第177話 長い名前付けられてみた…ええ加減にせえ!!
今晩は!
土曜日に日付が替わった夜中です!
昨日からずっと雨です!
…場所にも拠るか!
そろそろですね!
来月買う本の注文を
考えないといけないのですね!
村の子達はみんなちびメイドちゃんに成ってしまって可愛いです♡
…なんて言っている場合じゃねえよっ!!
王の命令で隣りの国とやらとの親善試合に出場する事に成り!
王女マルゲリータが親父…王の事だな!の頼みを聞いてくれたから、と
くれて寄越してきたのがメイド服………と女性下着…(ボソリ)
…だったんだよおっ!!畜生ぉお!!
何考えてんでしょうねっ?!マルゲリータのヤツはっ!!
村の子は普通に男の子が多いんだ!
作り話では時々、女の子の方が多いとか男は殆ど居ないとか、はたまた逆に
男しか居ないとか、其んなパターンが有ったりするが。
まー作者の都合なだけで、非!現実的ですね!
現実の生き物ならば!だ!
男は半分よりやや多い、というモノだ!
其してー…男の子が多めに死ぬと最終的に男女の比率が揃うのだ!
うん!生命力的には男の子の方が弱い…死に易いのだ!!だから数が多い!
ニンゲン社会では寧ろ女の子は犯罪者に狙われ易くてヤバい、なんて
個人的には思ったりもするが!
まー現実的生物学的には男の子が生まれるのが多くて当たり前!である!
で!普通に男の子が多いウチの村だが!
マルゲリータの策略でみんなちびメイドちゃんに成っちゃった!……(ガクリ)
策略!なのである!!
マルゲリータの遣り口は!
自分の反応を予測していて言い返してきた上!
終いには此方の先手を封じてきたのであるっ!!
策略というものは巧遅より拙速を尊ぶので!
最後まで相手に手を出させないというのは…まあ有効手段だよね。遣る方なら!
遣られる方は堪らんばい!!
………うん。今回やられたのは自分の方だったんだなー………あはは……
況して!
マルゲリータには空間把握能力という特殊な才能が有る事が
今回の件で判明したのであった!!
………悔しい……ものっそい悔しい!
而して、未だマルゲリータの攻撃は止んでいなかったのだ!
「みんなー☆良いかなあ☆聞いてー?
親善試合に出る子達なんだけど!
村の外では一寸違う名前を名乗って欲しいんだー☆」
又何か言い出したぞ?!
マルゲリータ!手前は半袖長ズボンの癖に
村の子達プラス自分をメイド姿にしておいて!未だ何かする気かよっ!!(憤怒!)
「良いですかー☆名前というものは!長い方が偉そうに聞こえるのです!
だから本当の名前をちょーっと長くしたいんだー☆
けどね?親しい間柄ならもっと呼び易い短めの呼び方、愛称を使うからー☆
私は短めで呼ぶけどね☆」
マルゲリータはもっともらしい事言って!
けど碌でもない事しでかすに違いない!!要警戒だ!
まあ、確かに!
此の世界では其れ以上も以下も無い呼び名だが、
英語的には略称みたいな名前がちらほら有るのだ!
先ずウチの親父ベンはベンジャミンの略みたいだろ?
其して!シャールきゅん♡は英語的にはシャーロック♡が正式だろうし、
姉のロクシーはロクサーヌって所だしな!
終いには御目出度い言葉を全部並べて、じゅげむじゅげむごこうのすりきれ~…
とか言うか?
其れは落語だ!!(大爆笑)
「先ずワットきゅん☆
ワットきゅんは外ではアントワネットって名乗って☆私はワネットって呼ぶ☆」
「ぶほっっっ!!!」
吹いてしまったのは自分だ!!勿論拒絶的な意味で!!
ワットきゅん♡はー…寧ろきゅん付けで呼ばれるより良いとか思っていないか?!
ワットきゅん♡待て!!ずっと酷く成っているぞ?!
しかし!マルゲリータはワットきゅんに語りかけながら自分と目を合わせる!
其の目は語っていた!
『メイドな格好のまま普通に名乗っちゃって良いの?』と!
………
……………
しまったああああああああああああああっっっ!!!
此の服装を止めさせられなかった時点で反発出来ねえええええ?!!
あががががががががががががっっっ!!!
こっ……此ん畜生おおおおおおおおおお!!!
ワットきゅんは…
クソゲリータからの呼ばれ方には不満を示さず。
別な事を言う。
「オレよりちいの方が名前短くねえ?」
わワわワわワットきゅうぅうぅん??
ききききき気を遣ってくれているんだよね?有難ね?
けどクソゲリータには呼び名を決められたくないかなっ???
しかしクサレゲリータはポカンとして。
「ちいにはもう立派な名前が有るじゃない」
…え゛………?
「はあ?ちいにちい以外の名前なんて有んのか?」
「あれえ?ちいはみんなに言っていないの?」
おいまさか!
待てバカ止めろおいコラっっ!!
「武神ドラゴンスレイヤーちい・タダノだよ?」
「止めろバカああああああああああああ!!!」
広めんな厨二臭えええええええええ!!!
「…ちいは嫌がっている様ですが。悪口なんですか?」
シャールきゅん♡が抗議してくれる♡が!
「とんでもねえ!私ゃ神様って言っただよ!」
ドリフかあああああああああああああああああああ!!!(大爆笑)
っつーか!!令和じゃあ普通は通じなさそうだけどっっっ!!!(爆笑)
一応DVDには成ったのか?!其れでも
どれだけ知っているヒトが居るかは分かんねえ!!!(大爆笑)
其の言い回し!!絶っ対ええ知ってて言っているだろうっっっ!!!(大爆笑)
しかし其んなネタ知る訳が無いシャールきゅんは言い回しには言及せず。
「神様って……崇拝する対象である、彼の神様…ですか?」
「うん☆」
「皮肉やいじめでなく?」
「まっさかー☆
ちいは騎士達を二年間毎日ボコボコにしてたって聞いているでしょー?
ちいに悪口言えるヒトなんか居やしないよー☆」
「いや…正直、一度や二度聞いても
すんなり聞き入れるヒトは居ないかと思われますが…」
流石にマルゲリータは真顔に成り。
「………事実だから」
「怪談か何かみたいに言わんでくれるか?!」
「いえ。ツッコみ処満載の怪談よりもヒヤッとしますよ?」
「シャールきゅうぅうぅうぅうぅん?!」
「ではみんなが納得した所で☆」
「してねえよっっっ!!!」
何コレ?自分をディスる大会?
しかしマルゲリータは自分の反発を流して続ける!
「シャールきゅんは外ではシャーロットって名乗って☆
私はシャーリーって呼ぶよ☆」
……うわー……碌でもねえ事ばっかり口が回るマルゲリータ野郎めが!(侮蔑)
シャールきゅんも……
きゅん付けよりマシって顔をしているぅ……マシじゃないぞ?ずっと酷いぞ?
……けど外でメイドちゃんな格好で普通に名乗っちゃったらぁ……
ヒドい事に成るなぁ……クソッ!
「タク君はー………
タークイリア☆私はターキーって呼ぶね☆」
んー?今一瞬迷いやがったか?タクは想定外だったとか?
町への買い物には付いて来ないからな?
「クロちゃんは☆レーナローザ☆☆私はレーナって呼ぶ☆☆」
マルゲリータがクロちゃんとか呼ぶのは列王の事だが!
返事は期待していない様で一人で締めくくっている!
言葉が通じないのも其うなのだがー…
列王は未だに死んだ魚の目で茣蓙の上に転がっている。
勿論メイド姿で!!其んな勿論等受け入れ難いが!!
其して…
「………☆」
マルゲリータの言葉が途切れた!!
手前!男の子達に女名名乗らせる事しか考えていなかったな?!(汚物を見る目)
其んな処に!!
「ネネは~(*^▽^*)」
無謀なっっっ!!!
ネネ!彼んなモノを見ちゃいけません!!(笑)
「え~?」
え~?じゃねえよっっ!!(大爆笑)やっぱ考えていなかっただろう!!!(嘲笑)
「えー……と。ネネネ?」
「適当過ぎるだろうっっっ!!!」
突っ込んだのは自分だ!!ネネは未だ面白そうに笑っているが!
「そっ……其う!!ネフェネリア!縮めてネネ!どう?!」
「良~よ~(*^▽^*)」
満足しちゃったのか!純朴な!騙されているぞ?!
……でー……
クソゲリータは調子が乗ったのだか。
「ピュアリフィア☆略してピュア☆」
「セティアウラ☆私はセティって呼ぶ☆」
セツは一寸違うく成っちゃったな!!
「ユーラキネア☆略してユキ☆」
「ナールナリア☆略してナナ☆」
「ヴォルティリア☆略してヴォルタ☆」
「ロクサーヌ☆私はロクシーって呼ぶ☆」
…まあ。其う決まった。
ロクシーの正式名称は知っていたな?知っていただろう!
其れから。
一通り成り行きを見ていた、しかし村の者ではないティーエが。
「いやー………可愛く成っちゃったね?」
「可愛い言うなああああああああああああ!!!」
ティーエには他人事であった。
…うん。ティーエは今も普通にパンツルックだよ?
「いやいや……其れは無理ってものじゃないかな?」(含笑)
「無理じゃねえよっ!!」
「あははは。ご免ご免♪」
「……はぁ………明日から頼むな?」
其れは此方からはっきり言っておくのが礼儀だろう。
「ん!任せて!」
此処はにこやかながらも真剣味の有る顔で、ティーエは答える。
「ちいこそ!少なくとも無事では居てね?」
其んなもの!答えは決まっている!
「誰にモノ言っている!」
「あははは……やっぱりちいだなあ……」
「当然!」
みっどないととか
のくたーんとかって、
どうやると出るのですかね?
いや、見たいって訳じゃ
ないですよ?
ぶっくまーくしている作品が
警告くらって移動したーとか
なろう発のラノベとか言って
題名打ち込んでも出ないのとか
普通に並んでいる作品でも
此れは全年齢版だーとか
書いているのが有ったりで
ちょっと気になっちゃった
だけだよー?ホントだよー?




