第402話 シャールきゅん♡対タク! やってみた!
「今晩は! 水曜日の夜中! 月末です!」(実況風)
「はい今晩は。 天気は。 日中は晴れるのでしょうか」(解説風)
「現在は雲多いですよねー! 予報も見辛くて?
兎に角ランク昇格試合ですよ!」(実況風)
「第四試合、シャール選手対タク選手ですね。
同郷対決です」(解説風)
「どちらが勝っても辛いですかねー!」(実況風)
「いえ、どういう結果でも粛々とこなさねば成りません」(解説風)
「ははは…… 兎に角観て参りましょう!」(実況風)
ランク昇格試合本戦!
トーナメント的一回戦!(超絶大爆笑)
何其れ? って!
だってトーナメントと一寸違うから!(笑)
トーナメントは最初に各選手の場所を決めてしまうが!
自分は此の試合!
毎回組み合わせを抽選しよう! と提案したのだ!
其の通りに運営しているのだ!(超絶大爆笑)
だって自分、冒険者ギルドから意見を求められたんだもの!(笑)
んで第四試合なんだが!
シャールきゅん♡対タクなんだな!
お互い本気でやろう! という!
オトコノコ! な約束を交わした!! が!
服装は二人共。
ちびメイドちゃん♡なんだけどねー!(超超絶大爆笑)
仕方ないんだ!(大爆笑)
悪いのは全部マルゲリータ! って事で!
さあ主審が宣言して!
試合が開始されたんだぞ!
「所で
エンバンさん、びしょ濡れなのは大丈夫?(超絶大爆笑)」
仕方ないんだよ!(超超絶大爆笑)
だってウチの姉ネネの所為なんだもの!
訊いてはおかなきゃあ!(超絶大爆笑)
「うむ! 全身に力を込めて踏ん張ると
体が熱く成るのだ!」
ぶはああああああっっw!!(超絶大爆笑)
筋肉ねw!
筋肉使うと熱が発生するものね!(大爆笑)
流石肉体派魔法使い!(超超絶大爆笑)
ソレで乾かすってかw?(超絶大爆笑)
女性の問題といえば「冷え」! とか言うかw?
其れは女は筋力が弱いからだ!
後便秘もなw! むくみもだなw!
女性は意識して筋肉を鍛えましょうw!
冷えだベンピだむくみだー! とか言っているのは
必要な筋肉すら足りていないって事だっ!(熱弁)
んで!
改めてシャールきゅん対タクな!(笑)
「アンギャルドっ!!」
タクは自ら言って構える!(大爆笑)
フェンシングなんかじゃあ審判が言う事だが!(笑)
おフランス語で「構え」って意味だな!(笑)
「……」
シャールきゅんは静かに「正眼の構え」剣道式だ♡
剣道ってねえ……!
やっぱり竹刀は軽いから真剣と違ってきちゃうんだな!
どちらかと言うと!
竹刀を相手に押し付けて
体ごとガンガンぶつかり合う競技に成っているよー!
真剣で打ち合いは褒められたものじゃない! って
前から思っていたのにね!
気付いたのが
ピュアたん♡の真剣式の構えを見てから! なんだねっ!
……迂闊であった……!(大爆笑)
もうみんな分かるね?
真剣とは!
鋼の刀だぞっ!!
其して!
敢えて? シャールきゅんは剣道式なんだねっ♡
ガンガンぶつかり合おうぜ! ってw?
静かに構えるシャールきゅん♡にっ!
タクは!!
「矢突っ!!」
片手剣を突き出して体ごと突っ込む攻撃!!
フェンシング的には膝のバネを利かせて突撃! と言うが!
タクのは日本的歩法のアレンジバージョンだ!!
“難波”!! 重心機動の歩法だぞw!
其れをシャールきゅんはっ♡
どがんっっ っ
見た目微動だにせずがっしりと受けるっ!!!!
“弾”だ!!!!
……
真剣は打ち合いが褒められたものではないのだからー……!
“弾”は剣道用の技だったのかナー?(大爆笑)
シャールきゅんは“矢突”をがっしり受け止めたが!!
タクは透かさず次の技へと繋ぐ!!!!
剣身を横に!!
詰まり横に平たい向きにして!!
「沖田総司」の“三段突き”を意識した!!
連続突きっ!!!!
「“炎の矢”っっ!!!!」
ががががんっっ っ
……技名はー、其の……
アレだ!(超超絶大爆笑)
あるるかああああん! とか!(超超絶大爆笑)
兎角!(超超絶大爆笑)
刃を横向きにするのはだな!(超絶大爆笑)
“突き”から“斬撃”に転じ易い様に! だと!(爆笑)
此処が本当に“三段突き”を知っているかどうか!
ミソの部分だな!(笑)
此の連続突きも!!
シャールきゅんはがっしりと受け止めるっっ♡
其して!!
突き終わったタクは既に「間」から離脱しているぞ!
「何だ此れは?!
片手剣の子、彼んな動きを予選でしたか?!」
エンバンさんが! 驚きの声を上げる!(笑)
列王が発生させた魔法遠隔視の映像を平然と見て!
もう映像の魔法を深く気にするのを止めた様だ!(超絶大爆笑)
「予選じゃあソードとかいうヤツが体格差にものをいわせて
のし掛かる様に攻めていたからねえw!」
其のソード、今日は観客席に居るんだよw!
負けた選手が観客席で観る場合!
Party memberと共に最前列が与えられるw!
此れも自分の提案其のままなんだがね?(笑)
兎も角!
まあ試合じゃあ相手の嫌がる事をするのは定石だがw!
ソードは特に其ういう事するヤツだったな!(笑)
性格悪いの?(大爆笑)
「……やっぱり通らないよな……!
分かってはいたけど!」
タクよ……!
もう台詞から負けムードだぞ?
勝負にソレは禁物だぞ……?(泣)
「いえいえ……! 厳しいですよ?」
うん……!(涙)
シャールきゅんキツそうなお顔♡だよ……?(泣)
「はああああああああああああっっ!!」
再びタクは連続突き!
……というか片手剣的打ち合いに掛かる!
うん。
片手剣だとどうしても突きまくり! って感じに成るんだ。
剣身が縦でも連続攻撃出来るよな……?
“三段突き”が刃を横にするのは
刀を縦にした“突き”は直ぐには次の行動に移れないからだとか?
刀と片手剣の違い、かねえ?
ががががんっっ
タクが突きまくり!
シャールきゅんが只管弾く
打ち合い…… と言っていいのかな? な状態に成り……
ぅぉぉぉぉぉおおおおおお …… ! !
観客は沸く。
見た目にも音も派手めだけども……!
いい気なものだな? 観客は!
タクとて只木剣をぶっつけるだけではない!
絡める様に、巻き付ける様にも振るう!
“剣喰らい”という!
相手から武器をもぎ取る技!! である!
シャールきゅんは全て受け切っているが!
愈々以てタクは!
剣を絡める動きを乱舞させる!!
「“羽毛の舞踏”!!!!」
ぎゅががががっ っ っ
……いやー。 ほら。
“剣喰らい”の強化版というか……ね?(大爆笑)
ぽけもんにも“フェザーダンス”という技、有るし!(超絶大爆笑)
だから何だ! って?(超絶大爆笑)
「……くっ! くうっ……っ!!」
シャールきゅん耐えるっ♡ けど苦しそう!
次いでに言えば!
ソードなんかも驚いちゃったりしている!(超絶大爆笑)
ソードはさせてくれなかった訳だが!
タクは此んな事する子だったのか!! ってな?(笑)
タクが此れだけ攻めていて攻め切れないでいるのは!
やはり武器の長さの差故! だ!
シャールきゅんはずっと
タクに刀……木刀を突き付けているのだから!
自身が突っ込むのは
自ら刺さりに行く様なものだからな!(笑?)
まあ此れは木製の武器で試合! をやっているのだが!
兎に角タク自身が突っ込んでは行けない!
試合だから相手の武器を落とせば勝ち! だしな!
一頻り攻めたタクはやはり一度後ろに下がるが!
シャールきゅんがっ♡
合わせて踏み込んでいるっっ♡
「はっ?!」
がっ
下がった所に合わせて踏み込まれ。
木剣を打たれたタクは。
どっ
木剣を。
落としてしまった。
「シャーロットの勝ち!」
主審が宣言し。
第四試合は終わった。
礼儀正しく。
二人はお辞儀したが。
其の辺りから。
「ぅあっ……? ごっごめっ……!」
タクの。
目から涙がぽろぽろと。
うん。
本気で勝負したんだものね。
仕方ない。
タクは。
先導する冒険者ギルド職員に。
抱え込まれて、
詰まり持ち上げられてはいないが
後ろから覆い被さられる様に連れられて。
半控え室に帰って来た。
シャールきゅんは勝って申し訳なさそうだった。
だから仕方ないってば。
本戦では村の子が誰か
必ず負けてしまう! とは。
初めからわかっていた事なのだ!
予選さえ抜ければ上々! だったのだ!
まあしかし!
泣けてきちゃうというのは!
本気で勝負した証! だよね!
此処ばかりは
タクの両脇には妹達が座り!
あ! ネネと自分なんですけどね?(大爆笑)
兎に角タクの背中を
二人でぽんぽんしていた……!
あー……!
第五試合も列王対ピュアたん♡ だなあ……?(汗)
「決まったあああ!! シャール選手の勝利ですね!」(実況風)
「精神的には勝って辛そう、ですかね。
お互いに良くないのですが」(解説風)
「ははは…… 解説さん
何だかもう言う事が何でも戦士! みたいですよ?」(実況風)
「ヒトは誰もが非常事態に出くわせば
戦士でいなければいけないのです」(解説風)
「あー……! 犯罪者は其の辺に居る! と思って、
ですね……?」(実況風)
「其うです! さて。
今回も筆者の気力を搾って投稿に漕ぎ着けた所なので。
軽く纏めておきましょう。
お知らせですが。
わおんポイント、有りますね?」(解説風)
「此の頃使える場所が増えましたかね!」(実況風)
「今問題なのは発祥、というか大元のお店なのですが。
土日に二点が貰えるサービス、
二月で終了しましたね」(解説風)
「ええ。 其れが?」(実況風)
「其のポイントを実際に貰えるのが
翌月十日頃から月末まで! なのですね。
本日中に貰っておかないと無効に成ってしまいます」(解説風)
「おわあああああ?!
先月一生懸命ポイント付けたのに?!」(実況風)
「皆様! 忘れずに貰っておいて下さい!
其れでは又お会いしましょう」(解説風)
「そっ其れでは又!!
皆様忘れないでダウンロードしましょうね!」(実況風)




