第145話 王女様のお出掛け始めます
今晩は!金曜日、夜中です!
そろそろ暑い!という陽気では
なくなって参りました。
指を拭き拭きしなくても良く
成ってきましたでしょうかね。
其れに、執筆している内、
意識朦朧に成らなくなりましたでしょうか。
142話でしたか。色々混乱して
投稿後直ぐに訂正が入った辺りですね。
大変お見苦しい所をお見せして
申し訳御座いません。
「後残るヒトは居るかなあ?」
どういう事かと言えば。畑仕事を眺める、若しくは出来そうな事位は手を出してみる、かである。
子ども達には手を出して欲しくはなく、軽く騎士達を見張る、位で居て欲しいが。
騎士達はいきなり来て此処に住むとか言い出して、おまけに馬なんて連れて
来たんだからバリバリ農業しろ!と思う。
「私はちいと一緒に行きたいぞー♪」
マルゲリータが寝言をほざいた。
自分は只畑仕事を放っぽるのではなく、買い出しをしてお昼ご飯を作らなければいけないから村を出るのだが。
騎士達はお供で付いて来ただけと言えば付いて来ただけで。マルゲリータこそ
此処に住むとか言い出したヤツであり、一番バリバリ農業やらなきゃあいかん
だろ!!王女だけどね!
「遊びに行く訳じゃあないぞ?観光させてもやらないぞ?護衛はどうするんだ?
我が儘言わないって言ったよな?」
取り敢えず問題点を指摘する。問題だらけだな!(笑)
「私が何をして生活するか!一通り見て決めたいじゃない♪」
「口ばかりが回る!小賢しいヤツめ!」
「ちいの見た目で其れ言っちゃあ!!合わな過ぎだよぉ♪(爆笑)」
「フン!今更だ!」
自分、見た目は童女です☆幼女よりは年上です☆髪は結構、腰位まで伸びた
なあ。
楽爪苦髪、なんて昔は言ったが。生物学的には爪が伸びるのが早いのは
当たり前!なんだけどね!苦労していると爪が削れる、詰まり見た目には爪の伸びが髪よりも遅れる、とか言う事かねえ?
勿論、髪はばらしていないで一つに結わいているぞ?適当に!
「護衛だったらちいが騎士達を合わせたより強いんでしょう♪」
「「「「で……殿下…………」」」」
騎士達は立場が無い!(大爆笑)事実だけどね☆(大爆笑)
「言っておくが。優先順位は子ども達♡が先!マルゲリータは最後だぞ?」
「「「「武神様??!!」」」」
騎士達は不満そうだが!自分の優先順位はきゃわいい順♡だ!!マルゲリータが一番きゃわいくない!(爆笑)
「あはははははは♪ちいは相変わらず言う事が面白いなあ♪」
面白いのか?手に余れば真っ先に見捨てると言っているのだが?
「其れでも!私はちいの一日を見ていたい!!」
「「「「殿下っっ!!」」」」
騎士達は咎める。王族の安全第一だものねえ。
「ちいってば口調は此んなだけど、結局は甘々じゃない♪」
「「「「確かに!!」」」」
「おいっ?!!」
此奴等何て言った?
「自分は怖くて厳しい鬼教官(笑)だぞ?!!」
「ぶうっっ♪(笑)はいはい♪」
「無礼者めが!!」
自分、武神様だから王女殿下よりも立場上なんだぜ?自惚れではなく!
「ちいは可ぅ愛いぃなあ♪ほら♪此んな事言っちゃっているよ~♪」
「可愛い言うなっっ!!!」
…あれ?全うな反論だと思うのだが?騎士達は頬を緩ませ、可愛い子ども達♡はジトッと目を細めている?ピュアたん♡は何時ものニコニコ笑顔だけどね♡
「仕方無えなぁ!自己責任で付いて来い!」
マルゲリータがどう成っても、自分は責任持ちませんよ?
「ライナは?メイは?」
「何がです?」
「わたくし共はちい様に付き従わさせて頂きたく存じます」
分かっていないのがライナ、纏めて答えちゃっているのがメイだ。当然の如く。
「う?今何て訊かれたんです?」
「ふふふ。可愛らしいですね。ライナ様」
「メイお姉ちゃん、様付けは止めて下さいよ~!」
すっかりメイはライナのお姉ちゃんかよ!(笑)仲良いしな!(笑)
「後君達は?」
きゃわいい子ども達♡には村で大人しくしていて欲しいのだがね!やっぱり外は危険に満ちているのだよ!
「其れですが…」
お利口ちゃん♡なシャールきゅん♡がキリッとして言う♡
おお♡きゃわいい♡きゃわいいぞ♡幼いのに精一杯真面目なお顔しちゃってー♡
「…あのー…ですね?僕も料理を教わりたいのですが」
ちょっぴり不満そうなお顔をしつつ♡シャールきゅんは言った♡
…ほう?普通幼い男の子は、料理なんて女がやる事だー!!…と、思う所だろうが。
「だがな?料理は大人の証よりも危険だぞ?」
大人の証、とは、小振りな刃物の事だ。現在、大人と認められた子に贈られる
のはオロチ製の小刀だ。
「だから、ですよ!」
ニコリ、と♡可愛らしい笑顔でシャールきゅんは言う♡
…と思って見ていたらちょっぴり拗ねたお顔に成る♡おお♡拗ねるお顔ってのも可愛らしいのう♡
シャールきゅんは言葉は少なに返事するだけだが。此ういう事だ。
大人と認められて小振りな刃物を渡されるのは。見るからに危険な品、とは
誰でも思うであろうが、同時に生活必需品でもあり。
危険と分かる物を使う事が出来るのが大人だ、という認識を具体的に道具で
表している訳なのだ。
其して、料理は単なる刃物よりも危険、と承知している。詰まり、ランクアップさせろ、という要求なのだ!
料理には刃物を使う上に!だ。火も使う。燃え広がった所で対処出来なければ
大火事、大惨事だからな!
況してや家屋は殆ど木造にして周囲は山林だからな!大規模に影響するもいい所だ!薪を燃やすには無味無臭な猛毒、一酸化炭素も気を付けなければいけないしな!
日常に有る事は危機感が薄れるものだが、料理は此れ程危険な行為なんだぞ?
其して態と言葉少なに語るのも、此れだけの事が分かっていますよ、と言外に
含めている訳だ!時間短縮にも成るしな!
料理に対する偏見にも惑わされないし!別に料理は女がするモノって訳じゃ
ない!
以上!お利口ちゃんなシャールきゅん劇場でした♡…益々拗ねたお顔に成って
いるのう♡シャールきゅん♡
「なら中華鍋を使うのは無理だろうからな!フライパン買うか!」
中華鍋使っている自分なんかなあ!今、左手で大人でも殴り倒せそうな気がするぞ?マジで!
「何で無理なんだよ!」
ワットきゅん♡がムキに成って言ってくる。おお♡意地を張るお顔もきゃわいいのう♡
「持ってみる?」
まあ無理だろうけどね♡言うだけじゃ納得出来ないよね♡
中央広場に移動して。騎士達は畑に置いてけ堀に成るが!(笑)
「んぎぎぎぎぎっ!!持ち上がらねえっっ?!!」
本当に全くだ。持ち上がらない。お顔を真っ赤にしちゃってまあ♡
ばあちゃんファイター(言葉を加工しております。著作権とか怖いからね!)で、料理人にして拳法家、なんておっさんキャラが居たのは伊達ではないのだよ♡虎燕拳という拳法の使い手のな!
虎燕拳というのは…形意拳という拳法の、虎と燕を真似る拳法の複合と
思われる。
形意拳は、中国拳法の中でも特に有名な流派だぞ!形意拳の中だけでも色々種類が有るのだが!
「くっっ……今日は此れ位にしておいてやる!」
「あはははは♡其っか其っか~♡」
撫で撫で♡
「撫でるなよっっ!!」
ふふふふふ♡自分は同年代の中でも小さい方だが、ワットきゅんのおつむを
撫でる位は出来るのだよ♡
「ピュアたん♡は?」
ピュアたんは喋らないので此方から訊く。
ニコニコ。だが微動だにしなかった。
「其っか其っか~♡」
付いては来る。けど試しにも中華鍋を持ったりはしないよ、と♡
達人技で真似する特技を持つピュアたんと言えども腕力が必要な事までは即座に真似出来ない、と。
新鮮だよ!!!ピュアたんにも直ぐには真似出来ない事が有ったんだよ!!!
中華鍋を振るのは自分だけの特技と言っても良かったんだよ!!…何か
しょうも無い様だけど!
「なあに?此れ♪」
マルゲリータは中華鍋が気になった様だ。
「調理器具」
端的に過ぎるが教えてやった。
「此れ両手で持つの?んぎぎぎぎ?!」
形から其う思った様だが。
「両手で持ったらオタマも持てないし使い辛いだろう?」
「二人掛かりで使うっとかっ?!!」
マルゲリータ…戯言言っている上に両手でも持ち上がらないとか!(爆笑)
体力は有る方な筈なのに此んなにも持ち上がらないのは極端なまでに体術が
拙いから、だな!(笑)
体術、即ち体の運用法!道具を使うのも体術の内だ。
マルゲリータは此んなのでも王女様なもので、着替えも風呂もヒト任せだった
からな!本当に体術が育たない環境だったのだ!
「此うやるんだよ」
左手だけで持って振って見せてやる。中身空だけど。
勿論、腕力だけでどうにか成るものではない。其れはもう、究極と言って
差し支え無いであろう技術が必要である!一方、技術だけでも抑も
持ち上がらない。
更に!世の殆どのヒトは右手専門である!自分の左腕!自慢出来るまでに成っていたのだな!
ピュアたんにも真似出来ないんだぞおおお!!!凄いだろおおおお!!
…うん。落ち着け。
マルゲリータは絶句して見ている。
「………凄いね?」
マルゲリータにとっては両手でも持てないモノを自分は片手で何気なく振って
いるのだからな!どんなに頭悪くても認めざるを得ないだろう!
「さて。後、他の子は?」
シャールきゅん、ワットきゅん、ピュアたんにネネまでなら割と自分に付いて
来る事も有るが。
「ネネはちいのお姉ちゃんなんだから!ちいはもっとネネを構って上げなきゃ
いけないんだよ!」
「分かった分かった」
ネネも平常運転だなあ。(笑)
「あたし今日はレオに付いて行く!」
ほう。其れでユキは今付いて来ている訳だ。
「わ…わたしだって!」
セツはどちらかと言うと何時も組に成っているユキが列王に付いて行きそう
だから芋づる式に付いて来る、といった所だろう。
「だぁあ!」
ニニまで返事(?)をした。(爆笑)
と成ると、だ。
「列王!此れからどうする?」
「どうって?」
「自分の買い物に付いて来るか、畑仕事をするか、将又別な何かをするか」
答えは決まっているけどな!(笑)
「だって俺、ちいとじゃなきゃ話が通じないじゃない!」
詰まり自分に付いて来る、と!(爆笑)
「甘えん坊ちゃんめ!」
「だっ……誰が!!其れにちゃん付けまで!!」
だからだな!日本人でいて此処の言葉を何時までも覚えられないのは甘ったれているから、でしかないっての!(笑)
兎も角話は決まったので!
「んじゃあ、行くぞー?みんなー!!」
って事で!
十日に沢山本を買う計画で御座いますが!
其処の本屋さんは、ですね!
此う言っては何で御座いますが!
品揃えが~…えー…少々……悪いと申しましょうか。
だって出版社さんによっては予定通り
入荷しないのが御座いまして。
ラノベを読み漁っている方ならご存知でしょうか、
十日と言えばデンゲキー!な文庫!ですがね。
来月まで待っていたらー…
消費税が上がるぅぅぅぅぅ!!!
大変だあ!大変だああ!!あばばばば!!
…皆様、お気を付け下さいませ!




