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第55話 後の先始めてました

 前回の前書きですが。

 状況分からないですよね☆

 2018/12/01、午前3時頃だった訳です。

 夜中っつーか明け方ですよね。

 で、起きるのはその朝です。

 さっさと寝ろよっ!!ですよね~。

 騎士達への教練二日目。自分が教える立場なんだがな?

 徴兵された一般人、庶民兵の皆さんも招いて始まった。元々騎士と庶民兵は分けて訓練していた様だったので、其処も改革したかったのだ。

 庶民兵さん達に聞いてみた所、騎士の誰だか一人が教官に就いている様なのだが、教官にはいびられるのが当たり前みたくなっているらしいのだ。

 これはもう教官やっている奴は庶民兵達の見ている前でぼっこぼこにして立場をがったがたにしてあげるしかないね☆国軍を強くするという約束を国王としている立場上、そんなしき慣習は打破するしかないのだ!

 自分が庶民兵達も面倒見た方がよっぽど強化出来るという打算も有るし。王も

喜ぶ、庶民兵達も喜ぶ。おお!良い所しかないじゃん!

 そして、此方こちらから訊いた訳でもないのに、庶民兵さん達をいびっている騎士と

やらがのこのこ出て来やがったのですよ!間違いなく自分をいびる積もり満々だったな。

 自分にとって騎士達は練習台なのだ。有難ありがたせんせんを試させて貰いました☆奴の天狗てんぐぱなをへし折ってやるのにも丁度良かったし。

 ああ、天狗っ鼻をへし折るってのは図に乗った奴をへこませてやるって意味だからね?平成生まれには分からなさそうだけども。あ!自分も~?昔の言葉とか~?分っかりませ~ん!

 それよか先の先だよ!実戦で使うには頭をもうひとひねりしなければいけないかな?けど庶民兵さん達をいびっている騎士、シッカクには見事にハマりました!

 いや~、素人相手でも技が綺麗にまると気持ちいいもんだねえ~♪あ、相手は騎士だったわwww!

「みんな見たか~!これひとんで“ひらめき”だ~!」

 うおおおおおお!!

 庶民兵さん達だけが大盛り上がりだった。使ったのが槍で、負けたのが騎士だ

からな。

 あ、技名だが、せんせん閃光せんこうせん、ひらめき!悪くない、だろ?

「自分は幼くてヤワな体だからな~!だいおとこなみんなはもっとスゲえ事が出来ちゃうぞぉ~!!」

 うおおおおおおおお!!!

 ホントに盛り上がった。庶民達の教官…今まで何やってたんだ?いびっていた

だけか?

 その教官は未だに剣持ってた姿勢のままで固まっております。ぶふっ!持ってた、だ。今は武器を落としたので手が柄を握っていた形のままだ。本当にその形

だよ!!(大爆笑)

 お?教官、ぷるぷるしだしたぞ?変身するのか?第二段階変身だな?

「ままま……待てええええ!は……そう!反則だああああ!!」

 あー、コイツ、負けを認めないだろうなあとは思ったけども。

「ほー、どんな反則なので?」

「そ……そう!団長が合図する前に攻撃しただろう!!」

 そ……そう、って丸っきり今考えましたって言い方じゃねえの。

「あー、そう思うんならそれで良いんじゃあナイデスカー?」

 棒読み口調で言ってやった。其れから改めて庶民兵さん達に向けて言う。

「みんなー!!実戦には審判も反則もありゃあしないからなああ!!

 こんなクレームは気にする事全く!まあったく無いぞおお!!!」

 どっ!!!

 庶民兵さん達大爆笑だ。真っ赤にいかっている教官のシッカクさんはいつもみんなの笑い物だ。

「こお~んな、相手を反則呼ばわりして幼女に勝った~って大喜びしている大の男なんて、構ってあげるだけ時間の無駄だぞ~」

 どっっ!!!!

 庶民兵さん達大盛り上がり、騎士達にも我慢出来ず吹き出すのがちらほら。

「ままま待てえええ!!」

「幼女に勝った~!わ~いわい!本当は負けてたけど、幼女を反則呼ばわりしてやっと勝った事に出来たんだ!こんな目出度めでたい事はない!バンザ~イ!!」

「んな事言ってねえええええええええ!!!」

 わざと茶化して言ってやる。シッカクはもう絶叫だ。騎士達も割と笑いだして

いる。一部恐ろしに自分を見る騎士も居るが。敵対しない相手にはこんな事言わないからね?

「わ……分かりました。もう一回勝負して上げましょう」

 シッカクはこめかみピクピクさせながらも平静を装って言う。

「おお!丁寧語でありながら威圧的!最終段階に変身したな?!」

「訳が分からないって言っているでしょうっっ!!」

「こっちも変身だ!」

「話を聞かない餓鬼ですねっっっ!!!」

 シッカクの言う事には構わず…あれ?ホントに自分、話を聞かない餓鬼デスカ?

 まあ良いや!(適当)自分は槍を左腋に挟み、あのポーズをやる!

 両腋を閉じて両拳を持ち上げる、例のマンガでよくやってたあのポーズだ!

 そして大きな声で元気に言う!!

「すうぱぁああ!野菜やさいじぃぃぃぃぃん!!」

 巫山戯て言っているだけなので光りも髪の毛が逆立ちもしません(笑)!

「行くぞ!」

 少々余韻に浸ってから改めて槍を構える。勿論左手が前だ。

 そう言えばあのマンガも、如何にも構えてますってポーズは左半身だな。格闘技は左半身、詰まり左側が前なのがオーソドックススタイルだからな。

「意味分かんねえよ」

 折角臨戦態勢に成ったのだが、誰だか騎士がポツリと突っ込んだ。途端。

 どわはははは!!!

 騎士達もとうとう我慢しきれなくなり、大爆笑した。流石さすがすうぱあ野菜人は威力が違うな!

 庶民兵さん達は突っ込みを待つまでもなくお喜びで御座いますよ?

 一人笑っていられないのがフリーザ様…おっとシッカクだ。

「本当に巫山戯た餓鬼ですねっ」

「おう!巫山戯てるぞ☆」

 元気にお返事して上げたらシッカクは目をすっと細めた。冷たい表情だ。おお!まさしくフリー…それはもう良い!って?

 両者構えたまま時間が止まり、団長さんの開始の合図を待つ。

 正直、団長さんは続けさせたくなさそうだが、こうなっては開始せざるを

得まい。

 まだ開始前だが。次はせんで行く。

 シッカクの出鼻はもう挫いてやったのだし、次は反則だなどと言えない勝ち方をしなければならないのだし。後の先は相手に攻撃させてから勝つのだ。最早もはや言い訳など出来ない。

 それに、物理的に劣る者の戦い方はやはり後の先だな、と思うのだ。

 ず、身体能力が勝る相手には速攻は通じない。例えば野生生物相手に速攻を

仕掛けたら即食いつかれる。お終い。相手からしたらエサの方から食われに来たぞ、としか思うまい。

 そして、どんなに身体能力が勝る相手であろうと始めてしまった動きは無かった事に出来ない。対応すれば身体能力に劣る者でも攻撃を当てられる目は有るのだ。

 更に、相対的に言えば相手が向かって来ても此方から向かって行くのとそう変わらない。寧ろ自分は移動に力を使わなくても良い分お得と言える。相対って言葉が分からないと言うヒトは気にしなくて良いです。

「始め!!」

「じゃっ!!」

 シッカクは今度は開始直後に攻撃して来た。まあ、浅はか、さっきの結果を引き摺り過ぎ、だね。

 それは良いのだが。木剣で自分の頭を殴りに来てんな。おい!普通の幼児に

そんな事したら死ぬぞ?

 しかし後の先は対応する、詰まり合わせるのが前提だ。慌てず騒がず穂先で木剣を撫で。

 外回そとまわし!!木剣を払い除ける様に穂先を回す。只払い除けるだけでなく。穂先を木剣に絡める様に手首をひねり。

 木剣を地面に叩きつけるっ!!!

 がんっっっからららん

 打撃音は木剣を地面に叩きつけた音だ。武器をぶつけ合った音などさせて

いない。

「ち……ちいの勝ち!」

 団長さん、シッカクが自分の頭を殴ろうとしたのに気付いたな。

 シッカクはしくじって悔しそうだな?

「分かっているよね?」

 自分は冷えた声をシッカクに掛ける。

「な……何がだ!」

「相手の身を打ったら反則負けだって」

「当ててないだろう!!」

 頭悪いな?その言い方、語るに落ちるって、言うんだぞ?

「当ててないじゃなくて、失敗したって、言うんだよ?」

 ゆら~り、と、したづかいになって言う。

 背の高い相手に下目遣いは正直めっちゃ辛いのだが、感情の演出の為だ。

 実際は感情はいでいるのだが。作り話の中でもハードなヤツで見た事ないだろうか。感情は波立たせた者から死んでゆくのだ。

「武器を手に取りなよ」

「な……何だと?!」

 やっとシッカクに怯えの色が表れてきた。

「気が済むまで勝負して上げるよ。手に取りな?」

「も……もう良い!」

「取れっっ!!!」

 幼女の声では迫力無いだろうが。一喝いっかつしてやった。

 全員ビクッとした。団長さんも。おーい。

「取れ」

 今度は静かに言ったが。やっとシッカクは武器を取る。

「団長さ~ん、合図お願~い」

「は……は始めっ」

 団長ぉ~。しっかりしてねぇ?

 シッカクは合図があっても動こうとしない。

 こ~ん、からら

 最早ちょいと穂先を当てるだけで木剣を落とした。

「取りな?」

 シッカクは慌てて武器を取るが。

「やる気無いの?」

 最早返事をする気力も無さそうだ。

「じゃあ囲いに混ざって見ててねえぇ~?不意討ちでもする?」

 まともな神経なら、そんな事したら騎士団に居られない位分かるだろうが。

 もし来ても何とかする!と自分も覚悟してはいるのだ。

 此処で帰れとか言うのは最悪の手(blunder)って奴だろう。

 しかし、雰囲気最悪になったなあ。一応訊いてみるかあ。

「次、誰か勝負してみる?」

 はっきり言って期待してないが。

「お………おれ、良いか?」

 レイジが名乗りを上げた。

 ほう!つい、ニヤリとしてしまったよ!

「良いねえ!他に誰も名乗り出なかったらずっと勝負して上げるからね?」

「えっっ?」

 凄く嫌そうだが。

「この中で一番強くなれるよ?」

 囲いの連中をぐるっと見回して言う。やるかどうかはレイジに選ばせてあげて

いるんだぞ?オレって優しいだろー?!(笑)

 でも自分より上は駄目だぞ?調子に乗るなよ?

 いや~びっくりしました。

 目次、其れから小説本文の下の方です!

 「作者マイページ」から「情報提供」まで

並んでいる部分が有りますよね?

 で、通常は一列になっているのですが、

時々「情報提供」が二列目になっている事が

有りまして、目に付いてポチっと

クリックしてしまったのですよ!

 そしたら「この作品には違反が認められ…」

云々(うんぬん)とか書いて有るのですよ!!

 ええ?!!!!自分、何か違反しちゃったのお?!!

って、本気で恐くなっちまいましたよ!!!

 よく見たら、違反を見付けたら通報する

コマンド?らしいですね??

 もう違反が決定しているかの様な文章

書きやがって!!紛らわしいわ!!

 あー恐かった…!

 皆さん!!くれぐれも!本当に!

何か違反が有ったら使うのは仕方ないとして!

悪質な悪戯いたずらで使う事無き様、

宜しくお願い申し上げます!!

 ああー…本当に恐かった!!!

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