第183話 やっと食事休憩してみた
今晩は! 金曜日に
日付が替わった辺りの夜中です!
センセイ! 疑問が有ります!
其れは何かって。 後書きで!
其れから!
センセイって、誰やねん!(笑)
王都迄やって来て。
国王に会うには、事前の連絡、アポイントメントというヤツが
必要かと思ったが。
着いたら先ずは飲食店で食事をし、其の間に謁見の準備は調う様だった。
「ふーん、分かった。 どうもねー」
連絡しに来た騎士達に労いの声を掛ける。
気のない返事の様だが。 此方の望まぬ用事だ。
畏まって等やるものか!
「其れよか騎士さん達はお腹空かないの?」
騎士達は命令で動いているだけなので必要以上に冷たくするものでもない。
「「「いえ! 我々は王都に参上致す前に食事は済ませております故!」」」
其れで到着が遅れたのかね?
まあ途中の町ででも食ってきたなら大掛かりにも成るか?
馬も休めなくちゃあいけないものな?
しっかし!
此方は一寸無理して来たとは言え。
徒歩で馬より先に着いちまったら、馬に乗る甲斐が無えな?
いや、此の世界の靴は大体品質が悪いので
どうやっても自分達程は走れないのは分かるけど!
「まあ……席にでも着いて待っててよ」
何しろ此方は十五人だ。 臨時で騎士達が座る位の席は確保している。
「さぁーて♡可愛い子ども達♡
王様は準備している様だから、取り敢えずご飯食べちゃおうね♡」
「「「何此の武神様!?」」」
騎士達が何か言っている。 雑音だな☆(酷い)
「「美味しくなーい♪」」
「「「美味しくなあい!」」」
「ホントに美味しくないですね!」
「ら……ライナちゃん? 其んな事を言っては……(汗)」
「ちいのご飯が食べたいねえ☆」
「お姉様?!!」
あはははヒデえなあ!(大笑)
其れは世界的に文明度低いから、王都の飲食店と言えど美味くはないけど!(笑)
セツとユキ、姉達、ライナとマルゲリータ…女共は口さがないなあ!(笑)
メイだけはオロオロしているけどな!(笑)
「食えなくはないな!」
「食べられなくはない(*^▽^*)」
「♪♪♪」
あはははは!(笑) タクも結構酷いか!(笑)
ちゃんと兄としてネネの隣りに着いてはいるけどな!(ほっこり)
兄だけど…マルゲリータ以外はみんなメイドちゃんだがなっ!!
兄メイドちゃん☆……
………
何じゃあ其りゃああああああ!!(大爆笑) 意味分かんねえええええ!!(大爆笑)
何にも言わないのは元々喋らないピュアたん♡と、
此処の言葉が分からない列王位か!
ピュアたんは無邪気な笑顔だし、列王のヤツは…
お母さんな顔しているよっ!!!(大爆笑) 子ども達みんなを見回して
慈しむ笑みを浮かべちゃっているよっっ!!!(大爆笑)
其して。 後二人。
「うぅうぅうぅうぅうん………
不味い!」
ぶほっ!!
ワットきゅうぅうぅうん♡♡(大爆笑)
一番ヒドい事言ったああああああ♡♡(大爆笑)
ウェイトレスさん達がガクッと項垂れているぞお!!(大爆笑)
料理人は裏方だしウエイトレスさんは給仕するだけだろうけどな!
其れでも落ち込んでしまう衝撃なのだな!(大爆笑)
「あはははは…ワネット。
お店のヒトが落ち込む事言うのは止めておきましょう」
シャールきゅん♡がワットきゅんを窘める。
ワネットと言うのはー…
非常に不本意だがワットきゅんの事だ。
「けど此れ、ダシも取ってないよな?! だよな?!」
「あははは。(苦笑)
僕達はどうやら舌が肥えてしまった様ですね」(苦笑)
お上品な洋風料理が、
日本人には「味が無い!」としか感じない、というヤツだ。(苦笑)
いや此処はお上品と言う程の店ではないけどね?
其れこそ海外では出汁というもの、旨味が認識されていないという証拠だ。
更に、やっぱり此処もお一人様の客には優しくない品揃えだし。
文化、なのかねえ? 一寸工夫するだけで売り上げは伸びそうなんだけどねえ?
所で。もう午後には成っている訳だが。
村ではもう風呂一段階目は過ぎていた。
自分が魔法遠隔視で見ながら風呂を入れたのだ。
魔法千里眼にしろ魔法遠隔視にしろ。
自分が良く知る場所は想像し易いからか。 見ようと思えば何時でも見られる。
一方、例えば見知らぬ場所迄或る人物を追う、等という場合は。
目の前から移動した人物を辿って見る事なら出来るが、
ずっと意識し続けなければならず、一度目を離すともう分からなく成る。
其う! 何時ぞや、何やら王が突っ掛かってくるから、と様子を見た時の様に!
其して。 自分が村に居ない間は、風呂は一日二段階にして貰った。
一段階目、昼は鍛冶仕事をした刀鍛冶達が風呂に入るので
どうやったって省けない。
で! 自分が村に居る時は子ども達が遊んだ…と言うか散々運動をした後に
子ども達だけの風呂を設けていたのだが。
自分が見ていない所で子ども達だけの風呂は恐い!
風呂は日常生活の中でヒトが死ねる場所だからなっ!!
子ども達は大人達の夕食後の風呂に一緒に入って貰いたい!
小さいお子様をお連れの方は
お子様から目をお離しになられない様お願い申し上げます!
………自分、誰に言っているんだろうね?
さてさて。
「みんなあ♡ 食べ終わったかなあ♡
食べたらゆっくり休みたい所ではあるけど!
お店って、早い所席を空けて欲しい場所なんだあ!
だからお店は出るけど、ゆったり歩いて行こうかあ♡」
列王だけは言葉が通じまいが。みんなの様子で察して?
座った状態は実は腰に良くないし! 脚で体を支える様意識して。
移動はホントに次いで、と思って歩いていれば良いだろう。
…道中。
やっぱり其れなりに注目を浴びた。
マルゲリータ一人だけは、見映えとしては全く味気ない半袖長ズボンだが。
後は全員メイドだからなっ!!(恥)
オマケに十一人はちびメイドちゃんだあ!!(自棄)
も一つオマケは巨人メイドだあっっ!!!(自暴自棄) …あ、列王の事ね。
食が貧しい世の中に現代日本人がポンと入り込めば、
巨人っぽく成ってしまうのだ!
ファンタジー作り話の醍醐味と言えば巨大怪物との戦闘という事になろうが。
ドラゴンとかだってでっかい怪物だしね!
しかし。余りにでか過ぎるのは科学的なツッコみをされるモノだ。
陸上最大の生き物象とて無理して大きく成っているものであり、
離島等大きい必要が無い所では段々種族全体が小さめに成ってゆくのだとか。
況してやヒト型、直立二足歩行の生き物は、
ギネス級位の大きさで既に物理的に無理が有る。
恐竜はもっとでっかい?
まー…恐竜は多分変温動物だから。
恒温動物である象とも事情が変わってくるのだろう。
直立二足歩行でもないし。
変温動物とて、オオトカゲ位の大きさでも体温が変化し難く成ると言うから、
でかい方が体温が気温に左右される不利が無くなってくるし!
第一恐竜の時代は世界全体が暑かった筈だし。
北欧神話なんかは神対巨人族の物語だと言うが。
神話通りの巨人等存在する事が物理的に不可能だし、
果ては超々巨大狼や超巨大毒蛇なんてヒト型ですらないのも巨人族なんだって?
分かってはいる事だが。 神話もかなりいい加減な作り話だねえ。(苦笑)
と成ると。現実的に巨人と呼ばれる様なヒトを登場させるには。
飽食とか言われている世の中の白人辺りの大きいヒトを、
食が貧しい世の中に放り込むしか無いな!
白人種でも食が貧しければ、現代日本人より小さいから!
食が貧しい世の中のヒトビトから見れば現代人は正しく巨人!なのだ!!
兎に角! 一人でっかいのと、後小っちゃいメイドちゃんが一杯な
自分達の集団は注目された!
微笑まし気に眺められるのならマシな方で。
下世話な視線も多いなあ? 治安が悪いと尚、な?
一応騎士が三人ばっかり同行しているが、
如何程抑えられているのかは分からん!
後。注目と言うより内々の話だが。
メイがすっっごくニコニコしているのだった。
マルゲリータ以外がみんなメイドちゃんに成ってしまったから、の様だが。
仲間が増えたー嬉しいーってか?! 吸血鬼かよっ?!
村の子は普通に男の子が多いのだが?! 其れで良いの?!
親善試合の間だけだ!って思っているし!
自分だってすげー我慢してんだよ! もー!!(羞恥)
どうせ門衛にだって自分の事知られていなかったんだし!
文化祭とかみたいな一時の賑やかしで済むだろう!
其れよりも! 王との謁見だ!
王には文句を言ってやらねば済まんのだっ!!
只、文句を其のまま言ったら角が立つというヤツだが。
だからお貴族さんなんかは嫌みや皮肉が得意に成っちゃうんだなー…
悪口を文字通りではない様な言い方して、
分かるカナー?分かっても言い返せるカナー?ニヤニヤ!ってな!
後、出来る限り此方の都合通りに話を持って行かなければな!!
世の中、誰かの言いなりに等なっていたら、其れこそ割を食わされるのだ!!
避けられない出来事が此れから有ろうと、
内容を出来る限り此方に都合が良い様に書き換える!
是ぞ交渉!というものである!!
予定がもう決まったとしても諦めてはいけないのである!!
ゆったり歩きながら策を練る。
国王め! 首を洗って待っていやがれ?
えー…ぶっくまーく付けていた
作品で有ったのですが。
何時の間にやら
消えちゃったー!ってのが、です。
結構な文字数の連載だったのですが。
消えていたら悲しいよー!
消す事ないだろぉあ!!
連載中なのに続く見込みが無さそう、
通称エタるってのも悲しいですが。
消えるのはもっと悲しくない?




