第199話 発破掛けてみた
お早う御座います!
日曜日! 朝です!!
天気は綺麗に晴れです!!
しかし知っているか?!
昨夜は雨降ったんだぜ!!
…場所に拠る!!
兎角! 初めの日曜日! 行ってみよう!!
「試合再開!」
騎士団団長さんが宣言し。
試合が再び! 再開される!
うん。 中断がちょくちょく有る訳だね?
ゲームなら場面は簡単に切り替わるだろうけどね!(笑)
野球の攻守交代とか。 …自分、野球は好かねえっすけど。
予め言っておきますが。
自分が好かないと言ったからって、非難囂々は止めて下さいね?
プロ野球ファン辺りは言いそうだからヤダ!
ニュースのレギュラーなアナウンサーが、
生放送で一般人が喋っている事にすら口出そうとするからな!
仕事だけしてろ!! 見苦しい!!
ヒトの好みというものは!!
誰も口出しして良いものではありません!!!
……話が逸れ過ぎた?
うんうん。 選手を決定する試合が再開したですけどね?
「えーと……ピュアたん?」
ピュアたん♡が。
試合場の真ん中に陣取って居た♡
……いやいやいや!
自分が真ん中を試合の開始位置にしよう、と。
心に決めていたのはだな!
危険だから!! なのだよ!!!
試合場、と言ってもだな! 地面に線を引いている訳でもなく!!
唯勝負をする者達が集まっただけの場所で!! バトルロイヤルだー! …と。
言っているのだよな!
規則で後ろから攻撃するのを防止した、とは言え!
実際ごちゃごちゃやっていたら、規則だけで抑え切れるモノではないから!!
バトルロイヤルなんかやっていたら!!
其れなりに有名な塚原卜伝だって無理だろうから!!
…塚原卜伝っていうのは、弟子が後ろから攻撃してきたら
鍋蓋で防いだってヒトね!
何時でも隙を突いて来い! ってのと、
ごちゃごちゃな中で来る後ろからの攻撃は又別だからね!!
察知し難いんだ! ごちゃごちゃだから!!
「ピュアたんが真ん中の役をやってやるぜ~♡ …て事、かな?」
ピュアたんは唯にこにこと立っている♡
無形の構え、というのではなく。
本当に唯、右手で木刀を持って、普通に立ってだけ居る♡
「危いから! 危いから、交代しよ? ね♡」
ピュアたんはにこにこしている♡
けど頑として動かない!!
最初っから、自分を中心の位置からどける為に挑んで来た様です♡
って! 危いから止めておこうよ♡
ピュアたん愛おしい♡ っては思うけどさ♡
「うっきゃああああ!!」
「めえぇぇん♪」
又性懲りも無く!!
ヴォルタが今度はピュアたんに!! 後セツが自分に打ち掛かって来たが!
があああんっ
ピュアたんと自分の弾き返しが見事に同時に決まる!!
「うっあ?! 左から行ったのに何でっ?!!」
「当たんないなあ♪」
其う!!! ピュアたん♡は無造作に立っているだけに見えて
左からの攻撃に一瞬で対応した!!! お顔は此方向いたまま♡♡
其れから!!!
「セティ!!! 体に当てたら反則負けだからな?」
セティと言うのは。 マルゲリータのアホが適当に付けた、
村の外での呼び名で。 結局の所、セツの事である!!
「あ♪ 其うだっけ?」
「其うだっけじゃあねえよっ!!」
自分もやっぱりピュアたんの方を向いたまま口だけセツに出す!
やっぱり規則だけじゃ駄目じゃんっ!! 危えわ!!
「ピュアたぁ~ん♡ 真ん中は止めとこうぜ♡♡」
「………☆」
譲る気は無い様です♡ …じゃなくて!!
「ふっふっふ☆
私に任せて貰おうか☆」
…又アホゲリータが何か調子に乗っていますよお?
「ピュア!! 私と勝負だっ☆」
「止めとけ」
止めたのは勿論自分だ!
ピュアたん喋らないし♡
「無謀もいい所だから!
はっきり言って此の中で一番強いから!」
「はぁあぁあぁあぁあああ?!!」
「メイザスは黙ってろ!!」
又メンドくさいヤツが反応したものだ!!
「九人決まる迄は何回戦ってもイイんだよな?
おれがソイツと戦っても問題ねえよな?」
「其んな素振りを見せたら…自分がメイザスをツブす!! 完膚無きまで!!」
と。
メイザスと自分が睨み合っているのを余所に。
「よおおおおし☆ 行っくぞおおお☆☆」
「☆☆☆」
マルゲリータはピュアたんと対決する気の様だ。 もう知らん。
構えるのはいっちょ前に。
マルゲリータはピュアたん♡に飛び掛かる!!
「ドラララララララララララララララララララララララララッ!!」
おいいいっっっ!!!(大爆笑)
今度はソレかよっ!!!(大爆笑)
やっぱ知っているだろう!! 奇妙なポーズ的なアレをっっ!!!(大爆笑)
無論ピュアたんはマルゲリータの高速連打にきっちり対応する♡
其れも見た目には殆ど姿勢を変えずに!
「なななっ……何コレッ?!!」
不思議だろうな? 左右の連打を、一つの武器で! 姿勢も変えず!!
どうやって捌いているんだよ?! という。
「あうあうあう……ドラララララララララララララララララッ!!!」
先ずは兎に角連打する事にした様だ。(爆笑)
「ラララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララ…ラララララ……ラ…
ラララ……」
連打は段々弱まっていき。
終いには。
マルゲリータはガクッと頽れて其の場にぺたりと座り込んだ。
「私……弱……かったの………?」
愕然として其んな事を言っている!(大爆笑)
「安心しろ。 マルゲリータ!」
「………ちい………」
マルゲリータは縋る様な目で此方を見る。
自分はメイザスと睨み合ったままだけどな!!(笑)
「マルゲリータはバカなだけなんだ!!」
「……バカ…なだけ……?」
「此れからでも一寸はマシに成ろうとすれば良いだけなんだ!!」
「……其れだけで……良いの……?」
「おう! バカはバカなりに、ほんの少しだけ考える積もりに成れば良いぞ!」
「其れだけで良いんだ☆」
「其うだ!! マルゲリータはバカなだけなんだ!!(笑)」
「私は! バカなだけなんだ☆」
バカ、というのは。大体の所、無知、というのと同義だ。
勿論其れで終わりではないがね?(笑)
抑も、天才というモノは。
ゲーム脳なヒトにも通じる様に言えば。
レベルを上げるのに必要な経験値が少ない、という事だ。
詰まりレベルアップが早い、という事。
マルゲリータは、レベルアップは早いが、今は経験値が足りていないのだ☆
睨み合っていたメイザスは、其れを聞いていて。
「ぶははははは! 何だよ其れ!!
ヒデえな?!」
笑っている場合じゃあないぞ?
「マルゲリータ! 見ろ!!
コレは手の施し様が無いモノだ!
此うは成りたくないだろう?」
「えぇえー? ヤダ!!」
「一寸待てえコラッ!!」
厳然たる事実を言っただけなのだが!(爆笑)
「抑えるのに手間が掛かる暴れ馬だからなあ?」
「………ぐそっ……!!」
だからと言って直ぐに掛かってくる様な考え無しでもないんだがな!
考え無し、というよりは本能的なものだったりして?
肉食獣でありながら群れる生き物、とどの詰まりは
オオカミ等イヌ科の生き物を思い浮かべて貰えれば。
肉食獣であるからして、全身是凶器、な生き物な訳だが。
群れると成ると、味方をも傷付ける事が可能に成ってしまうのだが。
オオカミは本能的に、
群れの一員と認めた相手を傷付けられない様に出来ている、と言う。
例えどんなに怒り狂っても、である。
其う!
本当に感情に優位な構造なのは本能なのである!!
世間一般では我慢強いのを「鋼の意思」等と言うが。
意思、詰まり理性は、実はっ!!
感情にはとことん弱い!!! のである!!
だがしかし!!
理性は本能を制御出来る構造であるっ!!
オペラント条件付け、所謂パブロフのイヌは。
其の具体例だっっっ!!!
体が本人の意思とは無関係に動く、条件反射!!!
其れこそがっ!!! 本能の具体例!!! なのであるっっっ!!!
で!! オペラント条件付けは!!
条件反射を思う様に操作している、という訳!! である!!
世間で言われている「意思の固いヒト」というのは!!
漠然かどうかは兎も角!! 此れ等が分かっているヒトの事である!!!
だって、唯単に「感情を我慢してみよ~」とか思ったからって、
実行出来ないってば!!!
一寸痛かったり辛かったりしたら直ぐ嫌に成るモンでしょう?!
其れは普通だからね? 落ち込むな?
嫌に成らなかったらヘンタイだぞ?(爆笑)
ごちゃごちゃ屁理屈述べてはみたが。
メイザス我慢強いみたいだね?(笑) と。
メイザスは。
最後から二番目辺りに自分に仕掛けて来るのではないか、と予想する!
今回は、勝ち抜けた者しか退場しないバトルロイヤルなので!
終盤迄大勢がごちゃごちゃ居るが!!
メイザスは自分との勝負に、邪魔が入るのは気に食わない筈!
とは言え、最後勝ち抜けの枠が
残り一人に成ってから「勝負だー」(笑)とか言って!
其の時関係ない所で誰かが勝ち抜けてしまっても!(笑)
間抜け過ぎるからな!!(大爆笑)
しかし現状は!
ネネが一人勝ち抜けたっきり、膠着状態だ!!
理由は察しが付くが。
自分は言葉を巧みに駆使して。
状況を動かしていかなきゃいけないな?(苦笑)
さて! 自分は。
日本語で話し掛ける!
「レーナ!」
はて!
レーナって、誰でしょう?(大爆笑)
誤字報告一つ頂きましたー☆
結局訂正は致して居りません!(笑)
活動報告など書きましたので
お暇であればご覧下さい☆
誤字報告とは言え
反応が中々見られませんので!
久々だなあ…と!
感慨にふけっていたであります!!
もうちょっぴり位は
誰かのお言葉が有っても
聞ける余裕は有るですよ?
小心者な自分は
恐くもありますけどね!!