第167話 ひとりで出来てみた(感涙)
今晩は!文化の日!
…の振替休日、月曜日です!
休日だな!ってもう夜じゃ!(笑)
皆様、如何お過ごしなさいました
でしょうか。
自分は休日は
動くモンじゃあない派ですがね!
「「「此…此れは一体?!」」」
騎士達にとっては未知の料理を見て、驚きの表情を浮かべる。
「小麦粉を練ったものだから。全く珍しくないな?」
其れは何かって…
麺です!(笑)
まあ、此の世界には今まで無さそうだったモノなのだな!(笑)
チョウリィとリオリィに最初に麺を食わせたら
大変気に入ってしまったのだった!(笑)…パンみたく
皮を食べるだの中身を食べるだのコゲコゲだのは麺には有り得ないものね!(笑)
代わりに麺は練り具合に熟練度が凄く出るけどね!
騎士達に食い方を教える。スプーンで抑えながらフォークで巻くってヤツ。
…本場のヒトは実は余りスプーンを使わないとか聞いた覚えが有るけどな!
「「「むむ……!此の食感はパンには無い!小麦の筈なのに面白い!!」」」
スパゲッティナポリタンは麺を茹でた上に炒めるからな!
其う!今回はスパゲッティナポリタンだったのです!!
勿論此の世界のヒトビトは麺から知らなかったので!自分が仕込んだ!
所で!
スパゲッティナポリタンって、実は日本の洋食屋のおっさんが作ったのだとか!
全然ナポリ関係無え!!(大爆笑)
まあ有るよね?
イスタンブールの歌が実は現地を知らないで書きましたとか!(爆笑)
アイアイというおサルの歌を、現物見た事も無いで書きました!とか!!(大爆笑)
世の中いい加減!!(大爆笑)世の中っつーか日本人結構いい加減!!(爆笑)
…いや!余所国でも、ヒドい、真似にも成っていないのを日本食とか言って
店まで出しているからな!やっぱみんないい加減だあ!!(大爆笑)
スパゲッティナポリタンと言えば…いや!イタリアンと言えば兎に角トマト!
だが!
広い世の中ではトマトは有害な食材だ!とか言っているヒトが居ましてね?
トマトンとやら言う物質が悪い!とか言っているのだけど!
トマトが駄目だとイタリアンが全滅だ!…から!黙認!
抑も其奴、十の食材が悪いの十二の食材が悪いのと
誤字だらけで一生懸命語って(笑)いたけども、全部言う事聞いていたら
何も食えねえよ!!ってモノだった。牛乳悪い!とかな!
もうどうにかケチ付けようと一生懸命に成っている感じで、
聞かせる相手の為とは思っていないなーってモノだったので。
トマトを使うかどうかは個々で判断すれば良いよ!
一寸考えれば!毒物が食材と言って普通に出回っているからね!
辛いのは全部毒だぞ?エグいのも!渋いのも!!
アク抜きしてから食材として使うモノもな!アクが毒なのだな!
…タケノコもだ!!(爆笑)
中華料理では八味とか言って、五味に三つ程、毒だろ!としか思えない味が
追加されているし!…全部ははっきり見られなかったのだが痺れ味とか!
ナニソレですね!
世の中、普通に食材と成っていても、
ケチ付けようと思えば付けられるモノで溢れているのだよ!
さて。チョウリィ、リオリィ、其れから姉達が配膳を終えて
自分の元へとやって来る。ドや顔…なんて言ったら軽過ぎるな。
満面に達成感を湛えて。
今回、自分が料理に手を出さなかったのは初めてだったのだ!
だって今日の買い物帰りまで用事が出来るとは思っていなかったのだから。
いきなり予行演習に成ってしまったのだ!
一寸グっときて姉達の背中をぽんぽんする。
チョウリィとリオリィは発育が悪いとは言え中学生位の背が有るので。
脚をだけどぽんぽん。ぽんぽん。ぽんぽん。
「うんうん。頑張ったね。うんうんうん。お利口さんだったね」
不覚にも涙がちょちょ切れそうだよ!(感涙)
幼子の初めてのお遣いとか!
はっきり言って拙いが、一生懸命で、達成感に満ちたお顔で帰って来たら、
泣けてきちゃうだろ?うるうる。(涙)
「あははは…ちいちゃんに其んな風に言われちゃなあ……(#^_^#)」
「ちゃん付けするなと言ったああ!!」
チョウリィ!もう自分の反応を面白がっているだろう!
「初めは魔法も出来なきゃ武器も使えなぁーいとか言っていた癖になぁ」
「うっ……うん。凄いよね。ちいちゃん」
「ちゃん付けするなああ!!」
此奴めえ!!
「わたしぃ一般人の女だからぁ…とか言いおってからに!!」
「其れわたしでしょぉ?!……えーっと、ししょ!」
リオリィが騒いだ。(笑)過剰に反応するのは自白しているも同然なのだが!(笑)
どうでも良いが、自分をししょとか呼ぶのに決めたかよ!(笑)
「ワタシ達は最初から魔法も武器も使えたもん!」
姉達の中のヴォルタが主張した。自己主張が一番激しいらしい。(笑)
「自分が教えたからな!(笑)」
「うごっ!!なっナマイキ~!!」
うごっ!じゃあねえだろ!(大爆笑)おい女の子!!(爆笑)
「えーっと。疑問なんだけど。
ししょ、幾つなの?」
「数えで七歳!」
又ヴォルタが発言した!(笑)良いんだけど!(笑)
「数えで?」
何が疑問か。文明度が低い所では数え年が当たり前であり、
当たり前な事を表す言葉は出来上がらず広まらずなのだ。
日本古来の歩き方。難波、という呼び名が後付けで出来た様に。
「生まれた時が一歳!で、春毎に一歳足す!
で、七歳!」
「え?う、うん」
リオリィは呑み込むのに一寸詰まる。
今日までに少しは授業を施したのだが
未だ未だ発展途上な世の中の一般人だからな!
「此れを数え年と言う!けど程度が低いかぞえ方なんだよ!」
偉そうに講釈垂れるヴォルタ!(笑)受け売りだろうが!(笑)
リオリィは微妙にムッとする。
其れこそヴォルタを生意気(笑)と思ったのだろう。
「程度が低いって?」
「一から数えているから!
零から数えるのが進歩した数学だっ!」
ヴォルタは得意気に言っているが!(笑)
「自分が其う教えた」
何度か授業はやっているので熟考すればリオリィも分かるだろう。
「もー!ワタシがカッコ付かないじゃん!!」
ヴォルタは其う言うが!リオリィが一寸不穏に成っているぞ?
だが自分が口を出せばリオリィは落ち着いて。
「えーっと。改めてししょって、凄いね?」
「赤ちゃんの頃から偉そうだったからね!」
未だ何故かヴォルタは得意気に言う。自分の姉じゃあねえだろ!(笑)
「………え?」
「自分で立って歩くことも出来ない頃から口だけは達者だったからね!」
「余計なお世話だ!」
立って歩く事が出来ない頃は一寸トラウマだから止めれ!
「ほら此うだよ!www」
ヴォルタ位でも未だ幼げに面白がっているだけだがね!
「え?え?其れって幾つの時?」
「数えで二歳の時!」
「「はああああああああ??!!」」
数え年で二歳と言うのは。早生まれでなければ生後一年未満。
自分等半年で二歳だ!
其れを聞いて、リオリィもだがチョウリィも一緒に驚く。
ビックリだよねー☆(爆笑)
「二歳から此うなんだよ~☆口だけは!」
「喧しい!」
何処迄言っている気だよコイツ!
「其の頃はお母さんのおっぱい吸っていた癖に!」
「言うなああああああああああああ?!!!」
「今でもだよ?」
「ナナああああああああああ!!!」
恥ずかしい事を態々言わないで?!(号泣)
「あー。其っか!其うだよねえ☆ウチもワットが――」
「ぎゃああああああああああああ!!!」
ぶっ!(笑)ワットきゅん♡もか♡
まあ自宅も母があんなだからやっぱり強制的にだろうけどね!(笑)
分かってる♡(笑)分かってるよ♡(笑)
「うちもだよ?」
「姉さん!!!(赤面)」
ロクシー!!(爆笑)何時もは目立たない癖に!!(爆笑)
シャールきゅん♡の秘密が明らかにいいぃぃぃ!!(大爆笑)
大丈夫だからね♡(微笑)可愛いからね♡(ダイジョバない)
もう状況が混沌の渦だよ!
母の乳の話は無しでお願いします!!(切実)
自分にとっても昼ご飯は母に取り上げられない貴重な食事なんだ…!
「っぷっ!ちいちゃん、今もママのおっぱい吸っているの?(*´∀`*)」
「黙れええええええええ!!(顔真っ赤)」
チョウリィ!蒸し返すなよっ!!
ふぅぅぅっ!…と大きく息を吐いて落ち着いて!
「…あー…うん。自分の手が無くて良くぞ此処迄やった。
後でみんなで話さなきゃいけない事が有るんだから早い所食っちゃえ!」
「ちいちゃん、今頃厳格ぶってもねえ(*´∀`*)」
「今茶化さないでくれるっ?!!」
「ご免ねえ?ちいちゃん(*´∀`*)」
チョウリィ手前………!(憤怒)
しかしチョウリィは急に真面目な顔に成り。
「ちいちゃん……王様と面識……いやご存知……お知り合いなの?」
「まあな!でぇ、無理な頼み事されたって訳だな!
長く見たら…一月位は留守するんじゃないかな!」
王様だの王女様だの騎士だのと話が出て、
一般人なチョウリィが比較的落ち着いているが。
もう一季節位は共に暮らしている仲だから馴染んできたのだろう。
チョウリィは深くお辞儀をして。
「師匠!ご教授有難う御座いました!」
「あ、有難う御座いました!」
リオリィも慌てて追従する。
「勿論未だ未だ至らない事は自覚してますが!留守はお任せ下さい!
何としても務め上げます!!」
「務めます!!」
「…うん!頼む!」
本当はヒトに頼むのは好きでもなければ苦手なのだけどな!
今は言っていられない!世の中ままならないものだ!
「正直パスタの出来が満足いかなかったんですよね!
……早く帰って来て又教えてね?ちいちゃん♪」
「ちゃん付けは止めろと言うに!(笑)」
定着させる気かよ!(呆れ)
休日。其れは休む為の日!
(字のまんま)
しかし遠出なさる方も
いらっしゃいますよね!
日常が室内の方は
時間が空けば外に出たくも
成るでしょう!
何が気晴らしかは
ヒトそれぞれですね!




