第417話 絶招!! 猛虎硬爬山!!!!!!
「今晩は! 水曜日に日付が替わった! ……のは確実ですが!
時刻は何時に成るでしょう? という状況です!」(実況風)
「ははは。 又変わった言い様ですね。
取り敢えず今晩はと言っておきましょう」(解説風)
「ランク昇格試合も決勝戦!! どう成るのでしょう?!」(実況風)
「まあ。 常識で考えれば、と人物を考えれば、で
変わってきますかね」(解説風)
「と言いますと?!」(実況風)
「まあ見てみましょう。 列王選手対ちい選手です」(解説風)
「さあぁあ!! 刮目しましょう!!」(実況風)
ランク昇格試合!! 決勝戦!!!!
列王対自分だ!!!!
もう始まったのだが!
取り敢えず自分は軽く一撃放ちました☆(笑)
ってなw?(笑)
うん!
審判からは
「当たった!」って判定もらえない位なんだよw!
当たったら其れで試合終了だからねえw!(笑)
セコい事を言えば!
「当たった!」とあぴーる出来てしまえば
威力が無くても勝てちゃうな?(超絶大爆笑)
自分は其んなセコいマネしないがなっw!(ニヤリ!)
さてw?
列王の奴を焚き付けてやらんとなw?
「うるとらさんレオは二分四十秒なんだから
さっさと本気で来いやw?」
勿論ごっこだし!(超絶大爆笑)
番組でも「過ぎてね?」って!
突っ込まれる所も有るんだけど!!(超超絶大爆笑)
「ふふふw♪ 分かったw」
列王……
何で其んなに自然に
お姉さんな笑みを浮かべる様に成ったか……!(泣)
いやアホの所為なんだけどね?(泣)
兎に角!!
列王の本気が来る!!!!
何つーかw?
目で分かるっつーかw?
ふっ
八極拳では
気を吸うのも吐くのも鼻でするのだが!
どどどどんっっっ っ
“四六式冲捶”!!!!
“馬歩献肘”!!!!
“馬歩”から腕を振り回して
掌側を右、左、と当てる“虎爪掌”!!!!
止めに第二関節側を突き出す“虎爪掌”!!!!
絶招!!!! “猛虎硬爬山”!!!!!!
解説しよう!!!!(超超絶大爆笑)
「絶招」とは!!!!
切り札、奥の手である!!!!
日本的に言えば「必殺技」だな!!
一部では
「実戦で必殺技とか言ってられないよ~w!」
なんて言うが!
自分は下らない言い合いする気は無いので!
各自が勝手にごちゃごちゃ考えて下さいっ!(笑)
“四六式”とは前に出した足が前後に真っ直ぐ、
後ろの足が左右、詰まり横向きという立ち方だ!!!!
“冲捶”は縦拳!!!!
“馬歩”は両足の間より
両膝の間が狭い立ち方だな!!
“献肘”は身を沈める肘打ち!!!!
身を沈める時に発生する“勁”を
“沈墜勁”と言う!!!!
“虎爪掌”とは!!!!
手を握る!!!! ……のだが!
グーではなくて!!
指の第二関節、で良いんだよな?
先端ではなく根元側の関節を突き出す
手の形だ!!!!
此の掌側で打つ!!!! のと、第二関節で打つ!!!!
の二つの使い方をするのだなっ!!!!
止めの“虎爪掌”には
“沈墜勁”!!!! “纏絲勁”!!!! “十字勁”!!!!
の三つの“勁”を乗せる!!!!
“纏絲勁”は!!!!
身を捻って繰り出す力!!!!
“十字勁”は!!!!
片手を攻撃で突き出す時
もう片手は腰に引く動作で発生する力なんだな!!!!
空手では散々
「コレで攻撃するのがバレバレ」「当たらない」なんて
貶されているのだがな!!!!
中国武術でもやってんだよ!!!!
此の連撃が“猛虎硬爬山”だ!!!!
「猛虎」ってのは「虎爪掌」で打つからなんだな!!!!
……武壇という系統には
“虎爪掌”の連打が無いとは言うのだがなっ!!!!
って訳で!!!!
格ゲーじゃあないけれど!!
コンボ技なんだ!!(超超絶大爆笑)
まー一撃力むよりも
連撃の方がtueeとは誰でも思うか?(超超絶大爆笑)
其んな絶招“猛虎硬爬山”!!!! だったが!!!!
「ご苦労さんw?」
自分は避け切ったさw!
しかし此処で止まっちゃあいられまいw!!
ゲームのキャラじゃあねえんだから!!(爆笑)
って事で!!!!
ふっ
どどどどんっっっっ
更なる列王の連撃!!!!!!
其の度“震脚”するので
地響きが凄い!!!!
まあしかしずっと攻撃し続けられる訳もなく
程なく止む!
其処で自分はバク転バク転バク転!! と!
列王と距離を空ける!!
其してうるとらさんレオお決まりのぽーず其之一!
右拳を腰に引いて
左掌を照準として突き出す構え!!!!
ビシッとキめた所で!!
うおおおおおおおおおおおおおっ っ ! !!
観客席が沸きに沸く!!
だってw!
列王のド派手な“震脚”も
他では見られないからなw!(笑)
しかしド派手な“震脚”の主、列王は
のんびりな顔して!(超大爆笑)
「其のバク転、必要無いよね?(微笑)」
とか言っているし!(超超絶大爆笑)
確かに村の子ども達♡がやっていたら
止めたいか?(大爆笑)
あ! セツがやっていたな!(超超絶大爆笑)
流石に薙刀持っていたら出来まいがw!
其う!
自分等には本来“難波”が有る!!
バク転は必要無い処か
「止めなさい!」モノなんだけどw!(笑)
やっと突っ込まれた!(超超絶大爆笑)
けどなw?
「うるとらさんレオごっこだから☆(良い笑顔)」
って事なんだよ!(超超絶大爆笑)
もっと言えば
此れは見世物!
えんたあていんめんと! だからな!(超超絶大爆笑)
“難波”は地味だと叩かれる事だろう!(超超絶大爆笑)
所で列王の反応だが!
「其っかー♪(微笑)」
だから
幼子をあやすお姉さんな顔するなよっ!(笑えない!)
……さて!
「残り時間も考えないとなw?」
うるとらさんレオの主題歌を魔法で奏でているのは
残り時間を大体見る為も有る!(大爆笑)
ボクシングでもアマチュア、のジュニア? なんかは
一ラウンド二分でもキビしいみたいだけどなw?
其う考えると
此の試合!
決勝戦迄残れば~だけど三試合有って!
一試合三分以内で片付けても!
ボクシングなんかと比べても
中々体力が要るんだなw!
結構結構!(超超絶大爆笑)
んじゃあ話を進めますか!(超絶大爆笑)
「喰らっても泣くなw?」
「泣かないよ~♪(微笑)」
だからへにゃっと笑顔を浮かべるな!(泣)
「真・神速突き!」
触れれば良いや~! ……ってのではなく!!(笑)
当たれば効くヤツをなっ!!(獰猛な笑み)
「!」
未だ少しは時間残っているが!
抑もうるとらさんレオは
時間ギリギリ迄戦うのはあんまりないんだ!!
撮影時不況だったから
特撮は少なめ! ってのもあって!(笑えない)
けどなーw?
うるとらさんしりーずって、バトルシーンは
結構切り貼りしていて?
映像がちょこちょこトぶんだよ!
まあ
実際はもう少し手間掛かっているんですよ?
ってかw?(笑)
短く纏めてまーす☆ ってなw!
……個人的には
ココ切り貼りしない方が良くね?
って所が有ったり?(大爆笑)
って訳で(?!)どーん!!!!
どっ
「っ!」
やはり列王は身を退いて当たりは浅いが!
今度は「当たった!」という反応をしてしまった!
よって!!
「武神ドラゴンスレイヤーちいタダノの勝ち!」
と成った!
わああああああああっ っ ! !
再び盛り上がる観客!(笑)
「あ…… 負け?」
列王はボケているかの様だが!(爆笑)
主審は当然異世界人だからなw!(笑)
言葉の意味は考えないといけない!(大爆笑)
「ああ其うだw!
ま!
此れは試合だからなw!」
今のは倒れる程には効いちゃいなかったw!
って事!
「試合以上の事なんて出来ないでしょうw!(苦笑)」
……
オイオイオイオイオイ!(汗)
“猛虎硬爬山”、
弱いヤツなら死ねる攻撃だぞ?(汗)
分かっていないの?
兎に角!(汗)
此れにてランク昇格試合終了!
列王はランク10!
自分はランク11に成った!!
11って半端だねー? って感じだが!
アレだな!
ランク6が片手の指では足りない!
飛び抜けている!! って事だったから!
11なら両手の指でも足りない!!
もっと飛び抜けている!!
って認識で良いだろ?(超超絶大爆笑)
さあ表彰台ってヤツだ!(超超絶大爆笑)
三位決定戦なんてやらないから!(笑)
メイザスとネネが同じ高さの段だな!(爆笑)
……
酷えデコボコな並びだな?(超超絶大爆笑)
一位の自分が低めで
二位の列王がボーンと高く!(超超絶大爆笑)
三位のメイザスが自分より頭の位置が高い!(大爆笑)
同じく三位のネネがガクッと低い!(超大爆笑)
でっこぼこ!(超超絶大爆笑)
此んなだけど観客はお喜びでした☆(大爆笑)
で!
取り敢えず賞品はメダルだな!(笑)
飾りにしか成らないメッキの!(大爆笑)
紙も割と高級品だから
リアルで賞状とか無いからな?(笑)
ランクは。
3以上には職業が付くのだが
話は此れから、だなあw?
回復職はどう成ってんだろう? って思うのだが!
「試合」じゃあ回復職の付け様が無いか!(笑)
仕方ないw!
「ちい選手勝ったあああああああああああああ!!
ちい選手優勝だあああああああああ!!」(実況風)
「優勝というのも此の試合では一寸違うのでは、
と思いますが。 まあ其うですね。
因みに「優勝」というのは実は
「優勝劣敗」という四字熟語の一部なのです」(解説風)
「おお?!
えっと? 其して?」(実況風)
「列王選手、試合としては負けですが
見所は何と言っても「絶招」でしょう」(解説風)
「おお?!
“猛虎硬爬山”!! ですね?!」(実況風)
「因みに八極拳漫画『拳児』では
作画のヒトに上手く伝わらなかったのでしょう。
手が間違っています」(解説風)
「おぉおぉお……
今言っても単行本を持っているヒト
居ないんじゃあないでしょうか……?」(実況風)
「どうでも良い事です。
其れより……
ゴールデンウィーク特集みたいな積もりで。
『自分劇場』等久々にやりますか?」(解説風)
「え゛……?
実況解説から其方へ行くんですか?
初に成りません?!」(実況風)
「初でも何でも。
筆者が引っ込んで出て来ませんからね。
何なら実況さん、
筆者の前で踊ってでもみます?」(解説風)
「『古事記』ですかっ?! 「天岩戸」ですかっ?!
踊りませんからねっ?!」(実況風)
「では。 此処から行ってみましょう。
『自分劇場』です」(解説風)
「はっじまっるよおぉおぉお!
……とでも言えば良いんですか?!」(実況風)
『忍者シャっとりく自分』(超超絶大爆笑)
或る晩の事。
テレビで「忍者特集」等とやっていた!
番組が終わって。
「ケンイちい! もう寝なさーい!」
「はーい! マ…… マっ……!」
「?」
「ママとか言えるかああああああ!!!!(赤面)」
「あ、うん。 お休み?(汗)」
「お休みなさい母上!!」
「ケンイちいが言うの?! 其れ言っちゃうの?!」
「お休み列王お母さん!!」
「ぎゃああああああああああ??!!
其れ言っちゃ駄目えええええええええ??!!」
兎に角
ケンイちいは自室へと行った!(大爆笑)
すると!!
「……」
「……」
ケンイちいはスマホを取り出し!
「お待ち下されええええええええええ!!」
ケンイちいの部屋に居た人物が
絶叫した!
「其処は親御殿を呼ぶ所で御座ろう?!」
ケンイちいの部屋に居た人物が言うが!
ケンイちいは冷静に述べる!
「不審人物の言う事は聞けないな?」
みんな気を付けてねっ!!!!
不審人物の要求は突っ撥ねてね!!!!
絶対だよっ!!!!
「で? 何者?」
「服装で分かるで御座ろう?!」
「変人!」
「忍者で御座る!!
シャっとりカンゾウと申す!!」
「自分はミツバケンイちいだ!(尊大)」
「宜しくお願い致す!」
「通報を?」
「居候を!! で御座る!!」
「はっはっはw! 面白い事言うなーw!」
「大真面目で御座る!!」
と。 いう訳で。
父母と揃って
ご対面! と相成った。
「懐かしいなあ母上!」
「え? 何が?」
「母上も居候ってやって来たんだよなあw!」
「ごっちゃに成ってる!!
此処じゃない話とごっちゃに成ってるよ?!
其れに何で息子が
其んな事知っているの?!」
何やら母子でゴタゴタが起こっているが!(笑)
「おほん! 兎に角!
キミは居候したいと?」
父が話を進めた!
「親御さんはどうしたのだね?」
「修業の為
親元を離れるので御座る!
置いて頂ければ
出来る事は何でも致す所存で御座る!」
「ふむ!
原作ではなあなあで居候が決まるが!
常識として其れは言っておかなきゃなw?」
「何でケンイちいがパパより偉そうなんだ?!」
「ぷっw! パパだってワットきゅーん♡」
「止めんかっ?!
オレだって恥ずかしいんだ!!(顔真っ赤)」
其ういう配役であった。(超超絶大爆笑)
「ううむw?
じゃあ後はシャっとりクンが
天井に布団を括り付けて寝るとか
手裏剣型のおねしょをするとかの
えぴそーど(笑)はどうしようかw?」
「難易度高過ぎるで御座る!!
ケンイちい氏、意地悪いで御座るな?!」
「言ってやってえ♪」
「ううむ!
ケンイちいの教育に良いかも知れないな?!」
母も父も乗り気であった!(超超絶大爆笑)
「宜しく頼むで御座る?」
「うむw!
励めよw?(偉そう!)」
此うして忍者シャっとりクンは
ミツバ家で修業を始めるのであった?
何か原作と全然違うな?!(超超絶大爆笑)
主に人物の性格が!!(超超絶大爆笑)
目出度し目出度し!
……
本当か?!(超超絶大爆笑)
お終い!(超超絶大爆笑)
「……短めじゃないですかね?」(実況風)
「原作が原作ですからね」(解説風)
「シャっとりクン全然忍者らしい所無かったのでは?」(実況風)
「部屋に不法侵入していた所とか」(解説風)
「言い方あああああああああああああ?!
大問題に成っちゃいますっ!!」(実況風)
「藤子A不二雄先生が感覚で描くおヒトで。
細かい問題其っち除けでしたからね」(解説風)
「言い方あああああああああああああああ!!!!
恐い事言わないで下さい!!!!」(実況風)
「まあ。 作品を楽しむというのは
細かい所は気にしないというのが必要ですね」(解説風)
「え゛え゛、其うですね……!
其れから……
今後の前書き後書きはどう成ってゆくのでしょう?
もう試合は終わりましたが」(実況風)
「我々の出番は筆者次第ですからねえ。
何時まで臆病でいるのだか? ですが」(解説風)
「ええっと? 筆者を温かく見守りましょう?」(実況風)
「必要無いです。
次回の前書き後書きはどう成るのか? だけ
気にして頂ければ」(解説風)
「では! 次回はどう成るか?!
予想しながらお待ち下さい!!」(実況風)
「まあ暇潰しにも成るかどうか、ですが。
其れでは又、お会い致しましょう」(解説風)
「又お会いしましょう!!」(実況風)




