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第49話 鬼教官(笑)に!自分は成る!!!(爆笑)

 お気付きの方は居られますでしょうか。第49話の後書きですが。

 日付が間違っている!!日曜は11日じゃあボケぇ~!!(笑)

 なるべく題名に(改)は付けたくないという仕様も無い

こだわりがありますので、残して置く事に決定致しました!

笑ってやって下さい。コイツ間違えてやがんの~って。

 其れから第48話に(改)が付いて居りますが。

 後書きの改行を修正しただけです。

文字には一切変化は御座いません。

 最近改行で語句が切れてしまう事に注意する様になりまして。

 本文ではプレビューを見ながら手直し出来ますが

前書きや後書きでは其れが出来ないのですね。

 で、なんとなくで改行したら文章が妙な形に!!

 それを直した訳です。

 なんとなくでは上手くはいかない。

 そういう教訓にして下さいませ。

 騎士達の訓練場所。ガッコの校庭位には広い土地が在る。

 学校の生徒程には人数は居ないので、割合的には迚も広いって事になる。

 周囲には観客席が有る。ヒトに見せる試合をする事も有るのだろう。

 騎士達は五十人位、整列している。

 これで全員って事はないのだろうが。こんなものか?

 先ずは騎士団の団長さんが皆に語る。

「聞け!!貴様等!!!

 本日より貴様等の技術指導を担当する者が加わる!!」

 …そーゆーヒトなんだ…

「貴様!!さあ名乗るがい!!!」

 あーはいはい。

「みんなー!自分は武神只乃(ただの)山椒ちいだよー☆

 ちいが個人名で只乃が家名だぞー☆」

 因みに。「乃」という字は平仮名の「の」の元となった字である。

 名前からして只のちい、其れ以上でも以下でもないと言っている。

 山椒さんしょうの字を名前に当てたのは、何時いつぞや書いたから、折角だから、ね。

 騎士達の雰囲気が幾分かなごむ。

 小っちゃい子が何か言っているなあってか。

 何人かはハッとした顔をしている。ライナの一件でしばいた四人と、御前試合に出ていた者達、試合には出なかったがあの場に居たと知覚した者達。メイザスが

前倒しで出ちゃったからな。

「鬼教官(笑)に!自分は成る!!!(爆笑)」

 …反応はイマイチだった。そりゃそうか。

 小さい子が何か言ってるなあってのは始めっからだから反応じゃあないし。

 そうそう、鬼教官(嗤)も此処に居るなあ。武神に鍛え直して貰えとでも言われたか。

 さて、次の爆弾を投下するか。

「自分、女の子だぞ☆」

 ぶぅうううううう??!!!!!

 自分を知っているヒト達が噴いた。試合ではあっさりとしていたヘイキンさん

さえ噴いた。

 おや?メイザスも噴いているなあ?ライナに言った時には聞こえていなかったか。

 あの時は登場の時点タイミング的に聞こえてはいなさそうだったが、メイザスは目の前で喋っている事も聞こえていない時が間々(まま)ある様だ。魔法の事言ったら驚いた時とかな。

 女の子だとか只驚かせたくて言った訳ではない。言いらしたかった訳でも

ない。

 勝負して負けたらすっごく悔しがってね☆と言う為の布石だ。

 うん、騎士達が自分に全戦全敗するのは決定事項だよ?

 メイザスには言ったが。世界最強を例え実現したとしても、絶対勝てるという

確証には成らない。

 ではどうするか?勝負に見えて実は自分の勝ちが確定している事をすれば良い。

 現実的にはどうするかって?例えばギャンブルだ。

 やる事がギャンブルだとしても、何かを経営するには経費が掛かる。当然、損をしたらやっていけない。なので、賭け事(ギャンブル)を経営する者、親とか胴元とかいう連中は皆必ず勝つ事をやっている。

 実はギャンブルではなくても、普通の経営でも、だな。

 漫画にさえもちらほら出てくるではないか。金持ちの元には金が舞い込んで来る様に社会は出来ている、と。逆に言えば金が舞い込んで来る位置ポジションに居なければ

金持ちではないって所か。

 勝負、という言葉の正しい意味としては、誰もが勝つ可能性も負ける可能性も

なければならない。だから、必ず勝つ事をするというのは本当の意味では勝負とは言わない。狡いね!コレこそホントのチートってヤツだね!

 戦闘的で必ず勝つ事と言えば、だ。

 達人なんかが、技を見せるから相手はじっとしててね、ってヤツだな。相手が

例え素人でも抵抗をすれば技は綺麗には決まらないモノだ。技を綺麗に見せたいのならば受ける相手もそれなりの使い手でなければいけないな。

 うん。二年間、何か技を見せ続けてやるから黙って食らってろ?てのが基本方針だな。考えるのが面倒臭いが、出来なければ痛い事になるのが目に見えている。

下手をすると体のどこかが一生不自由になる怪我をするな。

「自分、言いたい事は色々有るけども、幼女が何か言ったからって大人はまともには聞いてくれないと思います!

 なのでぇ~、武器で勝負をして、騎士さん達をしばき倒してから色々お願いを

しようと思いま~す♡」

 自分を知らない騎士達はまだまだ苦笑いをする位だな。知っている連中は顔が

引き攣っているが。

「今日は第一弾として、『槍は剣よりも強い!』という授業ですよ~☆」

 言って、用意していた木槍をバトンっぽくぶおんぶおんと回す。ぽく、だ。

バトン同様には回せんよ。身長よりも長いんだもの。

 それよりも、だ。騎士達の間に不穏な空気が満ちる。もう子どもが何か言ってるとは思っていられないって所だな。

 分からなくもない。剣は騎士の魂だ!侮辱するな!!という事だ。刀は武士の魂だ!というのと同様にな。

 ヘイキンさんが槍を使っていたのだから嫌悪する程ではない筈だが。

 しかしそれでも圧倒的大多数は剣は槍より上級な武器だ!と思っているのだ。

 あっちの世界の現代人だってゲームなんかでは武器の花形は剣にする。同様な

考えという事だ。

「やっぱり皆さん御不満な様ですね~。じゃあ実際に勝負してみようじゃあありませんか☆」

 おや?団長さん、オロオロしているか?口調の割に心配性なヒトなの?(笑)

「勝負は相手の武器を叩き落とせば勝ち、身を打ったら反則負けって事でどうでしょう?

 お互い、痛い思いはしたくありませんものね?」

 此の取り決め、片手武器より両手武器の方が圧倒的有利である。当たり前。

「それで~、皆さん何人か一遍に自分と勝負します?」

「する訳ないだろう!!!」

 黙って居られなかった誰だかが言った。はい、言質頂きました!

 その他大勢さん四人組は青ざめているが。

「じゃあ一対一ですね!

 それで~、他のヒト達は自分が勝負する所を囲って見ていてくれます?

 あ、勿論ぶつからない位は離れて、けど声は聞こえる位の距離で!」

 ランバージャックデスマッチか!!って?仕様が無いんだよ。

「自分、皆さんに授業をするって約束ですからね~!

 所々説明はするでしょうから。そして、説明では足りない実技の部分は見て覚えて下さいね~」

「約束って、誰と誰がだよ!」

 訊いてきた誰かが居た。そのヒトこそあいの手のお約束が分かっているね!

「国王陛下と自分が、です!自分、国王陛下のすみつきなんだぞう!!」

「「「はああああああああああ??!!!」」」

 黙って居られなかった何人かが驚きの声を上げる。

 騎士達の戦闘訓練中って、多分間違いなく私語厳禁な筈だから、よっぽど黙って居られなかったんだろうね!

「はい!囲って囲って!!で、場所によって見え方は違ってくるでしょうから、後で皆さんで話し合いなんかをすれば良いでしょう!親睦しんぼくを深めて下さいね?

 さてさて、誰か審判やって下さいます?誰から勝負しましょうか?」

 矢継やつばやに言って場を整えた。

 審判は団長さんだ。迚も困り顔だ。お母さんか!!いや、おっさんだけど!!

 相手が一人出て来た。誰か知らん奴だ。名乗りを上げる事にしよう。

「自分は武神只乃山椒(ちい)。そちらは?」

「お…おれはヤラレャーク・ヒトマズ」

 ぶふぅううう??!!!ヒドい!!名前が酷過ぎるうううううう!!!

 分かったぞ!!笑わせて弱らせる作戦だな?!!(もっと酷い)

「あの、さ。訊いて良いかな?」

 笑わせる作戦のヒトが畳み掛けてきた~!!(ホントに酷い)

「…何(笑)?」

「ブシンって付けてるのは何?」

「武神と言うのは武術の神様って事だよ?」

 武器の神、ではない。此処、引っ掛け問題出るぞー!何処でだよ!!…さて。

「神様って……君が?」

「そうだぞ?うやまたまえ!えへん!」

 無論、本気で言っている訳ではない。冗談だ。

「あはは……宜しくお願いします」

「うむ、来給え!」

 言って構える。勿論、左手前で両手持ちだ。

 やられ役さんは木剣だ。勿論右半身だ。

「あれ?君、左手を前にして持っているの?」

「うむ、くぞ気付いた!褒めてしんぜよう!」

 れは本当に、だ。ラノベのイラストを見ていてよく有ったのだ。

 向かい合う相手の左右が分かっていないヒトが結構居る。イラストのキャラクタは当然こちら向き、読者の方向を向いて居る。向かい合う相手と同様だ。

 相手の右手は向かって、こちらから見れば左目(がわ)なのだ。当たり前だと思う?でもな?

 ラノベの本文では右と書いているのにイラストではまるで左利き(ぎっちょ)みたいに描いてあったり。男キャラなのに左合わせの服装だったりな!何?何時いつから男が左合わせの洋服着る様になったの?キモいわ!!

「槍という武器、いな、長柄武器はだな?左手を前にして持つべきなのだ!!」

 口調が変?放っとけ!!

「ながえぶき?」

「柄、詰まり手で持つ部分がだな?長い武器の事だ。スピアもそうだな?」

 此処のヒト達は右手前で持っているのが当たり前な様なので、先ず!此れを!!物申ものもうしたかった訳だ!!!

「えーと、君、左利きなの?」

 ほら、だこんな事言っている!!

「ぶぶー!はずれ!!」

「ぶぶう?」

 ああ、此の世界のヒトにはブザー音とか通じないよ!!

「外れの音」

「はあ??そう?じゃあ右利きなの?」

「自分は両利きだけどね」

   なんじゃそりゃあああ!!!

 周りのヒト達の突っ込みが入るが。仕様が無いだろう!!本当なんだから!!

「あー…自分は兎も角、右利きのヒトが長柄武器を左手前で持つべきだから。

全員、全員・・直してね!」

 大事なので二度言いました!が。

   はああああぁあぁあぁあ??!!

 周りのヒト達の反発の声が。やっぱり当たり前になってしまっている事を意識

改革するのは容易ではないなあ。

 まあ、其れにはやっぱり実力を見せ付けるのが一番!!と言う事で。

 やられ役さんに犠牲になって頂こうか。いや、死ぬ訳じゃあないけど。

「さ、始めよう?」

 武器戦闘しないうちに続く!になちゃたよ~!

 まだ長引きそうだたのでえ!

 戦闘好きな方は次回をお楽しみに!!

 ……その語調何だ?って?

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