第158話 料理振る舞い始めました
今晩は!日曜日です!
そろそろお腹がすく所です!
…知るか!って?
もう日が沈んだ頃で御座いまして。
ご飯ん~!ご飯ぎぶみぃ~!
よくご飯食べながら
余所様の作品眺めているので
御座いますよ~!
村に帰って来ました!(^_^)ゞ
…其れ気に入ったのかって?いや~、だって敬礼は正式には右手だし!
さてさて!昼ご飯の用意だ!
本日はですね!お客がいらしてますね☆
先ずは魔法で運んで来てやった奴等ぁー☆…呼び方ヒドい?(大爆笑)
隣りの町、トナー・リーの町(大爆笑)から来た三人です☆
二つのギルドのギルド長ティーエ、
自分が依頼した料理人候補チョウリィ、リオリィですね☆
驚きですね!チョウリィ、リオリィの二人は中学生位の女の子なんですね!
…まぁー…一端の働き手と成り得る野郎共は見向きもしなかったって事ですが。
使えるなら許可してやるよ!(傲慢!)
二人の名前は調理、料理と覚えて下さい☆(笑)
次は村の子ではあるけどもう広場に来る年代ではなくなった
三人娘ぇー!!(大爆笑)昭和の同世代アイドル達かい!!(爆笑)
はい☆村ではですね!子ども達は日中中央広場で過ごす訳ですがね!
広場に来なく成ったという事は大人と看做される年齢に成ったという事でしてね!
何で女の子三人か!と言えば…やっぱ野郎共は見向きもしなかったから…
ですねー☆はい☆盛り上がって行きましょーぉう!!(自棄)
大人と認められると小振りの刃物を証として親から貰う訳ですが!
オドロきです☆此の三人は包丁を貰っているんですねー☆
知ってる?通常の刃物は平の両側を斜めに削って鋭い刃にするけど、
包丁は片面だけ削ってもう片面は平らなんだぜ?切り身でもする時
都合が良いんだろうね!けどまぁ…もう結婚でもして家庭に入ると
決められているんだね!文明度世界全体が低いもんね☆
で!又も驚きですが!シャールきゅん♡ワットきゅん♡自分の
姉達なんですねー☆
自分の姉はナナだ!言うまでも無く!!
ワットきゅんの姉はだな!名前はヴォルタって言うんだ!…意識しているだろ!
電気を意識して名付けているだろう!!お顔はワットきゅんそっくりだぞ♡(笑)
シャールきゅんの姉はぁ…今まで認識されなかった(笑)位影薄いけど!(爆笑)
実はだな!
自分が物心付いて程なく、ナナとアホな言い合いしていた時寄って来て
赤ちゃん(自分)が喋ったぁー!!…と騒いだのがヴォルタの他にも居たろう?
其奴だ!!(笑)
名前はロクシーだ!英語的には略称なのだが
此処では其れ以上も以下も無く其のままの名前だ!
…某ゲームで。攻撃手段は基本殴る蹴るだが主人公が長い距離歩いて
終点でボスと戦う、というタイプの格ゲーなのだが。格ゲーって言わない?
兎も角其処に引っぱたく攻撃をする雑魚オカマちゃんにロクシーって居たなぁ
…合掌!!(大爆笑)
失礼過ぎるよ!!(爆笑)ちゃんと女性名だからね?誤解しないでね?(爆笑)
お顔はシャールきゅんにまあ似ているぞ♡頭の程度は並みだが。可哀想!(笑)
此の三人は村の子ではあるのだが!昼ご飯作る所は初見なのだ!
ナナは認識位はしているけども。
自分が村から出る用事が有った時には昼ご飯代理で作ってくれないかなぁ…と、
村で掻き集めた子達だった。
もう殆ど料理する事が決まっているシャールきゅん、ワットきゅん、
ピュアたん♡列王は自分の横で見取り稽古兼配膳係だ♡
「じゃあ始めましょう!先ずはお客さんと姉共に食わすから
後ろのヒト達は待っててねー☆」
ぶーぶー!!
ブーイングが来た。(笑)食う事に成るとヒトは見苦しいね☆
まあ、後ろのヒト達は朝、日が昇らない頃から労働して
昼に寝る前のご飯食う連中だからね☆分かるんだけども!
「前のヒト達は此れから昼ご飯作る事に成るかも知れないんだぞー?
大事だろー?」
ピタッと止んだ。(爆笑)ゲンキンだな!(笑)
先ずは!石を組んで鉄板を載せた簡易竃に火を入れる!
やっぱり加熱するには調理器具に直接火を当てるか鉄板の上に載せた方が
早いんだよね!
「「「え?」」」
燃料は普通に薪だが点火は魔法なので町の連中は驚く。
…って!ティーエもかよ!!(笑)
けど火打ち石ってのも案外点火し易い様だし?軽いネタだろう?
送風も魔法で!順調に火を熾す。其れから!
寸胴鍋二つをさっと洗い、鉄板に載せて水を張る。勿論魔法でな?
「「「ななな………何?!何なの??!」」」
普通文明度の低い所では井戸なり川なりから水を汲んで
台所にでも貯めておくしかあるまいが。魔法は此ういう所有利だね!
食材も!野菜を洗って俎…に見立てた平らな石の上で刻む!
木の板の方が刃物には優しかろうが!刃を石に当てなければ良いのだ!
だって俎の切れた溝には雑菌が一杯とか洗剤の宣伝で言うでしょう!
肉も刻む!其して中華鍋に油を敷く!…敷くと言うか、お玉でどぱーっと
放り込むよね?
「「彼れは何?!!」」
「油だよっ!」
料理人候補二人が思わず、であろうか。声を上げたのに返答する。
此の辺りでは何かと油を使う中華料理なんぞ未知の領域だろうからな!
其してみじん切りにしたニンニクを中華鍋と寸胴の一つに投入する。
味を出す為、其れにニンニクは火を念入りに通したいから真っ先に入れるのだ!
生ニンニク食った奴は酷く臭い!!からね!
更にみじん切りのタマネギを投入!西洋の料理では良く
タマネギを飴色に成るまで炒めるとかやるでしょ?で、甘味を出すとか!
其してだなあ!ネギ類は全般的にニオイがキツいと言うからね!
やっぱり火を良く通したいのだ!
実はニンニクもネギ類だぞ?
少ししてから刻んだキノコを中華鍋と寸胴に入れる!やはり味を出す為だが、此方は火を通し過ぎると身が硬く成るのを考慮して遅らせたのである!
次に細切りしたジャガイモ!此んなに先に入れれば溶けてしまうだろうが!
とろみの足しに!と思ってな!最後水で溶いた小麦粉を入れるのだし!
次に細切りした黄色い食材を投入!!
「「こ……今度は何??!」」
料理人候補達にも分からないだろう!
是は!!
「タケノコだっっ!!」
其う!!とうとうタケノコを食材として使うに至ったのだ!!ぐっじょぶ!!
其れからニンジン、ピーマン、肉、次いでに葉野菜を投入し!!
「うぅうぉおおおおおおりゃあああああああああああ!!!!」
ざかっざかっざかっ
中華鍋の中身が放り上げられて再び鍋の底に落ちる音のみをさせる!!
其う!今自分は左腕のみで中華鍋を支えて振っているのだっ!!
充分混ぜて火が通った所で!水溶き小麦粉を投入して再び中華鍋を振り!
其れから醤油、と少々の味噌を加えて又振る!味付けは種類を多く使った方が
深みが出るからな!
一方、寸胴鍋の方も作業を並行させて、全部同時に出来上がる様にしている!
ニンニクとタマネギとキノコを入れた方は汁物だ!後ジャガイモと葉野菜を
加えて具にして、味噌を主体に味付けする。醤油も加えたが、ほぼ味噌汁だな!
ニンニクが入っていて最後に胡麻油垂らすけどな!
ニンニクを汁に入れているのはー…だ。
と或る所の中華屋で。チャーハンに付けるスープを選べると言って。
ラーメンスープってのが有ったのだが。
麺が入った本当のラーメンと何処か違う!もっと言えば何か足りない!と、
思ったのだが。ニンニクが入っていなかったのだと結論した。
勿論店のヒトには訊かないし、答える訳も有り得ないぞ?
で、ニンニクの入ったほぼ味噌汁だが!汁は沸騰させない様にね?
味噌は熱に弱いのだよ!
後一つの寸胴だが!
小麦粉に水と塩を加え、只管練って最終的に細長くしたモノ…
其う!麺を茹でているのだった!!
市販のラーメンの材料に、必ず、かな?平仮名でかんすい、なんて
書いてあるが。
辞書を見たところ鹹水、と有り。塩水、特に海水、の事なのだな!
海の水なら単に塩、ばかりではなく。色々成分が入っていそうではあるが!!
此の身に生まれてから海を見た事なんて無いっちゅうの!!昔の内陸部で
海水等其うは手に入るとも思えないしな!!
なので単なる塩水で妥協したが…くっ!無念!!
しかしうどんなんかは本当に塩!水!小麦粉!!だけの筈だ!!…しかし
作り手の熟練度が凄く出る筈だったが!
まあ何とか麺と言えるモノには仕上がったと思います!失敗談を一つ
知っているから気を付けてね!
某テレビ番組で。本気で外国に放り出されるっていうヤツね!
旅して麺料理を作るというシリーズが有って。一人は料理の味にうるさい
太った奴だったが相棒には料理には詳しくなんかない普通体型な奴が付いて。
自然と太ったのが味付け、スープやソース担当、普通体型が麺打ち担当に成り。
普通体型な奴は詳しくないだけに最初に大失敗やらかした訳ですね!
具体的にはー…材料の分量は守ろうね☆っていう事だった。
気を付けました!ちゃんと仕上がっているよ!!
ヒトの振り見て我が振り直せ、という諺が有ってな?
心理学用語ではレスポンデント条件付けと言って、
他者の行動を見て学習した訳だな!
麺にはほぼ味噌汁を掛けてだな!中華鍋で作った主菜と共に出して!
完成です!!
さてさて~?主菜ですけどね?
使う材料でどんな料理か、というのが決まるモノですが!
回鍋肉では食材を薄切りにして火が通り易くするのに対して今回は細切りです!
其して!食材はピーマン!タケノコ!肉!!
此れでもう、お分かりですね☆
「「其れは一体………何なのですか………?」」
一応料理人の卵の筈の二人にも!此れが何かは分からないだろう…!
何故なら、此の辺りでは誰もやっていないであろうから!
満を持して、勿体付けて宣言する!
「多分青椒肉絲」
「「多分って何??!!」」
はい突っ込まれました☆(大爆笑)
「多分とは確率的には高めで間違っていないんじゃないかナー?って事だ!」
「「其うじゃなくて?!」」
又突っ込まれました☆(超爆笑)
だって料理って、大体の所が定まっていれば細かい所は其のヒト次第だと
思うから其う言ったのだ!一寸自信が足りないって事だ!(開き直り)
文句有るか!!
はい、青椒肉絲ですが!
青椒はピーマン、肉はニク!当たり前!絲はイト!細切りだからね!
タケノコは料理名には入っていないが!必須の材料だよね?
間違っていないよね?ね?
「まあ良いから!召し上がれ?」
しょうもないネタやっている内に、ピュアたん、メイから動き始めて
配膳は済んでいた。
やっぱり一番鈍くさいのはライナだった。(笑)次点は列王だ!(爆笑)
シャールきゅんは見て学習する子だが、見るから一歩遅れちゃうんだよね。
始まればそつなくこなせるのだが♡
ワットきゅんは感覚で動く子だから反応は早い。けど一寸雑かな♡(笑)
町から来た三人も村の子三人も。右手にフォーク、左手にスプーンを持って
食い始まる。
中華料理屋では良く…かは知らないが、大皿に盛った料理を小皿に取る時、
スプーンとフォークを片手で箸みたく持って掬い取るよね?
元々中華料理だって箸を使う文化圏だからフォークとスプーンは
使い辛いだろうね!
さて。一応料理人の卵な二人がそれぞれフォークひと掬いを口に運び。
「「こっ………此れはっ!!」」
くわっと目を見開いた!!
…
料理マンガの判定キャラか!(大爆笑)
余所様の作品眺めで御座いますが。
ぶっくまーくが何千と有る作品でも
「読もう」で見る時点では出会えない事が
結構御座いまして!
先着順を一スクロール見て
手当たり次第ぶっくまーくを付けております!
全部付けていたら直ぐ上限に達してしまうので
条件は付けますが。
で~、ぶっくまーくですが。
自分の作品で、一度増えたのに又減ったら
落ち込みますよね~…
全部で四千付けられるし、お気に入りとか
作者マイページとか他の機能も駆使すれば
実質もっと取って置けるのに!
ぶっくまーく減ったら悲しいよ~!
みんな!少なくとも続く見込みが有る作品は
ぶっくまーく付けたままにしておこうぜえ?




