第216話 対策を講じてみた?
今晩は! 日曜日! に、
日付が替わって…一寸経った夜中です!
春! ……だけど寒い!! 日が
続いております!!
皆様、どうか温かくして
ご自愛してお過ごし下さい!
只今王宮の風呂であるが。
浴場に居るのは村の子達ばかり…って。 マルゲリータも含むのならば、な?
其のマルゲリータが何やら皆に呼び掛けてきた。
しかし!
列王君はマルゲリータの方を向けません!(笑)
何故かって?
列王は男である。
マルゲリータは女である。
二人は共に高校生位である。
此処は浴場である。
………はっ!!
謎は全て解けたっ!!!(大爆笑)
真実は何時も一つっっ!!!(超爆笑)
パズルのピースは揃った!!!(超大爆笑)
証拠が一本の糸で繋がったっ!!!(超大爆笑)
其ういう事である!(超爆笑)
此処は日本が在る世界とは別の空間、所謂異世界であり、
どういう訳か此処に現れたまんま日本人な列王には此処の言葉は分からない。
しかし! 自分が教えて上げたんだ!
王女様が此方向けって言っているよ☆(笑) ってな!!(爆笑)
けど列王君、王女マルゲリータの方を向きませんねえ?(大笑)
どうしたのかねえ?(爆笑)
「此方向けって言っているでしょう?」
「おああああああああああ?!!」
とうとう業を煮やしたマルゲリータが
列王の顔を両手で挟んでぐいっと自分に向かせた!(笑)
「ちい! ちゃんと教えてんの?」
とばっちり来たよ!(笑)
「教えているとも!(笑)」
まあ。 漫画じゃああるまいし、列王君鼻血噴いたりはしません☆(爆笑)
なんか段々さあ。
鼻血噴くのが女の役割みたく成ってっていなかったか?(爆笑)
現実的には感情が昂ったからって
鼻の血管が破れたりはしないと言うがな!!(笑)
「レーナ! 目を開けなさい!!
ちい! レーナに言って!!」
列王、瞑ってんのか!(爆笑)
レーナと言うのは列王の事、なのだが!
其のまま来たら、列王は国王から間違いなく死刑!と言われてしまう為、
村の外ではメイドさんな格好をして(笑) レーナと呼ばれている訳だが!
此処は風呂!! 今の列王は、腰にタオルを巻いた只の男である!!
一寸髪長いけどね!(笑)
其れでもレーナ呼びするマルゲリータはもう!!
強引で勝手で我が儘だな!!(萎)
「列王ー。 目、開けろ、だって」
「レーナ!!」
列王と呼んだのが気に入らない様だ。 本当に洗脳でもする気かよ!
「無理無理無理無理無理!!」
「漫画なんかに無かったかなあ?
お偉いさんはメイドさん大勢に囲まれて、
弄くり回されながら着替えや入浴をするから、
見られても、なんなら一寸やそっと触られたからって、
何とも思わなく成っちまうんだよー!
笑える事に、其奴マヂで其んな生活だったから!
平気平気!(笑)」
「笑えない!! 笑えないよっ!!」
列王は悲痛な叫びを上げるが。
冷静に成ってみろ? 叫ぶ様な所か?(笑)
「其奴は頭が可哀想だからな! 要介護だとでも思っておけよ!(笑)」
「なっ……何其れ?!」
「知らんのか! 庶民の福祉なんか渋る様な国さえも認めざるを得ない、
日常生活さえも自力で出来ない患者だ!!
家族が其んなだったら、
裸見ちゃったらどうのだなんて言って居られないだろー?」
「えっ?! ちいって、其ういうの知っているの?」
「まあ、自分の記憶に在る現代日本の誰だかさんがなぁ」
「其っ……其うなんだ……」
「憐れみは要らんぞ? 此の身は飽くまで別人なんだから!
言った筈だが生まれ変わりとか信じちゃいねーしなっ!!!」
「レーナ目を開けないんだけど!!」
「煩いなあ! 今話してんだから待ってろよ!!」
未だレーナ呼びしているし!!
「マルゲリータのアホが目を開けろって言っているぞー!(笑)」
日本語で言う。 詰まり列王に!
言わずとも態度で分かりそうなモンだけど! 催促している訳な!
「ぅうぅぅぅ………」
列王は呻きながら目を開ける。 何で分かるかって?
自分、魔法で見ているもの☆(爆笑)
マルゲリータはしばしじっと列王と目を合わせ。
「良しっ☆」
満足そうに皆を見回せる位置に戻ったが!(爆笑)
良くなしぞマルゲリータ!!(大爆笑)
女の肌がちょぴっと見えた位で男は欲情が暴走するものと思え?(大爆笑)
列王はヘタレもヘタレではあるが!(大爆笑)
コレは参考には成らん!(大爆笑)
「みんなー☆ 聞いてえ☆
親善試合は、全員が一遍に勝負する訳じゃないけれど!!
其れでもみんなの絆が大切だと思うの☆
ちい! レーナに訳して☆」
本当に煩えな。(笑)
言われなくても列王には聞かせるけど!
「其処で!! みんなで私を洗って♡」
……
「………マルゲリータ」
「何?」
「酔っ払ったみたいな変な歩き方しながら
「アホアホアホー☆」とか言ってみろ!」
「意味分かんないよっ?!!」
分かるよっ!!!(大爆笑)
「何で絆が大切だとマルゲリータを洗うって話に成るんだよ!!(笑)」
「大切でしょーお!!
みんなで一緒に何かすると暖かい気持ちに成るよねえ?!」
はぁ…… バカだ!
「仕方ねえなあ…… ピュアたん♡、セツ、ユキ、ネネ。
ヴォルタ、ロクシー、ナナ。 ライナとメイ。 やるぞ!」
「みんなって、言ったでしょお!!」
おいおい。 後は男の子達だぞ? まあ良いけど!(笑)
「シャールきゅん♡、ワットきゅん♡、タク! 行くぞ!」
其れから日本語で、と!
「列王! 此れからみんなでマルゲリータを洗います☆ 列王も参加!(笑)」
「はぁあ?!!」
「バカ王女サマがご所望です☆(笑)」
「何で!!?」
「自分に訊くな!!」
尤もだろ?(笑)
「自分だってな? 言ったんだ!
酔っ払ったみたいな歩き方して「アホアホアホー☆」って言ってみろって!」
「意味分からないよっ!!!」
分からんか。 仕方ない!!(笑)
「其れでもなっ…… 効果が……無かったんだっ……!」
「どんな効果だよっ!!」
ないす突っ込み!!(爆笑)
「其ういう訳だ!!」
「分かんない!! 本当に分かんない!!!」
「だからね? 自分が何言っても変わらずみんなで洗って欲しいんだってさ!」
「何で?」
「だから自分に訊いたって仕様がないだろお?
けど、やっぱ王女さんは大勢に洗われるのが普通に成っちゃってんだな!(笑)」
しかし列王は未だもじもじとして…… っつか、
じゃあ其うしようとも言える訳無いか!(笑)
「やっぱり……不味いよね?」
選択肢が有る様でどちらを選んでも地獄だあな!(笑)
「先ず!! 王女殿下のご要望だから! 断るのは困難だ!
其れこそ自分みたく、
国軍を相手にしても怖くない! とでも言えなければ自由に意見も出来ない!
力こそ正義って。 真実だぞ?」
「あははは……… ちいは、彼の……騎士、だっけ?
六人位一遍に相手していたもんね………」
「武器でなら、な! 魔法なら一撃で一瞬だ!」
「え゛え゛………? やっぱりチートでしょう!! 其うでしょう!!」
列王も一応試合して、しかもバトルロイヤル形式だったりもすれば
身に染みた様だが!(笑)
「だから!! チートなんてのは作り話の主人公の為のモノだから!!
現実に望むのはバカだから!!」
其う! 異世界モノに限らず、作り話の主人公は皆チートなのだ!
結局作者が何を言いたいのか分からない駄作は知らんけど!!
「今はチートとかどうでも良いんだよ!(笑)
断れない頼み事な?
だからって何も考え無しに受けていたら其れも又命が危ういよな?
ならば! 出来る限りの対策を講じて受ける!
是ぞ!!
処世術!!! と、いうものだ!!」
テストに出るぞー!(笑)
否!!
実生活でも悩む事に成るぞー!!
参考にしてね?(笑)
言葉が足りなかったでしょうか!
寒い所のヒトが険しい顔に成るのは
寒さが体に悪いからです!!
体に悪い状態だと
怒りが沸くのです!!
昔のヒトの肖像画なんかを
ご覧下さい。
眉間に皺が寄っているヒトが
結構居るでしょう?
勿論全員とは言いませんが。
寒さは得意の苦手の言っていないで
みんな対策すべきですね!




