表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
170/1256

第185話 お泊まり始めました(笑)

 今晩は!

火曜日が終わりそうな夜中です!

 曜日よりも問題は!

本日、或るお店が

ポイント五倍の日! でしたー!

 …でしたです!

もう閉まっているよ!

 国王との謁見えっけん此方こちら都合つごうの良い様に持って行けた。

 其して。

王都おうとに居るあいだは、王宮おうきゅうに部屋を用意よういしてもらえる。

 良く分かっていないヒトが結構けっこう居る様だが。

西洋の…かな? しろというモノは住環境じゅうかんきょうにはてきしておらず。

国王、ならびに王族おうぞくが住む場所は王宮おうきゅうである!と。

 …ま! こまかいことはどうでも良いかー☆

けど、りありてぃってヤツを気にするヒトは覚えておいて良いんじゃね?

 兎角とかく

ずはまる部屋だ! 十五人も居るからね! 全員一部屋ってのは無理だね!

 其う成ると! だ。

「はーい! 良いかな? 部屋分けを話し合うぞー!!」

 両手を上げて手首てくびをぷらぷらさせる…和風わふう手招てまねきかな?をする。

 さて問題です!

 村の子達はメイド服というものがどんなヒトが着るのかは分かっていません。

ゆえに男の子達も今は平気な顔してちびメイドちゃんに成ってしまっていますがー…

 男の子達の精神衛生せいしんえいせいじょう

知らないまま親善試合しんぜんじあいを終わらせた方が良いでしょう。

 知ったらもう今からぶちこわしだな!

其の場合ばあいなにもマルゲリータの所為せいだけどなっ!!(怒)

 しかし今現在此う成ってしまっている以上、責任云々(うんぬん)言うよりは

みんなの心の平安へいあんを、だな! 考えた方が建設的けんせつてきというものだ。

 …不満は有るんだけどな!

 どうしようかと言うと。

ず、マルゲリータとライナとメイがくみなのは決まりだろ?」

 げた者達から不満やら意見やらが飛び出すかと思ったので!

無難ぶなんな所から組を作ってしまおう! という事だ!

「まさかと思うけど! 其の組に入りたいなんての居るか?」

「何でええええ?! 何で誰でもいやがるみたいな言い方するのっ?!」

 やっぱりマルゲリータから不満が飛ぶ。

「いやー…もうでかいのが三人も居るし! 小さい子は入りにくいだろ?」

「えー? じゃあレーナ――」

却下きゃっか!!」

 即座そくざ否定ひていするよ!

 レーナと言うのは列王れおの事だが! 何故なぜ指名しめいした?!

列王は今、ビクッとしたぞ? みんなも列王は男だと分かっているのに!!

「マルゲリータ達三人はこわがられているだろう? 分かってないの?!」

「何でですかああああああ!!!」

 流石さすがライナ! 全然ぜんぜん分かっていない!(笑)

 メイは分かっているだろうが。 つらかわあつい! 平気な顔をしている!

「じゃあ師匠ししょうが加われば前に王宮で暮らしていた時と同じです!」

「あーごめんねえ? 今はもっと面倒見なきゃいけない子達が居るし!」

 男の子達が! バレてもこまるし知られても困るからな!

 まり!

最終的に男の子達みんなと自分、という組み合わせにしたい!!

 みんながとどく所に居ないとおっかなくて仕方しかたない!!

 すると一部屋五人って事に成るか?

マルゲリータ達の部屋に後二人入ってもらわねば成るまいか?

「ヴォルタ、ロクシー。 マルゲリータ達と一緒で良いか?」

「何で!」

 ヴォルタは嫌そうだ! ロクシーも!口は開いていないけど!!

「えー…じゃあセツとユキは?」

「セティ!」

 マルゲリータが呼び方にんできたが!

うるさい!

…あー! 其方そっちの二人は?」

「あたしれーなと一緒いっしょが良い♪」

 ユキ…随分ずいぶん列王を気に入ったようだが!

御免ごめんねえ? 此奴コイツも自分が面倒見ないといけないんだあ!

 言葉が自分しか通じないでしょ?」

「う……れーなの……ため、なの………?」

「うん」

「う……っ……! あたし………我慢がまんする……!」

「うん。えらい! どうもな?」

 一寸ちょっと泣きそうなユキの頭をでてやる。

自分、体がちいさいから微妙びみょう手間てまだけど!

「良ぉし! もう一部屋は!!

 ネネ! お姉ちゃん達三人とピュアたん♡に存分ぞんぶんに面倒見て貰いな?」

「おぉ~☆ ソレはみりょく的ですなあ(*^▽^*)」

「後残りは五人! なら一部屋五人ずつって事でどうだ!!」

 良し上手うままとまった!

 しかしワットきゅん♡が微妙に嫌そうなお顔♡をして。

「まさかオレも面倒見ないといけない子、じゃあないよな?」

「あははは♡ まさかまさか♡」

 じつは其の通りなんだけどね♡

「で? 一部屋五人ってのは床に敷物しきもの敷いてゴロ寝するのか?」

 あはははは♡ 村じゃみんな其うしているんだな♡

此処ここではねえ♡ ベッドという寝る専用の家具が有って、

しかも五人でも一遍いっぺんに寝られる位大きいんだよ♡」

   おぉ~!!

 女の子達がうれしそうな声を上げる。 みんなで寝るのが好きなの?

「其して! 部屋割りは自分達が真ん中! 後の組が両脇りょうわき!でどうだ!!」

 微妙な様だが。 部外者が部屋に来ると想定そうていした場合!

部外者に知られたくない事…自分の組が男の子ばっかし!って事な!!

其れを部外者からとおざけるためさくだ!

 両側どちらから部外者が来るとしても!

真ん中なら少々距離が有る、というわけだ!

 効果は微妙な様でも出来る事は全部やっておくべきなのだ!

何故なぜなら! 防御ぼうぎょというものの基本きほんにして奥義おうぎは!!

攻撃を妨害ぼうがいする!!! 其れにきるからである!!!

 たとえばー。 自転車のかぎは二つ付ける!とか。

鍵を二つやぶるという手間てまで、

攻撃側…まあぬすむヤツだな!ヤツにはあきらめてもらおう!という防御な訳だ!!

 防御とは攻撃の手間を増やして諦めさせる事だ!…という考え方にって。

いくら手間を掛けても完璧かんぺき!という事が無い!!…という際限さいげんが無いものであり。

防御の技術で熟練度じゅくれんどが見えるもの、難しいものであり。

幾ら準備をした所で安心は出来ない恐い所、なのである!!!

 覚えろー! テストに出るぞー! …何のテスト?(きょとん)

「お客様方、お風呂のご用意が出来ております」

 王宮のメイドさんが言ってくる。

 うん! ずっとはべっていたのだ!

だからおおっぴらに、

男の子達もみんなメイドちゃんに成っちゃったんだぜー☆とか

言えなかった訳だ!

 男の子達もメイドちゃんとかいう事実を部外者には知らせず!

村の子達にも不審ふしんいだかせず!

という作戦みっしょんひそかに進行していたのである!!

 ふむ! 其れにしても風呂はかせないな!!

長距離走って来た所だし! 今夏なのだ!!

 しかしい!!

有難ありがたくお風呂はいただきます。が!

いはつつしんでおことわりさせて頂きます!」

 コレは断然(はず)せないで御座る!!

 が! 其れを聞いたメイドさん達…うん。口を開いたのは一人だけど

メイドさん自体じたいはもっと居るよ?

其のメイドさん達は絶望ぜつぼうとすら言ってもいい顔をする。

 けどゆずれないで御座る!!

「えー。 お分かりいただけるものとはぞんじますが。

 一般人いっぱんじん他人たにんに体をいじくりまわされるのは非常にがたいものです」

 女達は其うとも言い切れないんだけどな!

エステとかマッサージとか名が付いていればわりと平気だものなっ!!

 医者だのマッサージだのがセクハラでうったえられたなんて事件が少々有ったが、

さわられてからじゃないとおかしいと判断はんだんしないって事だよな!

「元々一寸ちょっと来ただけの客なのですから、其処そこまでお気になさらず!」

 ダメしも忘れません!

「……かしこまりました」

 はい! 言質げんち頂きました!! メイドは風呂に入って来んなよ?

「ちぃぃぃい(*^▽^*)」

 ネネが声を掛けてきた。

「何?」

「おっぱい何時いつ飲めるの(*^▽^*)」

何故なぜ自分に訊く?!!」

「あはははは☆ お風呂上がりに乳母うばをお願いね☆」

 マルゲリータが即座にメイドさんに注文ちゅうもんした。………はぁ……

 其して風呂は無事ぶじませた。 …風呂は!な!!

 風呂から上がったら服を着なければいけない訳だが。

…風呂上がりの着替きがえもマルゲリータさく、なのだ。

搬送はんそう魔法で持って来ていた訳だな!

 其の服装というのが。

…えーと………

一枚服いちまいふくであった。

………まりワンピースだよっっ!!

「えーと……

ずかしい……のかな………?」

 …と。 列王はこぼすが。

「なんで疑問形ぎもんけいだよ!」

 んだものの、分からなくもない。

 質素しっそな白一色の…でっかいティーシャツっぽいの、と。

言えなくもないかなー……? って服なのであった。

 作者自身が昔のヒトな、昔の西洋のお話…西洋文学ってヤツだな?

其ういう舞台ぶたいでは。

少なくとも子どもはー…かな?

男女問わずすそひざくらいまで有るでっかいティーシャツみたいなの、

寝間着ねまきにしていた。

 正確に言えばなー?

西洋文学の本を一冊につき一年掛けて放映ほうえいするというアニメが昔有ってなー?

其のアニメでは本を問わず其うえがかれていたって事だけどな?

 で! 今問題の風呂上がりの着替えだが!

いややっぱりでっかいティーシャツってより女物って方が早い感じなんだが!

 しかし質素な白一色であり…

何と言うか、ギリギリだまったままでいる所をめられているよなあ…と

すごく感じるのだが!

 自分は体が小さ過ぎて、列王は体が大き過ぎて!

着替えを調達ちょうたつ出来る訳も無いので結局けっきょく黙るしかないのであった。 くやしい。

 他の子達は村の外の服飾事情を全く知らないから、全く何も気にする事は無く。

 マルゲリータだけはもっとあきらかに女物な寝間着

所謂いわゆるねぐりじぇ? を着ていた。

 其れにくらべたら他の子達のは男女兼用(けんよう)に見えるでしょー? とでも言う気か?

単独で見たらみんなのも兼用とは思えない所だけどなっ!

 マルゲリータは基本バカだが所々さくろうしているよなあって、

凄く感じるのだよ!

 しかし今はどう仕様しようも無い!

 風呂場を出ると。

「皆様、食堂しょくどうにてご用意がととのって御座います」

 メイドさんが待っていた。 けども。

「自分達、謁見の直前に食事して来ちゃったから、今お腹空なかすいていないんだよね」

大丈夫だいじょうぶに御座います」

 メイドさんは、表情はうすいながら何処どことなくとく意気いげに言う。 はて?

 自分達は食堂の長机ながづくえく。 すると。

すっと。 全員の右(なな)め後ろに一人ずつメイドさんが付く。

 メイドさん?なのは確かかと思うが。

服装が独特どくとく?であった。 自分、服にはくわしくもこまかくもないのだが。

 後ろに付いたメイドさん達の服装は。

ワンピースのえりひろかった。 兎角とかく広かった。

一層いっそ首からげるって位。

 襟のふちに細いおびを通していて、

帯をめて前でリボンむすびにしてめている様だ。

 其してエプロン。 胸を強調きょうちょうする様な作り(design)とでも言うのだろうか?

エプロンは()()()しか身をつつんでいない。

詰まり腹から下しかないエプロンなんだな?

 其んな特殊とくしゅなメイドさんは何なのだか?

 自分の後ろは見(づら)いから他の子達の後ろのメイドさんをながめていると。

 しゅるっと。 襟のリボン結びをほどく。 全員が!

「?!」

 首から脱げそうな位なので襟をぐいっと下ろすと、胸があらわに成る?!

   がたんっ!!

 動揺どうようした子達が椅子いすからころげそうに成る!!

自分と…後は男の子達だけか?! 女の子達は平気そう…と言うか!

ネネなんかは喜色満面きしょくまんめんだぞお??!

「お乳で御座いますよ♡」

 メイドさん達は慈愛じあいちた表情で言う!!

乳母うばか!! 乳母なのかっ!!!

「わーい(*^▽^*)」

 ネネだけは喜びの声を上げるが!

女の子達はみんな平然としているな!! やっぱいえでも吸ってんだろうっ!!

 列王は必死ひっしに首を振っている!

良かったな! 此処ここでは首振りの意味が日本と同じで!

 広い世の中、たて振りと横振りの意味が逆に成る所も在るというぞ!

気を付けてね!!

 …って!!

マルゲリータ達大きいお友達にも乳母が付いているってどういう事だよっっ!!!

恥じろっ!!!

 …で。 自分と男の子達は抵抗ていこうしていたのだが!

最後はどう成ったかって? 訊かないで?!(半ベソ)

 何処どこ迄行っても………お母さんって……こわい!!(泣)

「ネネのねぇ、お母さんとねぇ、味が違うの(*^▽^*)」

やかましいいいいいいい!!!」(顔から火をく)

 ポイント五倍だからして

本日本を大量に購入致しました!

………が。(落ち込み)

 先月に引き続き今回も

角破れがー…しかも増えた!!

 …レジやったヒトの所為

確定だな…!(痛恨)

見るからに乱暴だし!

 言い難い様だけどー…

同じ事され続けても

堪らないし!

 …辛いなー……もー!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ