆笑)
「ぅうーむ……!」
ぅうーむじゃあねえよMaster!(超超絶大爆笑)
「別な催しを考えるのが建設的です!」
と言っておいて上げるよ!
ランク昇格試合ばっかりじゃあ
本当に馬鹿の一つ覚えだからねっ!
いやまあ。
見世物にしても
王都の中ですら行き渡ってはいないだろうけど!
やっぱり文明度が低い世界だからねっ!
「左様ですか……!」
一寸は自分で考えてえ?!(超超絶大爆笑)
仕方ねえなあ……!
「冒険者体験ツアー! とかどうです?」
「む?!」
「冒険者は護衛依頼として!
客は……精々隣町との往復で!
位でも冒険者を間近で見られる!
なんてイベントはどうです?」
其うすれば!
冒険者に成ろう! なんて考えているヒトが居たら
参考に成るんじゃあないか?(笑)
冒険者証は町に住むだけのヒトにだって
身分証明として行き渡らせたいものなのだしw!
隣町迄行けばランク2を与えられるじゃねえ?(笑)
うん!
中々のあいであ(笑)じゃあないかw!(笑)
「危険ではないですかな?」
「ランク1の者だけで隣町に行くよりは安心でしょう!」
ランクが1から2に上がる条件が
町から出る仕事の達成! であった!
其れ位でも!!
野盗との遭遇は有ったからな!!
野盗ったってな!
物盗まれて終わり! じゃあないぞ?
少人数なら殺されるのは当たり前じゃあないか?
文明度が低ければ
被害者を逃がした方が犯罪が発覚するからな!!
もう野盗というより兇賊と言った方が早いな!!
冒険者ギルドを浸透させて
以前よりは死亡率は減った様だが!
もっと細かい所は調整した方がより良いだろう!!
因みにティーエの前世(笑)が
ギルド創立前の冒険者だったとか!(笑)
うん。
死ぬのが当たり前な職業? だったらしいぞ?
「うぅむ!
今少し知恵を授けて下され!」
おいMaster!(超超絶大爆笑)
ジジィなのは面だけか!(超超絶大爆笑)
大丈夫か? 王都の冒険者ギルド!(超超絶大爆笑)
「武神殿は
ランク11の冒険者でもあらせられるからのう!」
少しは悪びれて?!(笑えないっ!)
此んなだったので
試合の後も何日か王都に留まったのであった!(嘆息)
「えーっと……?
何を実況すれば良いのでしょうね?」(実況風)
「話題などどうとでも成ります。
昔懐かしい『スレイヤーズ!』などは
後書きが「金色の魔王」と作者の
掛け合いなどやっておりましたね。
……第三部は立ち消えな様ですが」(解説風)
「コワい事言わないで下さああああああい!!
何も聞かなかった! 良いですね?! うん!」(実況風)
「まあ売れなきゃあ続けられない。
プロの世界は恐いですね」(解説風)
「ぎゃああああああああああ!!
聞こえない聞こえない!!」(実況風)
「其れから。 一冊読み切りの作品で、でしたが。
「実況」と「解説」が名前に入っている
変なキャラクタが居りましたねえ。
我々も名乗ってみますか?」(解説風)
「いえ結構です……!」(実況風)
「ま、先はどう成るか分かりませんが。
どういう形でもやり様は有る、という事で。
又次回! としましょう」(解説風)
「では又お会い致しましょう!」(実況風)




