第142話 みんなで晩御飯始まりました
今晩は!木曜日に日付が替わった夜中です!
少々苦戦しているかの様ですが!
大丈夫ですよー?週間二話、守りますよー!
第一回、マルゲリータが村に来てからのお風呂は無事終わった。
マルゲリータは一応一人で一通り出来てお利口さん(爆笑)でした☆…実際は
メイが細かい手出しをしていたけどな!だからマルゲリータの隣りに座ったのか!デキるメイドさんめ!
さて、自分からの助言だ!
「風呂に入るとだな、水分が失われるんだな!水飲め水!」
「おー♪有難う☆」
「有難御座いまーす♪」
「き…恐縮で御座います」
マルゲリータ、ライナ、メイに水を入れたカップを配る。メイは女性らしく
両手でカップを持ってゆっくり飲むが、マルゲリータとライナは片手を腰に当ててもう片手だけでカップを持ち一気飲みだ!(笑)
銭湯が当たり前の時代のヒトかよ!(爆笑)
尚、水分摂取は入浴前にも入浴後にもするのが理想かな?水って、飲んだだけ
身に成る訳でもないしね!
其う其う、赤ん坊には念入りに水分を与えないとね!
「列王!此方来い!ニニに水飲ませなきゃ!」
「行ける訳無いでしょぉお?!」
浴室から声が飛んで来る。自分達は脱衣所に居るのだが。
ああ、みんな全裸だから、かな?(爆笑)
不思議だねえ?(爆笑)此処、男風呂の脱衣所なのに!(笑)
男共は出て来られないで女共は平気で全裸でうろついているんだね?(爆笑)
「誰も気にしていないぞー?(笑)」
「俺が気にするよ!!」
列王偉い!(笑)
「ニニの為だと思って来い!」
「うぐっ!」
列王は口篭ったが。
「た……頼む!」
浴室の引き戸を少し開けて自分にニニを寄越してきた。ヘタレ!(笑)
まあ其処が妥協点か!(笑)仕方ない、自分はニニを受け取る。
吸い呑みで水を飲ませると良い飲みっぷりだ!…というのは良いのだが。
ニニは水を飲んでいる間も胸いじりが止まらない!詰まり今弄られているのは
自分だよ!裸な所で弄られると何時もよりクるんですけどぉ!!其の手どうにか
成らない?!
自分にとっては苦行なニニの水飲みを何とか終わらせ。図体はオトナなのに
子ども達よりも手間掛かっている連中に服を着させて風呂場から出す。ホントに
手間掛かっているな!マルゲリータ達!
其うしてようやく男共は出て来られる。ああ、列王と騎士達な!子ども達は未だ其んなに気にする年代では御座いません☆いやまあ人類は哺乳類だから誰も全く
気にしていないかと言うと其うは言い切れないのだがね。
「ちいは未だハダカで居る訳?」
列王はじとっと目を細めるが!
「自分は面倒な連中をお世話してニニに服を着せた所だろお?
ヤツ等、自分と一緒に居るとか言っていたのを先に出させたんだから、
褒めて欲しいんだがね!」
「此処男湯だよね!何で彼の女子達平気で来てんの?!」
「自分に言われても困るだろう!(笑)自分、彼奴等の保護者か?(笑)」
「あ……其うだよね………」
ようやっと思い至ったか!(笑)自分、童女!彼奴等文明度が低い所じゃあ
大人と看做される年齢だぞ!!(笑)
細かく言えばみんな高校生位、マルゲリータは列王より一寸上、ライナとメイは列王より半年下か?って所か。
列王は此処に現れた時の認識が季節二つ程ずれていたからな!
列王が服を着た所でニニを渡す。自分も服を着るにはニニを抱えていられない
からね!
「ニニ~♡お水飲んだんだぁ~♡美味しかったねぇ~♡ん~♡ん~♡」
又列王はお母さんに成っている!(大爆笑)ん~ん~♡っていうのは顔を
擦りつけているのだ!(笑)勿論赤ん坊にだから優しく触れる気遣いは
万全だ!(爆笑)
ニニも大はしゃぎしている!(笑)
其して。子ども達のお風呂が済めば家で夕食、なのだが!
今日はマルゲリータとお供の騎士達、いきなり五人も増えた訳だな!
父ベンは大人しくしている!(笑)列王が初めて来た時は睨みもしたのだが。
夫婦と子ども達の団欒に若い男が割り込んで来た!と、思っての事だった
のだろうが。騎士達相手には小さく成っている、と!(爆笑)
騎士達は戦闘職!其れが四人!!まあおっかなくて睨めないだろうね!(爆笑)
さて、先ずは挨拶だ。マルゲリータが口を開く。
「本日はお招き頂き、有難う御座います」
「礼を言えるのは殊勝な心掛けだがなあ、招いてないぞ?(笑)
其れに本日はったって何ヶ月居候する事に成るよ!(爆笑)」
「こらちいちゃん!」
母サラに窘められたものの。突っ込んじゃいましたよ!(笑)
「其うだよねー!何ヶ月かは分かりませんが、お世話に成ります!」
屈託無くマルゲリータは言う。お偉いさんにしては素直な返事であろう!
此の上無く!
納豆とか、お偉いさんが突然其処等の農民に何かを食わせろとか言って、
苦肉の策として馬に食わせる筈だった藁苞に包んだ煮豆を出したのが
始まりだった、とか。
内心お偉いさんの我が儘に腹を立てて出したけど、腐って糸引いているのを見てヤベー!!って思ったんじゃない?(爆笑)しかし案外と美味い!とか成って二度吃驚!!とか。(大爆笑)
所で納豆って、三十回位掻き混ぜると味わいが増すんだって!栄養的には
変わらんけど!
「で、母上?此の五人は長期滞在だけれど只の客だからね?母上の子とか
認めなくて良いからね?」
此の母の子とか認めさせるには世にも恐ろしい儀式が待っているのだ!!断固
阻止せねば成るまい!
…ライナとメイ、其れから列王がやられたヤツね!思い出したくもない!!
「ま・ま!でしょうちいちゃん!…けど其れは残念ねえ」
残念なのかよ!止めてよっ!!
「其れは其れとしてね、ちいちゃん♡今日はお客様が五人も来たから最初から
ちいちゃんの分は無しね♡」
びしりっ
周りの空気ごと、自分は凝結した!
其れって、詰まり?等と考えるよりも前に!体は動き出す!!
「風呂見て来ようっと!!」
野良仕事、詰まり農業やる様に成った大人達は、風呂入るのは夕食後だからね!
お湯を出すのは魔法依存だからね!!自分が用意しなきゃあ!!
がっしっっ
「ぎゃああああああああああああああ!!!」
母に捕獲されたああああ!!!
「今日はちいちゃん、最初からままのおっぱい吸うしか無いわねえ♡」
「嘘吐けえええええええええええ!!!」
大人数に用意するメシは装う量を調節してどうにか成るモンだろぉおお?!!
と言うかおかしい!!何時も本気で逃げている筈なのに捕まるのは
おかしいよっっ!!(悲痛)
「では頂きまぁす!!」
頂きます!
母が何事も無かったかの様に音頭を取り皆が復唱し。
「嫌じゃああああああああああ!!!」
「駄目ぇ~♡」
自分の絶叫は母に封じられ…てはいないと思うのだが!!しかし夕食は始まってしまった………っ!
「あはははは!!ちいが!彼のちいが、お母さんの前じゃ赤ちゃんに
成っちゃうんだ♪♪」
「マルゲリータてめえっっ!!」
「良いから良いから♡」
「おぶっっ」
母に口を塞がれた!!どうやってかって?訊かないで?!(泣)
ネネが母の隣りで目をキラキラさせて眺めて居る。何でかって?
訊かないで?(号泣)
「ニニちゃんはもうご馳走様みたいね♡」
「けぷ」
現代日本では赤ん坊に授乳した後、背中を擦ってげっぷをさせないと胃の中身が出ちゃうぞぉ?と言われる所だが。此処、と言うか文明度が低い所、昔の日本
なんかでもだな、げっぷをさせるなんて場面は見られない。けど吐くって事も
そうは無い。
哺乳瓶で粉ミルク飲んでいる様な赤ん坊は胃腸も発達しないのかね?
「ネネちゃんおいで♡」
「わあい♪」
其んな事よりも。ネネは順番が回って来た事を大喜びしている。自分と替わってくれよ!!(泣)
「ちいもお母さんには甘えるんだねえ♪」
マルゲリータよ…目が腐っているよな?強制されているんだってのっ!!
「此の子には何時も苦労させられていてねえ♡」
母よ…自分程物心が付くのが早くて自立する子なんてそうそう居ないと
思うのだがな?
「どうやってままのおっぱい大好きな子に育てようかって何時も悩んでいるの♡」
「!!?!!!」
反発しようと思った瞬間強く口を塞がれた!!どうやってかって?訊くなっ!!
中国拳法の達人に。指に小鳥を止まらせて、鳥が飛び立とうとした瞬間!指を
僅かに落として飛べない様にして、ずっと指に止まりっぱなしの様に見せかけた、と言う話が有ったが。
此の母!!同様な事をやっているのかっ??!…何て下らない達人技を見せて
くれてんだよっ!!
「小さいのに矢鱈と大人びた子だとは思ったけど……其んな苦労が
有ったんですねえ……」
何言ってんの?!マルゲリータ!!其れ苦労って言わねえよっ!!
「ちいちゃんのお兄ちゃんお姉ちゃんも妹ちゃんも、みんなままのおっぱい大好きなのにねえ♡
ちいちゃんだけ一寸違うのよねえ♡」
??!!!何だって?!
母の戯言に、まさか!!と思ってキョウダイ達を見回してみる!!ネネとニニは言わずもがな、ではあるが!
「何見てんだよ!」
見られて反発するのは三男タクばかりであった。長女ナナは寧ろにこっとする。
長男シンと次男トモは気まずそうにそっぽを向いた。
タクはニニが生まれる前まで、自分が村を出ている間は『下の子二人は母の乳吸っていろ』ルールが直撃していたので、もう沢山じゃああ!!と、
思っているのだろうが。
長男次男位には恋しく成ってきてしまうのか?其んなに良いか?コレ!
…うん…此れ……
「マルちゃん、ちいちゃんが村に居なかった間の事は知っているのかしら?」
「あはは……一緒の布団で寝ていた仲ですよ!其方のライナとメイも、ですね!」
母はもうお偉いさんの地位がどうとか言うのは未知の領域なのだろうが。
マルちゃん呼ばわりされた王女殿下は特に何も言わず。騎士達も今回は
大人しいな?感情の波すら感じないぞ?
「羨ましい!!是非聞かせてくれない?!」
「けど私、置いて行かれちゃったんですよー?ライナとメイは
連れて行ったのに!!」
王女を気軽に連れ出せるか!ライナとメイも結構無茶なのだがな!
「だったらちいちゃんが居なかった間の事を聞かせ合って埋め合わせましょうよ!
わたしだってね?ちいちゃんが突然村を出て行ってしまって……
うっううっ……」
「分かります!!辛いですよね!ちいってば、平気な顔して何処かへ
行ってしまいますものねっ!うっううぅっっっ……」
止めてくれない?!!此奴等の間っこで延々と自分の話を聞かされるって、
どんな罰ゲームだよっっ!!
結局、いい加減村の大人達に風呂を用意してやる為に自分が夕食の席を
抜け出しても盛り上がり続けていたのだけどなっ!!
騎士共も、キョウダイ共も加わって、自分の生活の殆どが話のネタに
成っちまったよっっ!!(赤面)
怖いですねー!
此方でパソコン様を正しく利用
させて頂いていても
トラブルが発生する事有るのですねー!
今回幸い執筆中の文章は
消えなかったのですが。
何秒か画面がプツンと真っ暗に!!
焦りましたねー!
正しく使っていても
保存はこまめに!基本ですね!
2019/09/05 2:46
投稿後直ぐに修正しましたが。
読み仮名が正しく上に位置していなかった
為です。漢字続きの所に区切る記号を
付けそびれたのでした。
内容には変更は御座いません。
お詫び申し上げます。




