第218話 恋愛を悟ってみた??
今晩は! 水曜日! に
日付が替わった辺りの夜中です!
もう日付替わっちゃいましたが!
昨日は建国記念の日! でした☆
……だから何? って?
お休みじゃあん?
浴場での事。
列王とマルゲリータが抱き合っていた。
あ! 危ない場面なんかじゃあないですよ?!(大慌て)
列王は服を着ているか、という位に
体中にタオルを巻きまくっているし!!
肌が触れている部分は掌だけだ! ……列王の方はな!
んで! より正確に現状を表せば!!
マルゲリータが「お母さぁぁぁぁん」とか叫んで列王に抱き付いた!
列王はしっかりと抱き留めて支えている! って所!
マルゲリータは又アホ言っている! ってモノではあるが!(爆笑)
けど頷けなくもないんだな! コレが!!(爆笑)
列王!! 古き良き日本のお母さんが発動しているよっ!!
男だけど!!(大爆笑)
バカな子程可愛い、等と言い。 其の実
自ら手間を掛けたものには愛着が湧く、という心理が働く構造な訳だが!
赤ん坊なんか、
正しく母が手間を掛けなければ生きては行けない生命だよな!
赤ん坊にお世話をさせられた者は母にされてしまう訳だ!!(笑)
正しく赤ん坊は吸血鬼!! ん? 意味分かんない?
赤ん坊は何を吸って生きているよ!(笑)
今の場面では赤ん坊ではなくマルゲリータな訳だが!!(笑)
「列王。 大丈夫か?」
「何が?」
列王は己が子を慈しむ母の眼差しを向けてくる。 オイオイオイ!
何で態々己が子、等と付けているかと言えば。
世の中には酷い言葉もまあ有ってだな?
家の子が転んだのと余所の子が死んだのが同じ衝撃だ、とか!
詰まりぃ…… 今の列王の眼差しはヤベェ……!(笑)
「列王は此処の言葉が分からない訳だが?
マルゲリータの突然の奇行に何と思う?」
「ああ…… 其うだね?
不思議と、受け止めなければいけない気が凄くして……」
「因みにだな!
マルゲリータは「お母さあああん!」と叫んで抱き付いた訳だが」
「だ…… お母さんって、誰?」
あんまし狼狽えてもいないな?! 半ば受け入れていないか?
「王女のお母さんは王妃さんか? 一応側室とか妾とかの可能性も有るか?」
「其ういう意味じゃあないよね? 今は」
今までずっとボケだった癖に言いよるな?!!
「列王は王女からもお母さん言われた訳だなっ!!」
「俺男だってば」
「自分に言うなってばさ!」
言葉では言い返すものの! 表情は満更でもなさそうでないか?!
お母さん言ったアホウはと言えば!!
満ち足りた顔して列王に抱き付いている!
「何時迄其うしている気だ? マルゲリータ」(呆)
「むふぅ~♡ んふふ~ぅ♡♡♡」
「正気に戻れ!!!」
と尻を引っ叩く!! ……高さが丁度良いもので!
所で昔、子どもへのお仕置きとして尻叩きがよく有ったが。
うん、昔だ。 令和の頃には体罰として大問題に成るだろう。
大問題に成ったって親が子をいびり殺す事件は無くならないけどな!
ああ、うん。 尻叩きは、だ!
人体でも比較的耐久力が有る部分だ、と。
経験則であろうが昔から分かっていたからよくやっていた訳だな!!
昔の西洋の教師と言えば教鞭という撓う棒を持っていたものだが。
子どもの尻を叩く為!!
有名作のトムソーヤーはアニメでよく叩かれていたぞ!!
教鞭を執る、なんて言葉まで有った位だからな!!
令和にはとっくに廃れているだろうが!
あ! 一つ補足だが。 現代では撓ると言った方が通りが良さそうだけど!
撓うが正式だからね!
「私、悟っちゃった☆」
「何ほざいてんの?」
未だ何処か恍惚とした様な面でマルゲリータはほざく!
あーうん。 神託とか預言とかも
トランス状態で聞いた様な気になるなんて言うな?
細かい様だが預言とは! 神から預かった言葉!! な?
トランス状態ってのはー。
薬物キめてる訳ではないがラリってる、みたいな?
とは言うものの。 ホルモンは感情も操作する物質なのだが。
実は超猛毒にして脳内麻薬なんて呼ばれたりもするよな?
ハイに成るなんていうのはもう感情でラリっている訳だよな!!
一冊こっきりの作り話だったが、
感情が動くだけで脳が破壊される病気な主人公、なんてのが有った。
あり得そうだな! と思ったのだが!! ホルモンは超猛毒だし!!
で? マルゲリータは何を悟っちゃったのかね?
「恋愛とは!! 相手に“母”を求める事!! であ~る☆」
「いやいやいやいやいや?!!!」
男ならば女に母を求めるとかちらほら聞くが!!
いや抑も恋愛とか飛躍し過ぎていねえ?!
「列王に惚れたとでも申すか?!!」
あ! 口調が変に成っちゃったよっ!!
「レーナに!! 惚れちゃった♡♡♡」
レーナというのは列王の正体を隠す為の偽名だが!!
コイツ本当にどう仕様もねえな!!
今の列王は全身にタオルを巻きまくった一寸髪が長い只の男だぞ!!
……変な格好だけど!(大爆笑)
「おぉおぉお男はだな!! ゴツくてムサくてクサいぞ?!!」
「ゴツい?」
「むぐっ!!」
ゴツいという体格には! どうしても食う事が関係してくる!
詰まり食が貧しい世の中ではゴツいという言葉が通じない!!
メイザスでさえ引き締まっている?とは思えなくもないが、
ゴツいとは迚も言えない!!
「ムサいって?」
「近付くだけで暑苦しくてほんのりニオうって事だ!!」
「ん~? 確かに其処等の男達はニオうね?」
「列王は!!」
「レーナはニオう訳無いじゃない☆」
コイツ本当にレーナで通す気だな!!
うん。 まあ…… 列王君はニオうって事は無いけども!!
日本人は比較的体臭は少ないのだ!
況してや列王はちゃんと出来るだけ風呂に入れているのだし!
体臭が少ない分、嗅覚は敏感だ! だから正直他の人種に近寄り難いのだ!!
…ニオいで!!
でも日本人、口臭は嫌がられるからお口のお手入れには気を付けてね☆
情報は外国から取り寄せろ!
「男は毛深いぞ!!」
「処理していないからでしょう?
恋愛したらコイビトを除毛して上げなきゃね☆」
「いやいやいや!! 聞いた事無いよ?」
「ちいは恋愛に詳しいとでも言うの?」
「無えよっっっ!!!」
ちいちゃんはオンナノコです☆ て事は。
のおまるだと相手は…… 男??!!! オエェエェエ!!!(怖気)
「ふっ! ちいは恋愛に関しては偉そうな事言えないね?」
鼻で笑ったな?! コイツ!!(ムカッ)
仕方ない! 日本語で!!
「列王。 マルゲリータはレーナに惚れたそうだ!」
「…………
………は?」
「自分を変な目で見るなよ!! 訳しているだけだから!!
で! マルゲリータにとって恋愛は、相手に母を求める事だそうだ!!」
「………ふうん?」
ああ、他人事にしか聞こえないんだな! 然もありなん!
…とか言っている場合じゃねえんだ!!
「列王はマルゲリータに狙われたから! 気を付けておけよ?」
「……………え?」
……困ってはいるが突っぱねられない、って所か?
男はなぁ…… 女にキツい態度をとり難いよなあ……
けど気を付けろ? 女の方が精神は恐ろしいぞ?
外面菩薩内面夜叉、と、昔から言うのだ!!
えー、其うですね。
何時ぞや、お付き合いをした男性が二十人超死んだっていう
ババア死刑囚の事件なんて有ったが。
実行した事は兎も角、
精神はあんまり変わらない、位に思っていて良いんじゃない?(酷過ぎ!!)
男性諸君! お付き合いは相手を良おぉおく見て、良おぉおぉおく考えてから
決めた方が良いぞ?
………無理かぁ☆(大爆笑)
ま、気を付けてね?(気軽な様だが警告!!)
休日は日曜日に寄る、という。
仕様もない法律が有った気がしますが。
寄らない日も有る訳ですかね?
うぅむ! どういう法則で?
あ、はい!
休日なのでもう一話! だった……のですけど。
はみ出しちった☆ ……てへ?




