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第143話 お泊まり始まりました

 今日は!土曜日の午後です!

 以前、土曜日は投稿無理って

言っていなかったかって?

 時の流れと共に都合も変わるものよ!

 なので今お送り致します!

 一寸急ぎたかったのも御座いまして!

 通信がですね!長い時間途絶えまして!

 結局原因不明なのですが!

 機械の向きや位置関係が原因?

 弄って動かしたから復旧?

 通信って、繊細なのでしょうけど

維持が大変ですね!

「行くぞ列王れお!」

「う…うん!」

 何処どこへか、と言えば村の風呂場である。

 列王もお湯が出せるので、魔法の練習がてら付いて来させるのだ!

 我が妹ニニは置いて来た。場所が風呂なので赤ん坊には厳しいのだ。すでに入浴

したのにまた連れて行ったら確実にのぼせてしまう!三男さんなんタクと次女じじょネネも入浴は

済んでいるので風呂の間位はニニを見ていられる。

 文明度が低い所では幼い子でも弟妹ていまいの面倒を見るのは当たり前!なのは伊達だてではない。

 …ライナとメイ?始めから当てにはしていませんよ?(笑)マルゲリータの相手も有るし、ね?

 ピュアたん♡と合流して風呂場を掃除し、二手ふたてに分かれて大人達の風呂を世話

するのだ!ピュアたんは女湯、自分は列王を連れて男湯という分担が定番に

成っているが!

 列王はお湯は出せるが此処ここの言葉がいまだ通じないもの!結局列王単独では

使えないのだ!

 作り話で定番の翻訳ほんやく魔法?えわ!作れねえわ!!

 作り話というモノは作者さん次第だし、読者さんが離れない様に面倒は

はぶかなければいけないから!翻訳魔法はご都合主義つごうしゅぎで出来ているのだよ!

作ろうったってどうすれば出来上がるか見当けんとうも付かないよ!!

 一冊ばっかり、態々作(わざわざさく)ちゅう言語げんごを作って異世界の言葉でお話してみよう!なんてのが有ったのを知っているが。マイナーだよね?

 と、言うわけで!永年見習いなままの列王を一応連れ、ほとんどどピュアたんと自分の二人で。大人、詰まり何か生活の役割を持った者達のお仕事後の風呂を用意して

げるのだね!お湯は全部魔法由来だからね!

 かたな鍛冶かじ達を風呂に入れ、子ども達を風呂に入れ、大人達を風呂に入れ、と自分達は三回入っている事に成るが!どれもはぶけないのだから仕様しよういね!

 三回(とも)体を洗う訳ではないけれど!洗い過ぎも良くはないからね?気を付けろ?

 さて、湯沸かしの魔法だが。文明ぶんめい利器りきとしての湯沸かし器ならば水が通る

金属管に火を当てて加熱、とわりと単純なのだが。其のまま魔法にするには

苦労する。燃料を何処どこから持ってくるのか、という問題に直面するからだ。

 げんに、純粋な此の世界の魔法使いは燃料なんて考えていないから鱈力たらりきんで

ショボいほのおしか出せないのだ。

 其う成ると。別の角度から考えなければならんね!

 温度とは。分子ぶんしの振動である。考え方としては。りゅうの一つであったはず…な所の、電子でんしが分子にぼこぼこぶつかっている様なモノ…らしい。

 素粒子というのは、其れ以上分けられない物質のもとの、つぶの様なモノ、の事だ。其して、素粒子なんかの極小(micro)の世界では物質は、粒ともなみとも特定出来ないモノ、という理屈。で古い話という訳でもない筈だ。

 電子をぼこぼこぶつけて振るわせる、という話も電磁波でんじはさぶる、という

言い方も出来るし。

 温度を上げる、と言うのは。分子の振動を激しくする、という事である。

電子レンジの元に成る理屈である。電子レンジは燃料が無くても温度を

上げているな!動力源に電気を使ってはいるが!

 其う!湯沸かし魔法は水を電気でお湯にする魔法なのである!

 此の辺り、純粋な此の世界の子に説明しても中々(なかなか)伝わらない。賢い

シャールきゅん♡でさえ。顕微鏡でも有れば話は進むのかね?顕微鏡けんびきょうだって

素粒子なんか見える訳ではないが。

 顕微鏡!現実のガチャの商品でも実在するんだぜ!作ろうと思えば

作れるかね?!先は遠そうだが!

 素粒子を認識する方法だが。素粒子程度でもぶつかった形跡が残る物質を

見るのだ!詰まり、素粒子其のものが見える訳ではないのだ!あとを見ているのだ!

 スーパーカミオカンデでニュートリノの質量を発見!とか。古い話ではあるが、令和れいわにはもっと進んでいる、という訳でもない筈だ。

 屁理屈へりくつかく!村の大人達にお湯を供給きょうきゅうしてやる。一応列王の顔も

売っておく。どれ程効果が有るかは分からんけど!

 其うして大人達の風呂を済ませてやって帰ってみると。

「ほぉあああああああおあおあおあおあおあおあおあお!!」

 ライナがニニを抱えてえていた。胸をいじられているからだろう。いや、ニニの其のくせ散々(さんざん)見てきただろうが!吠えるならニニを抱えるなよ!(大爆笑)

 其して。マルゲリータは服をめくり上げてネネを胸に抱え込んでいた。まり。

「何やってんのぉおおおおお?!!!」

 本当に何やってんだよっ!!!

 ネネはのほほんとした顔を此方こちらに向けて言う。

「出ない。えへへぇ~♪」

「何言ってんだよっっ!!!」

 此奴コイツ王女に何しちゃっているか分かってんのっ?!!

 しかし絶叫しているのは自分ばかりで。

「あらあ♪マルちゃん、ネネちゃんが可愛く成っちゃったのお♡」

「ええ♪でもお母さんみたいには出来ないものですねえ♪」

「出来る訳有るかああああああああああ!!!」

 母親ぁ!!あらあじゃねえだろ!!マルゲリータ!!バァァァカ!!

「ソノタオ!モブ!!チョイデル!!!キシエイ!!!!」

 其れ等は騎士達の名前な訳だが!手前てめえ等何ボーッとしているんだよ!という叱責しっせきだ。

「「「「王女殿下に武神様の姉君あねぎみだぞ?騎士にめられる訳が無い!」」」」

穏便おんびんおさえれば良いだけだろうが!!」

「「「「無理無理無理無理!!」」」」

 駄目な騎士共めえ!!

「まあまあまあ!寝室でもお話は出来るでしょう?落ち着いて?」

 母親に抑えられた!其して就寝しゅうしんだが!

 ず、両親とニニで一部屋だ。ニニは乳児だから母の居る部屋が当たり前だな!

 しかし子ども部屋同様、敷物を敷いた部屋で掛け布団をかぶって寝る、という形式だったので。

 自分は気付いてそくベビーベッドを作って進呈しんていした。と言うのも。

 赤ん坊は成るべく高い位置に居た方がバイ菌にられにくいからだ。何故なぜなら。

 空気中のバイ菌というものはほこりにくっ付いているからである。埃とて重力が影響して高い所までは舞い難いのだ。

 外科医さんが手術オペしましょ、という時両手を上向きにして手術室に入るのも、

手を高くしてバイ菌が付き難い様に、だとか。

 ベビーベッドは高く作ったら、赤ん坊には越えられない程度のさくを付けなければいけないし、りとて親が赤ん坊をベッドから出し難くてもいけない。

 絶妙の寸法(size)に仕上げた逸品いっぴんで御座います!愛用して頂いておりますとも!

 後は子ども部屋だな!…騎士達も、列王も子ども部屋!(笑)

「えー……っと?」

 初見しょけんなマルゲリータは流石さすがに戸惑う。(笑)

 説明してやろう!(笑)

「適当に場所を確保したらだな!掛け布団を被って、後は雑魚寝ざこねだ!」

「ざこね?」

 まあ王女様には分からんだろうね!(笑)

「此うやって寝ます!」

 ライナが説明する気に成ってだか、実演する。床に転がって布団を被るだけだが。ちゃっかり一番に場所を確保したよな!(笑)

 其れに、ライナだって一応名の有る家のお嬢様な筈だよな?(爆笑)馴染なじみ過ぎだろう!(笑)

「あはははは♪其れ本当?!」

「うん」

 王女殿下、ウけていらっしゃる。

「床に転がって寝るのぉ??!」

「うん」

 もうキョウダイ達も思い思いに転がっているし。さて。

「列王。はい」

「あ、ありがと」

 自分の掛け布団を列王に渡す。列王は、食生活がまずしい世界のヒトビトには想定出来ない程に体が大きいので、布団一枚では体が何処かはみ出す。ので!二枚

被って何とか全身布団に包まるのだ!

 列王は元々の当人とうにんの布団を足の側にして、自分の掛け布団を上半身に被る。

気遣いしているね!(笑)

「行くぞ!おりゃー!!」

 其して自分は列王が上半身に被っている布団にもぐり込むのだ!

「何やってるのー?!」

 今度のはマルゲリータが自分に向けて言った事だが。マルゲリータが言えた立場かいな!

「コイツ時々ホームシックに成って泣くからな!い寝して上げるんだ!」

 最初だけだって?其んな時々なんて泣いていないって?良いじゃん!(爆笑)

 どうせ自分だって列王に布団を提供したら潜り込むしかないんだし!列王には

言葉が通じていないから分かっていないし!(爆笑)可哀想かわいそう!!(爆笑)

「クロちゃん泣いちゃうのかー!」

「列王だっての!」

 列王には言葉が通じていないので自分が代わりに反論する。マルゲリータ!其れをお決まりにする気かよ!

「じゃあ私も添い寝して上げよう♪」

 と言ってマルゲリータが隣りに転がる!

「おぁあ??!!」

 で、列王が跳ね起きる!!

「列王…!自分を跳ね飛ばす気か?」

 すんでの所でかわしてはいたが!列王(ごと)きには未だ未だ負けはせぬよ?

「ごごご御免ごめん!だってさ!王女様が隣りにっ!!」

 文明度が低い所では、お偉いさんの機嫌をそこねたら一般庶民等()ぐ死刑に成る、と教えてあるので。王女サマはただのおっかない存在ナノダ!!(笑)色気づいて

いる場合なんかじゃないぞ?(笑)

「ホームシックに成らない様に添い寝してくれるってさ!(笑)

有難ありがた頂戴ちょうだいすれば?(笑)」

「おっお、お・俺はホームシックになんか成らないねっ!!」

 ぶっ!!(笑)オトコノコの意地いじか?(笑)

「成らないか?」

「うっ……えー……と。其の………王女様は隣りに来なくて良いじゃない?!」

 断言だんげんは出来ない様だ。(笑)けど王女サマは要らない、と!(爆笑)

「だからって一々大(いちいちおお)袈裟げさに拒絶していたら、其れは其れで無礼討ちされちゃうぞ?」

「ぶれいうちっ?!!」

て御免!!ってな?ほら!其処そこの四人、騎士だし!」

 列王はすごく嫌そうな顔で騎士達を見る。(笑)だから

其れ不味まずいってば!(爆笑)

「あはははは♪クロちゃん、何だか懐かない小動物みたいだなあ♪」

 其のすきにか、マルゲリータは列王の頭を抱え込む!

「おぶぅ??!!」

 其してで始める!マルゲリータも強引だなあ!(笑)

「大丈夫だからね~♪私が守って上げるからね~♪」

「おぶぶぶぶぶっ!!!」

 親切を押し売りするなよ!!(爆笑)相手が嫌がっているのを見ろよ!!(笑)

「列王!落ち着け!王女サマは上機嫌だろう?自分、其奴そいつが怒る所なんて見た事

無いから!(笑)」

 幾ら其う言っても、危機感の方が印象強いんだけどな!(笑)

 生きる上で、良い事は無くたって死にはしないが、危機は見逃したら命が危ういので危機感が印象強いのは至極当然なのだ。良い事は強く意識しないと記憶に

残らないだろう。

 西洋の昔の名作で、良かった探しをするのが個性なんて主人公のお話が有ったし。ポリアンナだとか。

「んーじゃあさー!ぱじゃまぱーてぃー始めようぜー♪」

 わあお!王女サマに自分の口調が伝染うつっちゃったかよ!(爆笑)

 其れにだな!ぱじゃまぱーてぃーってのは、女子だけでやるモンだと記憶して

いるが?

 男キョウダイ達も騎士達も混ぜこぜかよ!(爆笑)

 まあ、同室に居てて仲間(はず)れも可哀想だよな!

 もう夏とは言えない時期でしょう。が!

相変わらずベタベタな指を拭き拭き

執筆致しております!(笑…えない!)

 はい!今回のお知らせ!

 片道徒歩三時間の本屋さん!日曜日に

行って参りました!

 地味な剣聖さんですね!

 今回特典のSS(ショートストーリー)は書店共通と

書いてありまして、選ぶ必要は無かったですね!

 しかし!レジの所にはサイン本が!其して

サイン本にはSSが付いてない、と!

 詰まりですね。どっちか選べ、と?

 地味な剣聖さん、選ばせるのが好きなの?

 自分はSSを選びましたがね!

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