第175話 ちびメイドちゃん軍団完成してもうた(号泣)
今晩は!
月曜日が終わろうとしている所の夜中です!
えー、今回もー。
メールが迷惑メールと判定されていた
サイトのお話!…又かって?
新たな疑問が浮上したとですたい!
んだば後書きに話すとです!
屈辱だった。
自ら其んなモノを身に着けなければならぬとは…っ!
其んなモノ…女性下着………であった………
何で此んなモノが有るんだよっ!!王宮ですら見た事無いぞ?!
其う!
マルゲリータも見た事無い筈なのだ!!
なのに作っただとお?!
おかしい!マルゲリータ、実は彼方の世界の記憶が有るんじゃないか?!
救い…否気休め…とも言えるかどうか。
質素なので恥ずかしいのは恥ずかしいのだが一寸はマシかなー…?と、
思えなくも無い。
レース生地ってのか?生地の厚い薄いで模様を表現し、花柄だったりしたら…
っぎゃあああああ!!死ぬ!!恥ずか死ぬ!!!
女性達はお喜び為さるので御座いましょうね?!自分には理解出来んが!!
…え?自分、幼女?
さあ?!何の事やら?!!
処刑台に向かう囚人の心境で…正しくだよっ!!
受け取った服一式を手にしたまま悶々としている内…
次の子が服を受け取っていた。
ワットきゅん♡だ。
受け取った服一式は。サイズは…違うのだかどうだか。
が!
………同じか?セット内容が…自分と………
………
同じかよっっ?!
「マルゲリーィィィィィィィタ!!!
貴様っっ!!
何やっとるかあああああああああああ!!!」
ワットきゅんは男の子である♡
えーと………自分と同じ物渡されちゃ大問題なのである!!
…列王がもう犠牲に成っている?
………
頑張れ♪(酷過ぎる)
兎も角!!
自分がマルゲリータを一喝すると!
驚いているのはワットきゅん、並びに子ども達だけ?
マルゲリータは寧ろ目が光った?!ギラリと!!
正しく待ってましたとばかりにっ?!嫌な笑みを浮かべ?!
「どうしたんだよちい!急にでっかい声出して」
吃驚しているワットきゅん♡に続けて。
クソゲリータが!!
「オンナノコは我が儘だからね!!
ちいは先ず真っ先に自分一人だけが新しいお洋服を着てみたいんだよ!!」
「ンな訳無えだろがあああああああ!!!」
オンナノコとか止めろ気色悪い!!
しかし!
マルゲリータは未だ胸糞悪い笑みを浮かべたまま続ける!!!
「オンナノコは素直じゃないからね!
思った通りの事は言わないんだよ!!」
「止めろごらああああああああああ!!!」
まるで自分が其のオンナノコとやらみたいな事言うんじゃねええええ!!!
吐き気がすらあああああ!!
………しかし。
ワットきゅんが一言。
「………ふうん?」
っぎゃあああああああああ!!!
止めて?!!其の、「ちいもやっぱり女だったか」みたいな
目で見るのは止めてええええええええ?!!
………ぬぐぐぐ!!
マルゲリータのクソめっ!!!
まるで自分に言い返す言葉を用意していたかの様にっっ!!
………いや!用意していたな?
抑もクソゲリータが服を用意したのだ!!
自分がどんな反応をするかは予測しただろう………っ!!
況して!!
村の子達みんなに着せようとして用意した服が直ぐ出て来るだなんて!
前々から準備していて、今!王の命令を聞いたお礼に託けて出して来たのだ!!
幼子は育つのが早い。モタモタしていれば直ぐサイズが合わなく成る!
着々と計画を進行していやがったな?!
ぬぐぐぐっ!!此のままでは自分が不利か!!
此れは!最後に一発逆転を狙うしかないか?!!
しかし!策略というモノは!!
巧遅より拙速を尊ぶ、と言う!
詰まり!雑とは思っても早い対応の方が、巧くやろうと思って遅く成るより
ずっと良い!!其れが現実的な生き方だ!!という事!!
「マルゲリータ!貴様随分用意周到な様だがな…!」
「ほおら!みんなハダカなんだから早くお洋服を配って着て貰わないと
風邪引かせちゃうよ?」
子ども達はムダ毛処理した所なのでみんな裸だった…!
「ちい!我が儘言っちゃ駄目だろ?」
ごふぅううううううううううっっっっっ??!
わっ…ワットきゅん?!違うんだよ?
マルゲリータが困った事しているから叱ろうと………っ!
じー…っと。ワットきゅんは見詰めてくる!諭す様に…!
止めて止めて?!其んな目で見ないでぇえええ??!
…がくり!
…自分の方が折れてしまった……………!
「はあい♪じゃあどんどん行こう☆」
クサレゲリータはホクホク顔で服一式を配ってゆく。
メイド服アンド女性下着を………っ!!
男女問わずにっ………!!
おぉおぉおぉ覚えてろよっ??!
最後の最後に吠え面かかせてやるからな?!!
ぐぐぐぐっ!全裸で現れやがった所から計画の内だったとでも言うのか?!
其してマルゲリータが服を配り終えて。
自分は未だ着ないで待っていた。
…と言うか嫌だったっ!
自分がっ!!其んなモノ!!身に着けるだなんてっ………!!(苦悶)
子ども達の前では。
司会進行よろしくマルゲリータがメイの肩にぽんと手を置いて言う。
因みに二人共全裸!!
「じゃあメイド服を着るプロ!メイ姉さんに模範演技をお願いしましょう☆」
「で……殿下……!」
マルゲリータに姉さんとか呼ばれてメイは狼狽えるが。
「ちっちっち!」
…とマルゲリータは指を振る。因みに、ちっちっちというのは
本来舌を鳴らすのだがアイツのは文字を読む的に言っていた。(笑)
「違うでしょう?」
「お………おっ………お姉様!」
「どういう趣味だごらあああああああああ!!!」
つい突っ込んじまったよ!!
…其れは、現実に存在するけどね?!
先輩、後輩、と言う所をお姉様、妹と表現する所!女性しか居ない様な所で!
マルゲリータは満足そうに笑んでやがるけど!!
「良いから良いから♪
いちいち止めていたらみんなずっと裸ん坊だよ~♪」
いちいちムカつく奴だなマルゲリータ!
「は~い♪みんなもメイ姉さんに合わせて着ていってねえ~♪」
しかしメイも女性下着には戸惑っていた。
やっぱり現代の女性下着は文明度低い所では未知の領域なのである!
オーパーツ、詰まり時代に合わない遺物!…いや遺物ではないけど!
其れ等は、メイは顔を真っ赤にしながらマルゲリータに着せられ。
アブねえよ?!絵面的にアブねえ雰囲気だよ!
だって初っ端から!詰まり二人共全裸の状態からだもの!
「此れは靴下だよ~♪」
「なっ………長いですね?!」
ハイニーソックス…で…良いのか?膝上丈の靴下!
文字の順番が違うのを見た事有るが。
一寸短めのヤツはニーソックスって言うだろ?
じゃあもっと長いのはハイニーソックスで良いんだろ?
其れは兎も角!
全裸で先ず靴下穿いたら見えちゃいけない所があ?!
…今更か?
騎士達は小屋から出て来てはいないのだし…良っかぁ!
只、子ども達の教育上は良くねえなぁ…とは思うけど!
「靴下は長いとずり落ちちゃうから!此れで吊るんだよ♪」
………うん。詰まりは…ガーターベルトってヤツな…
腰に着けて靴下を吊る…と。
「其したら此れを穿く!」
「こここ此れ、何ですか?」
マルゲリータは自信満々だが!メイは狼狽えちゃってんじゃないかよ!
えー………詰まりは………
………
…ショーツだよ!!下着的な意味でパンツな!!
特に女性は腰の辺りが広いので、
伸び縮みするゴム素材が有ればすんなり作れただろうが。
其処は上の縁に細い帯を通し、真ん中で結んで調節する様だ。
飾りじゃなく実用でリボン付いてんだな………
其んな所はマルゲリータ如きが工夫なんかしちゃってんだが!
「ここここ此れ!!細くないですか?!」
メイは困惑しきりだ。詰まりー!メイが知っている穿く下着は、
精々ドロワーズ位な訳な?ショーツは幅が無さ過ぎる、と!
けど今更だろ!今、裸靴下状態の癖に!(爆笑)
「だってさー!今までのだとトラウザーズには合わなくてさ☆」
マルゲリータは上段蹴りの動作をしつつ言う。
トラウザーズとは英語で言うズボンの事!…って!
マルゲリータはもうショーツを穿いているが!靴下はどうした?!
マルゲリータがメイに着せた順番にも意味が有る!!
ショーツは。ガーターベルトの後に着けるべきなのだった!
全然分かっていない漫画やイラストでは。
ショーツに被せる様にガーターベルトを描いているが!
其うするとお手洗いで用を足す時パンツ下ろせないのだ!
だってガーターベルトは靴下と繋げているんだぞ?
オンナノコは用を足さないとでも思ったか?昭和のアイドルかいっ!!
令和のドルオタでも思っている?バーカ!!
…まあ兎も角。
マルゲリータが実例を示せばメイも倣わなければならず。ショーツを着けた。
マルゲリータは次のモノを其れは其れは楽しそうに取り出す。
「さぁ~て♪次は愈々ぶらじゃあだぞぉお♪」
「いちいち口に出さんでくれるか?!」
突っ込んだのは自分である!恥ずかしいんだもの!!マルゲリータの存在が!!
えー…と!(赤面)ブラ………も!前で細い帯を結んで調節する様に成っている!其れ以外にはやり様が無いだろうな!此処では!
上体を傾けつつ後ろで留めると胸の膨らみの形が重力で整うとか言うが!
此の世界には巨乳なんて言われる様なのは居ない!!
少なくとも見た事無い!ので気にする必要無し!!
作り話なんかじゃあ妄想を詰め込むだろうから
一作に一人は居るかも知れないが!
残念だったな!
文明度が低くて食が貧しい所には巨乳は居ないぞ!
「こ……此れ?必要なのですか?」
高校生位の女性であるメイさえも困っているが!
此の世界のヒトには未知の物体って事な!
「女の体は繊細だから!優しく包んでしっかり護る衣服が必要なんだよ☆」
「ごっふ?!」
其れ、自分が服飾職人に言った事か?!
「あ☆勿論男の子達も優しく護られたいよね☆」
「自分は其れ言ってねえっ!!」
勝手に付け加えるなっ!!
…が。自分が叫んだ途端!
マルゲリータは絶望に染まった様な顔に成る。
「え?………ちいは男の子は護られなくて良いと?」
「其うじゃあなくっっ!!」
手前全員に!そ…其れを着けさせる気かっ!!………と。
はっきり言葉に出せば良かったのだろうか。
………いやだって………大声で、みんなの前で
其れの名を言うのは恥ずかしかったんだもの………!
しかししどろもどろに成ってしまったらもう駄目だったであろうか。
「大丈夫だからね?私はみんなが大事だからね!」
悲し気に言うマルゲリータが何か良いヒトみたいに演出されていないか?
…いやおかしい!おかしいよね?
しかし其処も押し切られ。
次に一枚服。質素な紺色。襟は白ですねー…
スカートは膝上丈でー。特にスカートを膨らませるモノは着けていないのでー。椅子に座る時とか即座に座れますねー………パニエとか、骨組みだからねー…
でー?エプロン?縁にフリルなんか付いていて、
エプロンドレスって、ヤツですねー…
其して頭にー…ホワイトブリム!…って言って、
通じるヒト中々居ないと思うけど。
ヘッドドレス!…っても、分からないヒトが多いかなー…
フリルの付いたカチューシャね?
………
………メイドちゃん完成しちゃったよー………
村の子達、みんなちびメイドちゃんだよー…
………男の子の方が数多いんだけどね?
………あれ?マルゲリータは未だ下着姿か?
えー。やっとの思いで
登録したサイトですが。
ひみつのカギと称される
まあ番号の付いた紙!
…カードって言えって?
兎に角其れが貰えるのですが。
一つのアドレスで使えるのは
一枚のカードのみ!
複数有るのはどうすれば良いの?
という!
今後枚数有っても
仕様が無い様ですが!
登録する迄の操作で
質問コーナーみたいなのが
確かに有ったのですが!
今はどうやって
画面に出たのか
分からなく成っちゃった!
痒い所に手が届かないというヤツ!
ですな!
まあ腹案は有るのですが!
結局パソコン様を駆使しても
自力で考えて調べないと
何も分からないって事?




