第387話 試合開始! してみた!(笑)
「今晩は! 月曜日終盤の夜! 三月初日です!
ランク昇格試合がとうとう始まりました!」(実況風)
「今晩は。 ランク昇格。 今現在6が最高ですが。
6から更に上がる訳です。 勝てれば、ですが」(解説風)
「いやあ、登場から名乗り迄結構掛かりましたね!」(実況風)
「ちい選手、変身ポーズに拘っていましたからね」(解説風)
「あはは! では観戦して参りましょう!」(実況風)
「では! 始めっ!!」
試合場で!!
選手が適度に離れていると主審が判断した所で!!
開始を宣言する!!
自分は!!
即座にバク転! バク転! と更に離れ!!
うるとらさんレオお決まりのぽーず其之一!!
左掌を相手に向けて右拳を腰に引く姿勢に構え!!
気合一閃!!!!
「え゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛っっ!!!!」
おおおおおおおおっ!!
すると観客が沸く!!
うん!(笑)
遠目にも分かる
派手なあくしょん(笑)だからね!(超絶大爆笑)
初っ端から派手な登場もしたし!(超超絶大爆笑)
何で離れたかってw!
相手は魔法使い!!
離れた方がやり易かろうw?(笑)
其う!
相手がやる事を見る為だ!!
因みに相手の名前はエンバン!!(超超絶大爆笑)
円盤?の付いた杖を持っているよ☆(超超絶大爆笑)
其う其う!
レオの主題歌も奏で始めなきゃな!!(笑)
名乗る時中断したんだよ!(超絶大爆笑)
二番迄流すと
丁度二分四十秒、位? なのだ!!(大爆笑)
曲が終わる前に勝つ!!
実際の曲はネットで無料で聴けるんだ!(☆)
同じ曲でも何パターンか有るからね!
「……何なのだ? 此の音は?!」
はっはっはw!
不安そうだなエンバンさん!(超絶大爆笑)
「燃える曲だべw? 魔法で奏でているのだw!」
「何ぃいぃいっ?! 聞いた事無いぞ其んなもの?!」
「安心しなよw!
無駄に力使っているんだからw!
自分は弱体化しているって事だぜw?」
いや音楽の力って割と大きくて!
気分は盛り上がるのだがねw?(笑)
「何なのだ?! 其の言葉遣いも!!
態度も太々しいし!!」
「おいおいエンバンさんw!
お喋りしに来たのw?」
「くっ……!!
う……ぉおぉおぉおぉおぉおっ!!」
エンバンさん気張り始める!(超絶大爆笑)
魔法を使うのに必要な様だ!(超絶大爆笑)
所で魔法遠隔視のかめらわーく?だが!(大爆笑)
流石に試合中は気にしていられないので
マルゲリータに操作権を渡してあるが!
流石「空間把握能力」の持ち主か!
良いアングル確保していやがる!
子ども達♡もさぞ喜ぶ画が撮れるであろう!(悔)
褒めてやる!(全然褒める態度ではない)
さあ!
愈々エンバンさんの準備が調った様だぞw?(笑)
「アースウォール!!」
ぼんっ
エンバンさんの前の地面が弾け!
土砂が噴き上がる!!
「土の壁」ねえw?
作り話なら
文字通り土の壁がにょきっと生えるのだろうけどw!(失笑)
現実には不可能だわなw?(笑)
まあ土砂が噴き上がれば充分。
火に強い魔法と成るであろう!
実際に
土をぶっ掛けるだの爆発させるだのいう消火法が有る。
呑気に眺めている場合じゃあないな?(笑)
土がぶっ掛かったからって軽い傷すら付かないだろうけど。
気分は悪いわなw?
自分は魔法トランポリン結界でびょーんと跳び!(大爆笑)
空中に支えを作って立つ!!
土気も感じない様に避けた!!
ほら!
土が舞い上がると埃っぽく成るから!
審判やら冒険者ギルド職員は顔を顰めているぞ!
「なっ?! 何だ其れは?!」
いやだから
エンバンさん驚いている場合じゃないって!(笑)
周りの職員達見てみろw?
兎も角答えては上げなきゃあw?(笑)
「魔法だってばw!
普通有り得ない事ならみんな魔法w!
なw?」
「其んなバカなっ?! 見た事も聞いた事も無いっっ!!」
其れはまあw?
繊細なバランスだからねえw?
他に出来るヤツは居るまいなw!
バランスをどう保っているかって!
滑車の原理だ!
先ず定滑車!
定滑車が多い程! 詰まり支える点が多い程!
重いものを軽く支えられる!!
次に動滑車!
一番バランスの良い所へ自動的に移動する!
詰まり
自分が乗っかっている所が動滑車に当たる点なのだな!(笑)
抑も!
自分が乗っているのは「存在を保つ結界」だ!
何かが触れれば変形してでも消えない! 結界なのだが!
「形を保つ結界」よりも支える力が弱い! のだ!
「形を保つ結界」とて弱いのだが!(爆笑)
「形を保つ結界」は
何かが触れると僅かな抵抗をして消えてしまうのだな?
だから単純に結界を出しても
絶対に防壁には成らねえ! んだよねっ!
空中で立つ! というのも勿論普通は無理なのだが!
だから定滑車の点を兎角増やして
軽く支えられる様にするのだよ!
とことん軽くすれば!!
弱々しい結界でだって支えられるし!
空中でだって支えられる!! という事だ!!
「滑空」って、
言う成れば空気に乗っかるって事だからね!
鳥だって滑空はするし! 鷹とかな!!
虫位軽ければ
落下して死亡とか有り得ねえべ?(超絶大爆笑)
という仕掛けなのだよ!(笑)
さてw?
あーすうぉーる(笑)を避けられた
エンバンさんの次の手はw?
「うおおおおおお!!
ファイアブラスト!!」
ぼふっ
一瞬!
炎が上がった!!
……うん。
一瞬!(超超絶大爆笑)
まー!(笑)
炎が燃え続けるには燃料が要るからなw?(笑)
ガスなんかは本当に文明の利器なんだねえ?(笑)
「うおおおおおおおおおおっっ!!
ファイアブラスト! ファイアブラスト!!」
……
一瞬だと熱くもないんだけど。
鬱陶しいわw!(嗤)
魔法水鉄砲!
びしゃっ
「おぶっ?!」
顔面に水を浴びたエンバンさんはぶっ倒れる!
おいおい?
倒れ方下手だな?(笑)
何時か怪我するぞ?(笑)
自分の魔法は対象に零距離で放つので!
審判には攻撃した判定は貰えない!(超絶大爆笑)
良いんだけどね!(笑)
もうそろそろ良いかーw! と。
着地する!
結界に乗ったままでも!
一寸バランスを崩せば即落下なのだw!
落下damageが無い様に
徹底的に「定滑車の点」を増やさなければ!
すとっ
うむ!
中々の出来だなw!
「なっ……何なのだ?! さっきから!!
杖も持っていないのに!! 不可解な事をっ?!」
エンバンさんは騒ぎ出す!(笑)
やっぱり「魔眼」も無いのだろうねえ?(笑)
一応アイマの町で売ったのだから
覚えようと思えば覚えられる筈なのだが!(笑)
其して杖を持つのは
魔法使いの間では常識の様だ!(笑)
「杖と言えばw!
其の面白い杖何なんですw?(笑)」
「面白い言うな!!
代々伝わる家宝の杖だ!!」
自覚が無い様だ!(超絶大爆笑)
其れに……w! 家宝!(超超絶大爆笑)
「おれは杖が有るから魔法が使えているのだ!!」
「其れ気のせいですよw?」
ウチの子達♡はみんな杖関係無いし!(大爆笑)
ネネが杖、というか杖を持っているのは
試合で身を叩かれない為だけの事だし!(笑)
其れにエンバンさんの面白い杖は只の木だし!(大爆笑)
「んじゃあ光線技(笑)を使ってみるので
防げるなら防いで下さいw!(笑)」
「なっ?! 何だ?! コウセンワザとやらはっ?!」
エンバンさん狼狽えているのかも知れないけどw!
試合の相手に訊くなよ!(笑)
本当を言えば巫山戯ている訳だが!!(大爆笑)
光線技(笑)の動作を始める!(超絶大爆笑)
両手をグーに握って腕を交差させ!
其れから両腕を振り下ろしながら
ぴょこんと後ろに下がる!
其してレオお決まりのぽーず其之二!
……と。 言いたい所だが。
右掌が上向きだとお決まりではないな? なのだが!
左拳を腰に引いて右手刀を横にシュッと!
……振り難いのだが。(汗)
掌が上向きだとな?
なのでゆっくりめに右手を横に伸ばす!
此の時右手を振った軌跡がシュキーン! と光る!(爆笑)
いや魔法遠隔視の応用なんですけどね?(笑)
右腕を伸ばし切ったら!
シュッと!!
右手刀を左肩の上に! 左手刀を右腰に振る!!
詰まり両腕を体に巻き付ける様に! だ!
此処でも右手刀の軌跡がシュキンと光る!
又シュッと!
右手刀を右肩の上に構えた姿勢に!
左手は指先までピッと伸ばして
前に押さえ付けるみたく掌を突き出す!
此の左手は!
照準なのだ!!
お決まりのぽーず其之一でも其うなのだが!
左手を目盛り代わりにして狙いを定めるのだな!
其して!
右腕は指先迄真っ直ぐ伸ばして!
左手は右の二の腕に添え!!
光線技(笑)を放つ!!
「えねるぎぃ光球(笑)!!」
「カッコワライって何だああああああああああああ!!」
あ!
エンバンさんに突っ込まれた!(超超絶大爆笑)
「おおっと?!
えねるぎぃ光球?! 何ですか其れは?!」(実況風)
「うるとらさんレオの光線技で
威力最大とされているものですね。
実はうるとらさんエースも使っています。
ポーズは違いますがw」(解説風)
「うるとらさんの光線と言えば
ナントカニウム光線、ではないのですかね?」(実況風)
「はっはっはw 古いですね!
ナントカニウム光線というのは
うるとらさんゼットで久しぶり、
ゼスティウム光線が登場、です」(解説風)
「はあ……兎に角レオは
ナントカニウム光線は無いんですね?」(実況風)
「実はレオはスペシウム光線を使った事が有りますがw
スペシウム光線は最も基本の光線とされていますな。
各うるとらさんの光線が違うのは
其れぞれ個性に合わせてカスタマイズしている、
という設定なのです」(解説風)
「はあ……成る程?」(実況風)
「レオは光線技は苦手、という設定ですからな。
其れよりもレオと言えばレオキック! ですな」(解説風)
「足が赤く光るんですね?」(実況風)
「古いですなあw
近年では炎、という感じです。
まあしかし。
円盤生物の辺りはレオキックより
光線技を多用、というのは残念ですが。
まあ。
着ぐるみではない怪獣に蹴りを当てるのは
難儀するでしょうから。 仕方ないのでしょう」(解説風)
「解説さん…… 何時にも増して饒舌ですね?
うるとらさんファンなんですか?」(実況風)
「当たり前ではないですか」(解説風)
「……はい。 ソウデスネ?
所でお知らせです!
前話、後書きにて
カッコハジメが欠けている箇所が御座いますが!
把握はしているけど訂正はしない! 模様です!」(実況風)
「其の部分、入力でしくじりが有った、と思ったら
余分に削ってしまっていたらしいですな」(解説風)
「はっはっはw! 此の作者、
修正が物凄く嫌いですからね!(笑)」(実況風)
「証拠がずっと残りますからなあ。
目次の日付の右側に」(解説風)
「あはははは。
読者様におかれましては
生温かく見守って頂ければ幸いです!
其れでは今回は此の辺で!」(実況風)
「また次回お会い致しましょう」(解説風)
2021/03/02 0:06
早速訂正が発生致しました!(泣)
具体的にはルビ!
「其之二」の部分ですね!(泣)
ふぐぅうぅう……! クヤシイ!(泣)
お詫び申し上げます!




