第197話 お着替えしてみた
今晩は! 元日は過ぎたけどお正月です!
三ヶ日と言った方が良いかっ!
さて! お正月すぺしゃるとか言って!
三日迄は毎日投稿するか?
出来るかな? どきどき!
という訳で二日目だ!
さてお着替えです♡
…突然な様だが!
ウチの姉ネネが試合場一帯に
魔法で水をぶっ放してくれちゃいやがりましてね?
なんと!
ネネまでひっくり返る威力だったのだっ!!
………
アホの子かあああああああああ!!!(大爆笑)
いやアホの子確定だよねっ!!(大爆笑)
…と、言う訳で……
審判迄含めて(!)皆ずぶ濡れなのであった…!!
…いや、極一部、被害を免れた者も居るけどね?!
かく言う自分も、だが。 後、ワットきゅん♡、ピュアたん♡、メイザス……
試合をやっているのは十八人!! 審判は三人!! なので!
殆どダメだあ!!(爆笑)
問題は!
先ず部屋だ! 其処等で着替える訳にもいかない!
村の子達はマルゲリータ以外! 全員メイドちゃんだからな!!
村の子達には男の子も居るが!!
みんな!! メイドちゃん!!! だからなっ!!!
……はぁ………
マルゲリータの所為!! なのだが!
此れから着替えるにも又マルゲリータが用意した服じゃあ……
変なモノ寄越してこないだろうなっ?!(怒)
はっきり言って目を離しておけないので!!
自分は着替えの必要は無いのだが! 同行しているのであった!!
「ちいも着替えない?」
マルゲリータが言ってくる!
「要らねえよ!(怒)」
「だって夏だし、汗掻いたでしょう?」
今、此処では夏なのです!(笑)
まあ、だからずぶ濡れに成っても最悪と迄は言わないが。
「又動くんだから無駄に成るだろう!」
「女の子は汗のニオイは気にするものでしょう☆」
「へぇ~? オンナノコって、タイヘンで御座えますね?」
「何で他人事なのっ?!」
おや? 何か驚く所有ったか?(笑)
文明度の低い所じゃあ、お偉いさんだって
汗のニオイ如き気にするヤツ居るかぁ? って感じだろうしな?(笑)
其う! 文明度低い世の中のお偉いさんよりも現代日本の一般人の方が
よっぽど、でおどらんととか制汗とか進んでいるのである!!
昔なんて寧ろ、風呂も入らないから体臭と言うより浮浪者臭位が普通な上、
お偉いさんに至っては其処に香水のニオイなんか混ぜちゃったりして…
酷い吐きそうな臭い!! なんてのも珍しくなかった……とか言う。
……恐ろしい……っ!!(戦々恐々)
悪口言う訳ではないが!
外国の方々が歩いているのも珍しくない現代日本でも!!
前を歩いていた外国の!女性!! が!!! ニオったりするし!!
勿論悪臭的な意味で!!!
……気を付けた方が良いか……?
さて。
部屋に着いて。
お着替えを受け取って。 仕方ねえから、な!
ほっと安心した。
普通にメイド服だ。
………あれ? 安心する所か?
………ま! まあ!! 他の変な服だったりしたら
もっと精神がガリガリ削られる所だぁな!! マシって所だあな!!
下着も付いていたので……っつーか、汗を気にするなら下着から、なので!!
ぱーっと! 全部脱ぐ!!
「………ちいー………」
……正しく蚊の鳴くみたいな細い声が……!
「………どうしたんだ? 列王!」
列王が。 部屋の角を向いてしゃがんで頭と言うか首と言うかを抱えている。
地面を転がる時…まあ受け身としてだぁな? 首を守れぇ? みたいな。
「おぉおぉお俺は男なんだよっ!」
「うん?」
まあ男だけど今メイドさんだがな!(爆笑)
「なななななな何でみんな平気で脱いじゃってんだよっっ!!(慟哭)」
「今更だろ?」
其う! 今更であった!(笑)
取り敢えず村の子達は殆どが幼い! 法律的には風呂もどちらに入っても
問題に成らない年齢……実は厳密には決まっていなかった気がするが。
まあモラルだかマナーだかにしても問題無い子達だ!
っつーか、目を離したら問題視される位だ。
アメリカ辺りじゃあ目を離すのも虐待と言われて罪に成るんだって?
只……大きいお友達(笑)も居るな?(笑)
大きいお友達ってのは、列王以外は女共だな?(笑)
しかも! 村に来た初期は肌を見せる事に抵抗は有ったらしいメイ迄も、
今は着替えなら潔くすぱーんと脱いじゃうな?(笑)
だがしかし!!
「さっさと着替えないと、
全員から注目浴びながら着替える事に成っちゃうぞ?(笑)」
一度失敗しただろうが!(笑)
「今は少々距離がある所で黙って着替えている女共が、
終わっちまったら寄って来るぞ?(笑)」
「うぐぐぐぐ………」
「実は距離あっても女ってガン見するモノだと言うがな!
近くないだけまだ今はマシってモノだな!(笑)」
「え゛っっ?!」
列王君知らなかった模様です☆(笑)
「理屈で言えば。 女というものは弱いからな!
どうしても感覚を鋭くして神経使う様に成るんだな!
兎に角! 急がないと大変だぞ?(笑)」
「おわあああああああああああああああああああああああああ!!!」
列王は急いだ。(爆笑)
部屋の角に向いたまま。 紳士だねえ?(爆笑)
しかし。 ……恐いね?
メイド服着用に、慣れてきちゃっているぞ?(大爆笑)
何とか無事に着替えを済ませ。(笑)
選手と補欠の選り分けを再開しないとな!!
騎士の訓練場では。
殆ど何もしていないメイザスが、ぼーっと立っていた。
最初から離れていて魔法も食らっていないしな!
汗掻く程動いてもいないしな!!
楽で良いなあおいっ!!
「あー………
……ヒマだな?」
「メイザスだけだ!! 其んなのはっ!!」
審判迄着替える羽目に成ったんだぞ?!
「ちいは授業とかやってたしな?
ゴクローさん?」
「気のない事言ってんなあ!(笑)」
まあコイツが礼言う事でもないんだがな?(笑)
「所でよお?
魔法?って、スゲえな?」
「あっはっは! メイザスにも食らわせてやろうか?」
「はあぁ? アレは勝ち抜けたヤツの魔法だろ?」
「彼れより強いの使おうと思えば出来るのが、少なくとも三人居るぞ?」
ピュアたん♡、列王、其して自分だ!
物凄く今更だが!
山賊団の小屋をぶっ壊したのは、最終的には大量の水だったのだ!!
先ずは木刀で! 立木の代わりみたく成るかと思って。
根気よく続けていれば出来なくはなさそうだったが! 嫌に成って!!
もう火で崩れる寸前迄焼いて、其れから大量の水でどかん!とね?
最後、念の為辺り一帯、霧吹きの感覚で水を撒いておきましたとさ?
「はあぁああ?? マジかよ?!」
「本気だぞ?(笑)」
「あー……魔法は食らいたくねえけどよ?
も一つ、訊いて良いか?」
「まあ訊くだけなら無料だな?
答えるかは内容に拠る!」
当たり前な様だが!! 日本人は質問から諦めてしまう割合が多かろう!
質問だけなら積極的にした方がマシだぞ!! ……うん、マシ。
質問したからと言って甲斐が有るか迄は、場合に因るだろう!!
世の中、訊いたからって親切に答えてくれるヒトの方が少ないのだ!!
覚悟はしておいた方が良いぞ?
「何でメイドばっかなんだ?」
「………」
ぴしりっ、と。 空気が凝固した!
……と、自分が思っただけか………
「……王女殿下から服を賜って、な?」
「ほー」
どうでも良さそうな返事してくれてんな!(怒)
「折角だから
予選を勝ち残った騎士達もメイドちゃんに成ってみるか…?(圧迫)」
「巫山戯ろ!」
簡単に言ってくれるよな!(悔)
「キモいだけだろぉ? んなモン!!」
同意したい所なんだけどなあ!
「村の子達にキモいの居るか?」
際どい質問だなっ!! しかし訊いておきたかった!…のかな?
「別に?」
……ほっとしてしまった自分が居る!
メイザスはアホだが、感性は鋭いっぽい! から。
少なくとも違和感は無い……だろうな、と。
女性はもっと見抜く、とは良く言われるが。 何をって?
服装がどうでも男か女か、をだよっ!!
衆人環視の中でバラされたら公開処刑其のものだろう?!
女性には恐くて一寸訊けないな!!
どうせ! 親善試合の間だけの事なのだ!!
其の間だけ凌げれば良いのだ!!
………だよね?(不安)
自分、正月だからって
お出掛けしたりしないよぉ?
只の祝日かな?って感じなだけだよぉ?
本買うのだけは
年末辺りからごちゃごちゃ
計算していたけどね!




