第322話 結婚を促してみた?
お早う御座います! 金曜日! 早朝です!!
早過ぎます!(超絶大爆笑)
自分の所は長めに雨が続いております! 秋雨やな!
気が早い様だが! 明日は!! いおんで!!
ぽいんと五倍の日だぞ! 忘れるな?!
自分は本買う日だぞー!
大人に成ってしまったライナとメイ、シンとトモを宥めて。
やっと朝食の席だ!
もじもじ もじもじ
もじもじもじ
ライナとシン、メイとトモの二組は。
隣り合って座っている。 のはまあ、当然として。
食い難くない? って程に席を寄せている。
……其れもやっぱり当然……なのかねえ……?
共に大人に成ってしまった……詰まり夫婦? って事で。
えーっと……?
田舎の村じゃあ結婚式って、どう成るのかいね?
初々しい……と、言って良いのだろうか……?
自分は男女のソウイウコトには縁なぞ無くて。
其れに伴って認識も疎いのだが!
食い難そうな位寄っている割には。
組に成った二人ずつはお互いに目を逸らしている。
えーと?
恐らくは?
大人に成ってしまった四人は詰まり。
お互いに恥ずかしい所を見せ合っている故
今目を合わせられない。
けど。
其ういう関係に成ってしまった! のだから
もう離れられない! 離れてはいけない!
……という心理の結果。 が此の状態!
って所。 ……か?
成る程?
無理矢理異性をモノにする手段として
“既成事実”が有るのも頷けるな?(汚物を見る目)
まー……
生き物は繁殖しなきゃあ滅ぶ! というのは分かるが。
でもやっぱり汚いと思うなあ……?
え? 恋愛とか何が良いの? 本当に!
いや自分がどう思おうと。
もう四人は其れぞれお付き合いを続けてこそ誠実、
なのだろう。
「……」
もじもじ
ライナが。
何か言いたそう。 けど言えないでいる。
おバカのままではいられなく成ったのか?
詰まり恥じらいが出て来たかねえ?
恥を知る! というのが
ヒトがヒトである為の第一歩であろうな。
ケダモノは誰の目が有ろうが
恥も外聞もなく欲望のまま行動するのだし!
ん? 具体例? 知りたいのか?(ジト目)
兎に角! ライナだよ!
「しばらく買い物に付いて来なくて良いぞ?」
「……っ!」
ライナが言うか言うまいか迷っているのは其れ! なのだが。
寧ろ突き放されたかの様な悲痛な顔をする!
……面倒くせえなあ……
「今は長距離走るのなんて迚も出来そうにない! だろ?」
こくこく! と、ライナは頷く。
因みに。
メイも口には出していないが同様だ!
何で走れなさそうなんだって?
ヤったからだよっ!!
「無理して来る事ないんだぞ?」
「……はい……」
「嫌だろうけど。
マルゲリータと基本功やっていると良い」
基本功とは!
中国武術の基礎練習! 準備運動みたいなモンか?
準備運動とはいえ!! 続けて体力を付けるのは大事! なのだ!
何れ……
ライナとメイには子がデキるだろうしな?
出産時に体力が有るか無いかは重要な分かれ目に成るだろう!
出産は! 母子共に命懸けなのだ!!
体力有る方が耐えられるに決まっている!!
現代日本でさえ危険! と言われるのは!!
現代人は体力が無さ過ぎるから!! に他ならない!!
やっぱり運動不足は悪! だな!
「何が嫌なのおおおおおおおお?!」
んー?
マルゲリータが何か言っているな?(冷たい目)
「マルゲリータみたいな汚いのと一緒に練習するのは
嫌だろうなあ……ってな?」
「失礼過ぎるよっ!!
ちゃんとレーナに洗って貰っているしっ!!」
自分は大人なんてみんな汚い!! と思っている訳だがな?
レーナに洗って貰っているとかいうのも突っ込み処だしなっ!!
レーナってのは列王の事だ!!
はぁー……
もう列王には日本語で確認してあって。
マルゲリータと添い遂げる覚悟をした!! ……積もりの様だけど。
未だに思うけどな!
ホントにコレで良いのか? って。(大爆笑)
問題は此れからだし!
というのも!
マルゲリータのオヤジ! 詰まり国王には
声を掛けねば成るまい?
娘さんが結婚しますよーってな!
……絶対悶着が起こるぞ?
列王に分かれってのは無理かなあ……?
マルゲリータはどうでも良いが! 全くアテにはしていないから!
「わたしはお姉様を嫌ではないですよ?」
「わたくしもで御座います!」
ライナと。 其れからメイもお姉様とか呼ぶのは
マルゲリータだが!
マルゲリータが呼ばせているのだよな!
どういう趣味だ! 姉妹かよっ!!
えー? スールって何だ? って?
女ばっかりの所では血の繋がりが無くても
お姉様だの妹だのって言いたがるんだよ!
尚、何処とは言わないが実在するぞ?
「有難おおおおおおおおお!(涙)
今晩もじっくり指導して上げるからねえええ?(涙)」
「おいっっっ!!(怒)」
晩の指導なんて下衆な話であるっ!!
朝っぱらからコイツはっっっ!!(怒)
「え~? 大事でしょぉ~?
アレがイヤに成るか止められなく成るかの瀬戸際だよ?」
「知るかああああああああああああああっ!!!!
黙っておけキサマはっ!!!!」
コイツ何なの? ケダモノなの?!
恥知らず過ぎねえ?!
「ちいちゃん! 大切な事よ?」
「母親も黙っていてっ?!!!」
文明度低い世界の田舎ってヤだあああああああああ!!(泣)
「って!! メシ無えし?!」
いや! 最初は自分の前にも有ったのだ!!
其れがっ!! メシを母に取り上げられたっ?!
何時も、ではあるのだが!!(号泣)
真面目な話している間に取って食うのはヒドくないっ?!
母サラよ!!(滂沱の涙)
「ちいちゃんのご飯は此っちよ♡」
「ふぎゃああああああああああああああ?!」
既に抱えられているっ?! 何でだよっっ?!(泣)
母は其れから改めて。 長女ナナから末妹ニニを受け取り。
……まあ。 何だな?
ニニは未だ赤子なので。
母の乳を吸い始まる……
いやそろそろ固形物も食わせれば食いそうなのだけど?
ニニも其うなのだが!
「母上?
自分は形の有るご飯が良いです!」
「だから形の有るおっぱいです♡」
「違えっつんだよぉおおおおっっっ?!!!(号泣)」
母よ……
自分に恨みでも有んの……?(滂沱)
「……゜+・(✛。✛)」
えーっと……(汗)
二女ネネが直ぐ傍で目を光らせているのだが……?
ネネはお姉さんだからと待たされているのだ!
小学二年生位なんだけどね?(大爆笑)
けど……
自分の代わりにずっと吸っていて良いんだぞ?(超大爆笑)
母に直訴してくんねえ?(涙)
「ぷはっ」
「はぁ~い♡
ニニちゃんご馳走様ね♡」
「わーい(*^▽^*)」
「ほらネネちゃん!」
「えっとえっと……(・`。’・)
ニニちゃんいいこね~かわいいね~`(・`。’・):」
「はいお利口さん♡
いらっしゃい♡」
「わ~い♡(*^▽^*)」
母はニニを長女ナナに渡し。(泣)
二女ネネの番に成った……(滂沱の涙)
自分は其のまま……(号泣)
本当に何で……?(涙)
「ねえライナちゃん、メイちゃん、マルちゃん。
どう?」
何が「どう?」なんだよ鬼母め!(泣)
「ふふふ♡ 羨ましいでしょう♡
赤ちゃん欲しく成っちゃうでしょー♡」
何故?(超大爆笑)
何処で其んな事思うんだ?!(超大爆笑)
「……はい!(頬を赤らめ)」
「おっ……おっぱい飲ませてみたいです!」
おおおおおおおおおおおい?!(笑……える?)
ライナなんか一寸前まで飲んで喜ぶ側だったろ!!(超大爆笑)
「一寸待ってえええええ☆
ほら! ね☆」
マルゲリータは待ったを掛けるが!
お偉いさんは授乳は乳母にさせるってか?
メイは自らは語らないが。
名の有る家だろうなあ、とは見ているし!
けど此処には乳母居ないぞ?
いや授乳可能な女性は幾らでも居るだろうけど!(笑)
何だか何処かで授乳可能な期間なんて話が有ったが。
離乳させるから母も出なく成るのだろう?
ウチの村なんか子持ちの女はみんな出るみたいだぞ?(笑える?)
広い世の中。
砂漠の辺りに、母親ばかりか
姉まで授乳するとかいうイヌ科の生き物が居たし!!
生き物の体って、不思議だね!
「赤ちゃん欲しいぞー☆」
「「欲しいぞー!」」
何か。 マルゲリータが二人にも言わせている感じだが。
マルゲリータには見込み無いって言っただろう!(笑)
列王が異世界人だからだ!
遺伝子の問題は簡単じゃあないぞ?(笑)
「赤ちゃん一杯欲しいぞー☆」
「「欲しいぞー!」」
……おいおい!(汗)
お偉いさん的思考なのだろうけど。(汗)
乳母なんて役割が有るのも成るべく数出産する為だからな!
丁度一年が経つでしょうか。
いにしえの超大作!! 第三部開幕!!
……って言っていたんだけど。(超大爆笑)
書籍が此んなにも出ないなんてのは。
売れないから出さない! って事だな!(笑えない!)
世知辛いです……(超大爆笑)
かと思えば一応学園もので!!
九年?ぶりに続編が出るぞーとかいうのも有るけど!(笑)
其の作者は前から
何時が最終回だか分からんモノばっかり出していたのだがな!
別名エターって、言わねえ?
一応学園ものとは言っても超常モノでもあるのだが!
でもウケたのだよな! 『ハルヒ』とか!
はいもうお分かり頂けましたね?
其れは良いのだけど!
第三部開幕!!(笑)の方!!(大爆笑)
有ったんだよお? と!! 何となく分かりそうなお話で!
広く訴えてみたい!!
という訳で!!(超大爆笑)
自分劇場!! はっじまっるよぉおぉお?(大爆笑)
『自分やぁず!』(超大爆笑)
自分は男達に囲まれていた。
男達は。 身形は整っている。
其の辺のゴロツキなんぞとは比べるのが失礼な位。
だが!
「さあ! 此の可愛い服を着るのだ!」
「可愛い子は可愛い服装にすべきだ!」
……うん。
どう見てもヘンタイだ!!
顔見知りですらない男達に囲まれて
此んな事言われたら誰だって恐いだろう?
自分は。
上着は袖無しだが長ズボン長手袋。
バンダナマントにショルダーガードと。
旅人としては普通な格好である!
ヘンタイ共に口出しされる筋合いは無い!
よって! 蹴散らそう! と思った時。
「あの~。 間違っていたら済みません」
何か気が弱そうな声が掛かった?
「皆さん、小さな女の子を襲っています?」
声の主は。
……でっかいメイドだった……
男達よりも背が高い。 で、黒髪黒目だ。
「むむっ?! こちらも?!」
「もっと可愛い服装をするべきだ!」
……ヘンタイ共の標的が増えた……
何しに来たんだ? ってヤツだ。
しかし!
くるくるくるっと。
半ば踊るかの様な動きで。 メイドは男達を躱す!
「む! “聴勁”か!
しかも随分功夫が練られている!」
「あ! 分かった? スゴいね!」
でかいメイドは。 男達を避けるのは凄まじいが
雰囲気はぽややんだった。
「けど避けているだけじゃ終わらないんじゃあないか?」
何時かは男達も疲れ果てるではあろうが。
「うん。 でも。
此のヒト達、暴力的ではないし……」
……ぽややんと凄まじさのギャップが凄過ぎる……
其処へ更に。
「きぃぃいええええええええええええええええっ!!」
「猿叫?!」
と呼ばれる叫びと共に現れる第三の影は?!
ばしばしばしばしばしぃいいいいいいいっっっ
ぎゃああああああああああああああああ!!!!
其れなりに多数居た男達を分に満たない時間、秒で片付ける!
「“東郷示現流”!!」
という流派の剣術の!!
……金髪ちびメイドであった……
瞳は青だった。
次いでに自分は茶髪に茶の瞳だ。
「彼のヒト達可哀想じゃない?」
ぽややんでかメイドは言う。
「竹刀だから死にはしないだろう!
話が有る! 行くぞ!」
金髪ちびメイドが言うが。
「別に付いて行く義理は無くない?」
だよね? 間違った事言っていないよね?
「あ! 名前も知らないものねえ!
俺、レオリィだよ!」
ぽややんは言った。
「……オレはワットって呼んでくれ!」
金髪ちびは無愛想に言った。
自分よりは背が有るけど。
「自分はちいだよ」
仕方なく名乗った。
「けどやっぱり付いて行く義理は無いよね?」
「飲み物位奢ってやるよ!」
「お~♪ 良いねえ!」
貰えるモノは貰わにゃ損損♪
取り敢えず言っておくと
飲めるものは水さえ有料だからな?
「……」
奢ると言った本人が何故ジト目に成るか!
其して食堂兼宿屋。
「オレな。
お姉ちゃんをとっちめる為に備えてんだ」
「お姉ちゃん?」
ワットは飲み物を奢ると言っただけなので
自分でメシを頼んで食う! 只管食う!!
返事をしたのはレオリィだ。
「彼のヘンタイ共のボスがお姉ちゃんだ!」
ワットが苦々しく言う。
「はぁ……もがもご。 迷惑な姉ひゃんだなぁ」
「食いながら喋るな!
……オレにとっては迷惑で恥ずかしい身内なんだよな!」
「れ? 一緒に姉ちゃんやっふけようっへお誘いは?」
「食いながら喋るなってば! ……其うなんだけど!」
「えー? 女のヒトをやっつけようって、穏やかじゃあないね?」
「お姉ちゃんはヘンタイ共のボスだけあって強いからな?
女同士なら大して問題無いだろうし!」
「女同士?」
「ん?」
「ほぁ?」
「俺男だよ?」
「はあああああああああああああああああ?!」
「もごもご。 なんれ其んなはっほ?」
「ちいは唯食ってろ!!
アンタ何で其んな格好してんだよっ!!」
「……何でだろう?」
レオリィはぽややんというかボケボケだった様だ。
「……まあ……オレも
ヒトの事言えないんだけどよっ!!」
「もごもご……んぐっ!
姉ちゃんとやらの所為で其んな格好、とか?」
ワットは恥ずかしそうに頷いた。
ああうん。 やっつけたい姉ちゃんだあな?
其して姉ちゃんの本拠地。
外観は素っ気ない建物だな?
が!
内部は服でぎゅうぎゅう詰であった!
何とか姉ちゃんとやらの部屋へ行くと!
多少金色っぽい茶髪に碧の瞳の女が居る!
えーっと。
玉座みたいな椅子に座ってんだけど?
「ふふふ☆
アントワネット。 可愛い服の新作が出来たよ?」
「其の名で呼ぶなあああああああああああああ!!」
「ほお? ワット君の本当の名はアントワネットなんだ?」
「ワットと呼べ」とか言っていたものね?
「止めろおおおおおおおおおおおお!!」
「まあ良いや! 其処の姉ちゃん!
迷惑なヘンタイ共をはびこらせるのは止めろ!」
「まあ☆ 其処のアナタ!
もっと可愛い格好すべきね☆」
言う事がヘンタイ共と同じだった!
「仕方ねえなあ!
竹刀で叩くと怪我はしないだろうが激しく痛いからな?
バーストブリージングでもしていろ?」
バーストブリージングは痛みを制御出来るのだ!
という訳で自分の武器も竹刀なんだなコレが!
「ふっ! 此の私に其んなモノ通じるかな?」
姉ちゃんとやらはトンファーを手にする!
「んじゃあ景気付けでもするぞ?
“悪夢の王の一欠片よ”」
「はっw☆
其れに何の意味が有るの?
……って何?! コワい!
不気味な言葉を呟きながらユラユラ来るのコワいっ!!」
「“虚無に戒め解き放たれし凍れる暗黒き虚ろの刃よ
我が力我が身と成りて共に滅亡びの過程を歩まん”」
「コワいコワいコワいコワいコワいっっ?!」
「“神々の魂魄すらも打ち破砕き”
『真・神滅斬(笑)』!」
「っ!!」
姉ちゃんとやらは防御態勢に入ったが!
すぱあああああああああああああん
「いっっったああああああああああああああいっっっ!!」
「ごっ…… ご免なさいご免なさい
ご免なさいご免なさいご免なさい……!」
涙を流しながら謝る姉ちゃんを眺め。
アントワネットは言う。
「どうやって勝ったんだ?」
「ふっw!
見切れぬ一閃が刀の真髄!
受けの態勢に入ったらもう食らうしかないんだよw!」
「……ふうん?」
納得いかない顔で聞いていたが。
ぱっとアントワネットの笑顔が輝く!
「有難うな!」
「……わお!」
名前もヤバいが。
笑顔も男の子としちゃあヤバいよ!
所でレオリィは体がでかいので
ぎゅうぎゅう詰の通路を通るのに苦労していた。
未だ来ていないのだ!(超大爆笑)
自分は一つの事件を解決し。
又旅立つのだ!
解決した。 ……筈なのだが。
アントワネットは『不思議の国のアリス』みたいな
ドレスを着ていた。
頭に着けるのがホワイトブリムではなくリボン、
位にしか違わないのだが?
「やっとお姉ちゃんに着せられる服を変えられたぜ!」
「……良かったね?」
騙されているのだろうか?
変わった気がしないのだが?
「良かったねえ」
ボケボケが……もといレオリィが言った。
レオリィはメイド服のままだった。
「ちい。 今度は何処に行くの?」
「って? レオリィ付いて来る気?」
「え? うん」
何故当たり前みたいな顔しているのだ?
「まー自分は。 郷里の姉ちゃんから
「世界を見てこい!」とか言われているから。
ぶらぶらと?」
「其っかあ。
何処のお姉ちゃんもコワいんだねえ」
あーうん。
レオリィみたいなぽややんが居れば和むかねえ?
「良ぉおし! 行くぞ!」
「あはは。 本当に幼いんだねえ」
レオリィはぽややんだねえ!
と! 気ままな旅を続けるのであった!
『自分やぁず!』完!(超大爆笑)
いやあ! ドキドキでしたね!
何処がだよぉぉおおおおおお!!(超大爆笑)
おっとっとぉ!(大爆笑)
現在朝ですから! 何かと急がなきゃね!(大爆笑)
其れではまた! ……何が?(超大爆笑)




