第403話 列王対ピュアたん♡始めました!!
「お早う御座います! でしょうか? 土曜日早朝です!
雲は有るけど降らないかな? という感じです!」(実況風)
「お早う御座います。 Microsoft edgeは
予報の気温が相変わらず狂っていますねえ」(解説風)
「十分の一すれば良いのかなあ? という感じですけどね!
気温と言えば! 気象予報士の、
何点何度、という言い方が気になりますね!」(実況風)
「何度何分と言えないのか、と思います」(解説風)
「ははは…… 日本語の乱れ、ですかね?」(実況風)
「意味は分からなくもないですが。
言葉というのは其ういうものではないだろう、と」(解説風)
「えーっと。 兎に角試合を観て参りましょう!」(実況風)
ランク昇格試合! 本戦!
第一回戦第五試合!!
……列王対ピュアたん♡ なんだねえ……!
第四試合でも村の子♡対決で♡
シャールきゅん♡の勝利ではあったが♡
其れが同時にお兄ちゃんタクの負けって事で……
しんみりしていた所なんだけどっ!
まあ……!
どう仕様もないやなあ……!
先ずは!
列王に言わなくては!
「魔法は自分が維持する!」
日本語で話すのは列王しか居ないので!
もう誰に言っているのかは確定だ!
「うん……?」
反応が鈍いが!
何時もの事だな!
「ピュアたんだけは相手して余裕なんか無いから!
魔法遠隔視の権利を取っちゃうからな!」
「あはは……w!(微笑)
コレは唯の試合でしょう? 大袈裟じゃない?」
「軽く考えるな!
先ず木製の武器で試合するには!
骨折は覚悟しなければ成らない!!」
「えっ……其う?」
今更なのだが!
やっぱり分かっていなかったか!!
「作り話じゃ分かっていないのが多い様だがな!
木の武器で骨は折れるし其の場では治らないぞ?」
「あはは……w(苦笑)
此の世界で
回復魔法とか現実的じゃあないって、
凄く分かったよ!w」
「其れはゲームのプレイヤーの勘違いも多分に有って……
って! 其れは良いんだよ!
ピュアたん相手には全力で行け!!」
取り敢えずプレイヤーの勘違いってのは
ヒットポイントの増減が
即ち傷付いて傷が塞がって……だと思っている!!
って所なっ!
んで! 列王の反応は!
「…… えー……?」
お母さん其んな事出来ない! てか?(超絶大爆笑)
お母さんって、列王の事なんだが!(超超絶大爆笑)
「今まで何を見てきた?
大人だったらピュアたんに勝てるとでも思っているのか?」
「いや抑も勝とうなんて……」
「ネネに態と負けてやったのは何でだ?
予選は負けると連戦しなきゃいけないからだろう?
本戦は勝つと連戦なんだぞ?」
「うーん……!」
「レーナなら加減する! って思えるだろうけど!
他の相手だったら?
いやピュアたんが早々どうにかは成らんだろうが!
其れでもレーナにはどうにも出来ない訳だ!」
レーナってのは列王の事なのだが!!
幾ら日本語で話していても
バレるかも知れない!! からな……! 色々と!
今の列王はな……?
でかメイドちゃんなの!!(超超絶大爆笑)
日常的に!!(超絶大爆笑)
……
笑えないよっ!!(号泣)
ピュアたんの試合だよっ!
列王が心得るべきはだな!
「全力で行け!!
其れでも列王は勝てるとは思わないが!!」
「うーん……?
勝たないなら全力でなくても……?」
現代日本人気質、かねえ……?
勝負に本気に成れない、と!
本気で勝負! って恐い事だからな!
しかし!
「怪我はなあ!
巫山戯ているとするものなんだよ!」
「其うかな?」
「おう!」
不思議とな!
本気の方が怪我しないんだ!
さて後は!
ピュアたんに言わないとな♡
「ピュアたんっ♡
本気で勝負だっ♡ 良いね♡」
「♡♡♡」
ピュアたんの目力は万端だ♡
もう。
二人に任せるしかないな!
二人は冒険者ギルド職員に先導され。
試合場中央迄歩いて行く!
其の時!
観客席で!! ソードが!!
子どもの様な無邪気な表情で!
列王に手を振っているよっ!!(超超絶大爆笑)
いや表情は兎も角顔は老けているがな?(超超絶大爆笑)
いやいやw!
見た目よりは若いだろうって事だが!(笑)
えっとねw?
ソードは最初ギスギスしていたけど!
列王にぎゅっ♡ なでなで♡ されて
目がキラキラ☆ に成っちまったの!(超超絶大爆笑)
周りの!
ソードのお仲間? がビックリしていねえ?!(超超絶大爆笑)
一方!
ピュアたんにあっさり敗れ!(爆笑)
ガタガタと予選敗退してしまった
ゴッツィさんも!(超超絶大爆笑)
観客席最前列に居るが!(超絶大爆笑)
此方は今でもガックリきていて
仲間? に弄られている様だ?(大爆笑)
おおw?
列王はソードに向かってお辞儀しているぞ?(爆笑)
ソード達何か盛り上がってね?(超超絶大爆笑)
変な勘違いはするなよ?(超超絶大爆笑)
ピュアたんはゴッツィさんにお辞儀はしない!(超大爆笑)
嫌味に成っちゃうもんね!(笑)
けどゴッツィさんはピュアたんと目が合って
ビクッとした!(超超絶大爆笑)
トラウマにでも成った?(超超絶大爆笑)
まーおぢさんが童女をトラウマにしたって
世の中悪い事には成るまい!(超超絶大爆笑)
寧ろクソ性犯罪者が減るんじゃあねえ?
日本でもな? 数々の許せない犯罪が有るが!!(憤怒)
フィリピン国籍?だけど
日本で暮らしていた小学生の女の子が!!
保護者会に所属していただかいう
クソ野郎に殺されたって事件が有ってな?(怒)
判決も甘ければ
クソ野郎は反省のカケラも無いなんて
胸クソ悪い話なんだよな!!
クソ野郎なんか税金でエサ食わすのも勿体ないから
さっさと処分しちまえば良いと思うんですけどっ!!(激怒)
冤罪なら大変な事態だけど
ソイツは明らかにオカシいんだろうがっ!!(憤激!!)
裁判長も難色を示すイカレっぷりなんだろう?!(憤怒!!)
永山基準とやらでは?
四人殺さないと死刑に成らないんだって?
犯罪者に甘いだろう!!!!(憤怒!!)
況してや許せない犯罪者だぞ?!
何なの?!
犯罪者さんどんどん庶民を理不尽に殺して下さい
とでもいう法律なの?!(大激怒!!)
ソイツなんか他にも
怪しい未解決事件の疑いも有るとか言うぞっ!!(憤怒!!)
……って、
此処で憤っていても仕方ないのだが!
おっさんなんか
トラウマにでも成っていた方が平和だなあ?(怒)
……さて!
二人は試合場中央に着く!
おお?!
ピュアたん♡
列王の長い槍「六合大槍」を構えるのに
充分な距離を取ったぞ?
余裕♡だね?
「名乗って!」
主審が促す!
「レーナローザ渡會」(微笑)
列王なんだがなw!(笑)
仕方ないんだw!
冒険者としてはソレで登録されているし!
其して。
「……君は名乗らないのかな?」
「☆」
ピュアたんは其んな事訊かれるんだよ♡
実は主審も一人がずっとやっている訳ではないのだが!
主審達の間で
ピュアたん喋んないとか言われているのw?(大爆笑)
「えーっと……!
此の子はピュアリフィアただの? かな?」
主審が言っちゃうんだよ!(超絶大爆笑)
親切な主審だなあおいw!(超絶大爆笑)
「では始め!」
主審が宣言しましたよ!
列王は!
充分な距離が有るので! “封閉”に構えますよ!
地面と水平に!
右手は石突きを持ち!
長さを一杯に使って穂先を
相手、ピュアたん♡だな! に突き付ける!
勿論左半身だぞ? 分かるな?
ピュアたんは♡
木刀をっ♡ “正眼の構え”真剣式にっ♡
詰まりっ♡
両手の間がほぼ開いていなくっ♡
右半身だっ♡
「……」
「☆」
両者僅かに様子を見!
しゅ っ
おおおっ?!
ピュアたん♡ 列王の“突き”を避けた?!
避けただけでなく自身が突っ込むっ♡
真剣で打ち合いは褒められたものじゃないとは言え!!
槍の“突き”相手に其れをやるっ?!
刀は槍には手も足も出ないと言うが!!
槍の“突き”は避けられたって
一度引いて又突けば良いだけだからなんだなっっ!!
其れを防ぐというのなら!!
槍を引くよりも長い距離を!!
一気に詰めなければ成らない!!!!
ヒトは誰でも
全身移動するより
手先だけ動かす方が速いんだぞお?!
ピュアたん無茶じゃないっすかっ?!
しかしっっ♡
ピュアたんは列王の眼前に肉薄するっっ♡
どんだけ距離を詰めてんだっっ♡♡♡
“縮地”かっっ♡
列王はっ!!
どんっ っ
強く踏み込みつつ!!
右“縦拳”を打ち込むっっ!!!!
詰まりっっ!!!!
“冲捶”だよっっ!!!! “寸勁”の乗ったっっ!!!!
此れはっっ!!!!
……
避けたっっ♡
ピュアたん避けたよっっ♡
後ろに引いてっ♡ だがっっ♡
未だピュアたんの「間」だよっっ♡
しかし未だっっ!!
列王の右“斧刃脚”!!!!
列王容赦ねえぇええっっ!!!!
……あ!
本気でやれって……
言ったっけか……!
ピュアたん避けたけどねっ♡
流石に間を開けて仕切り直し!!
という所かっ!!
「試合は序盤、という感じですが!
列王選手! 本気!! ……ですか……?」(実況風)
「気弱な日本人気質……ですかねえ。
事前にちい選手に言われたまま、でしょうか。
何時か詐欺にやられないか心配ですね」(解説風)
「ははは……! 自身の決断力が無い、と?」(実況風)
「幸いにしてピュア選手は達人級なので
軽く捌いている様ですが」(解説風)
「えーっと? ピュア選手が勝つ予想でしょうか?」(実況風)
「其れはどうですかね。
武器の長さと体格差を覆すのは容易ではないでしょう。
列王選手が大きいだけの素人というなら兎も角」(解説風)
「列王選手は素人ではない、でしょうか?!」(実況風)
「まあ修業期間は長くもないでしょうが……
修業の効率は師匠にもよりますし」(解説風)
「あはは……! 師匠……ちい選手! ですね!」(実況風)
「未だ見ぬ結末は神のみぞ知る、でしょう。
さて。
今回も筆者は気力が減退していた所、
無理矢理投稿に漕ぎ着けた様相なので軽く纏めましょう。
次回、もう少し余裕の有る状態を期待、
という事で」(解説風)
「あはは……
気力が減退していると
どうしても仕上がりが荒いですからねえ……!」(実況風)
「此れだけは申しておくべきでしょう。
総合評価800点に到達致しました。
ご愛読有難う御座います」(解説風)
「ご愛読有難う御座います!
其れでは又! 次話でお会い致しましょう!」(実況風)




