第135話 春が来て、其して…
あれーっ?!月曜日に日付が替わった
夜中ですかー?!!
…大丈夫!
今回は先週分第二話ですが!
未だ未だ此れからだー!!
張り切って行きますよー☆
春が来た。とは言っても山村は平地より寒いのだが。
自分は童女に進化した!小学生位に成ったって事な!数え年で七歳に成る頃だ!
小学生位に成ったからって初年度なんか幼児と変わりはしないがな!
今日も今日とて子育てを続けないと♡元気に♡明るく♡健全に♡
育って貰わないとね♡
少々おバカでも良いんだ♡いや寧ろおバカな方が可愛いとは言われるな♡
可愛いとは庇護欲をそそられるという事。守りたいって事は自分よりも劣るって感じる事だからな!
女性達の感覚ではもう好印象なら何でもかんでも可愛いとか言っちゃっている
けども!
列王にさせる練習は変わらず套路を繰り返す事だ。
技術を身に付けるにはやっぱり反復練習だよな!体を思い通りに動かすには
兎に角神経の連絡経路を作る事!連絡経路を作るには実際に体を動かして神経を
刺激する事だ!!神経を刺激するには体の隅々まで意識を張り巡らせる事だ!!
例え運動量が同じ位でもやる気無くダラダラしていたら練習効率は悪い
でしょう?
まあ、毎日同じ事の繰り返し、なんて思っていたら誰でもやる気は削がれる
だろう。やる気を保つのも一つの技術だあね。
列王には度々「八極拳ってカッケーよな!」と言っている。
列王からは「カッケーカッケー!」と返事が来て(爆笑)目が幼い少年の様に
キラキラしている(爆笑)からバッチリ効いているな!(笑)
さて列王君(笑)だが!
ちょこんとポニーテイルに成った!(笑)
切れ味の良い刃物をオロチは造っているのだが!鋏は造らないんだよなぁ…
なので自分一人で好きな髪型には出来ない!!切れ味良い刃物じゃあ
おっかなくて出来んわ!
村人達には元々散髪の習慣が無い!ので誰かに頼むのも不安で仕様が無い!
で、列王君は髪を結わいてポニーテイルに成っちゃった、と!(笑)
オロチの弟子達も髪が伸びたなあ。
列王君は一月や二月放っておいてもヒゲって感じには成らない。
毛深くはないので遠目には女の子の様だ。(笑)
顎が細いのも相俟ってな!
現代日本人は皆顎は細いものだと思っているだろうが。
元々の日本人、大和民族は顎が広い、即ちごつい顔だったのだ!
中国の血が大分混じって、皆顎がほっそりに成ったのだとか。世界三大美女に
日本人が入らなかったのも仕方ないな!昔の日本人は女もごつい顔だったもの!
…ぶっ飛ばさないで?悪口じゃないよ?単なる事実だよ?!
国語の教科書に載る程の歌を詠ったヒト。柔肌の熱き血潮、とか。教科書に載る位だから顔写真が有り、写真が有る位だから超大昔って程でもない、其の位の頃の女性の顔が。
其の面で柔肌とか!(笑)鏡見ろ?(笑)と、思ってしまう様な………
ぶっ飛ばさないでえ?!あのヒトのファンとか言うヒト、怒らないでぇ??!
…居ないか。其んなの。(酷い)
おほん!兎角!本来の日本人は顎が広かったのだ!けど現代日本人の列王君は
顎が細いのだ!
で、毛深くないとは言え時々は顔を剃ってやらないといけなくて。
カオ毛とでも言おうか?顔全体に産毛位は生えるからな!女性でも赤ん坊でさえも!だぞ?
いや、女性は第二次性徴が早くて実はムダ毛が生えるのも早いのだが…
……ぶっ飛ばさないで?!はい!乙女の秘密で御座いますよね?!
承知しておりますとも!!
年頃の女性達が皆つるつるお肌なのは!自然に、ではない!!女性達の努力の賜物なのだ!!………ふう、女性達、此れで落ち着くかな?
えーと…列王君の顔を剃ってやっている時、言ってみたのだが。
「一層、全身ムダ毛処理しちまわない?」
「?!??!!!」
「はいはい、動いたら危ないよー?」
何しろ、顔を剃っている最中だからな!
「男がやったら変態みたいだとか?
でも水泳選手とか、ムダ毛ぼーぼーなヤツ居ないだろ?」
「!!!!!!」
「はいはい。列王は別にテレビに出る様なスポーツ選手な訳じゃない、と。
けど前も言ったろう。
自分が見たくないんだ!ムダ毛ぼーぼーなヤツなんて!!」
「!!!!!!」
「はいはい。自分は勝手なヤツで御座いますよー☆」
結局列王は逃げ続けているのだが!(笑)
其の列王君は今、村の中央広場で真っ直ぐ立って爪先を開いている。
其して何故かユキとネネが両隣に同様に立っている。更に両隣にライナとメイが立っている。列王を中心にして五人横並びに成っているって事だな!
五人の前には村の子達が向かい合わせに立っている。何と言うか、幼児向け番組の体操お兄さんみたいな状況だな!(笑)
列王は頬を染めているが!(笑)女の子達に挟まれて並んで、照れているってか!(笑)其奴等照れる様な分際じゃないけどな!(笑)其れ処かちょこんと
ポニーテイルな列王を含めて、遠目には女の子達が並んでいるかの様だぞ?(笑)
列王はウデ毛其のままだから近くで見ると、うわー…、って成っちゃうけどね!
自分は今、赤ん坊ニニを抱えている。もう広場に居るみんなが列王をお手本に套路を真似するから、自分が抱えるしかないのだ!
ニニは相変わらず抱える相手の胸を一心不乱にいじり続けるので精神的に
非常ぉーうにクるモノが有るのだが!!
うぅう…心頭滅却すれば火も又涼し!!
…まあ其れ言った奴は焼け死んだとよくオチを着けられるんだけどなっ!!
さて、此処には今、村の子全員が揃っている訳ではなく。
又もや外の見回りに参加している困ったちゃん達がいるのだ♡
シャールきゅん♡ワットきゅん♡ピュアたん♡だな♡困った子達だなぁ♡
なので自分は列王達を監督しつつ、魔法遠隔視で見回りをしている子達も
見守らなければいけないのだ♡忙しいなあ♡
子ども達は套路を幼児向け体操か何かみたいな感覚で真似している様だが。
見た目の動作は真似している様でも正式には出来ていない。
震脚は膝を傷める様だし爆発呼吸も体に悪い様だし。正式に出来ていなくて丁度良いと思っているが。
勿論、列王には体を壊さない様に気を付けろ、としつこい位に言い含めているが。
其れに、別の本でだが。悟っちゃったらしき元廃ゲーマーの本であるが!
震脚は達人に成ると地面がふわりとする感覚で踏み締める様に成る等と
語っていたので、参考にする様に列王に言い聞かせている。列王の体を壊したい訳ではないからな!
更に!其の元廃ゲーマーさんは站椿により気の力を発見した!とまで
語っちゃっているし!ゲームの話ではなく!本気で!!
気になるヒトは其の本を取り寄せれば良いんじゃなぁ~い?等と列王には
言えないので。此処異世界だからな!
体を壊さない方向に迚も役に立ちそうだったので、列王には其の本の事も併せて教えた。ゲーム関連の話は寧ろ食い付きが良かった感じだがな!(笑)
ゲーマー、達人、秘伝、等がキーワードに成って見付かるであろうか其の本!
元廃ゲーマーさんは秘伝を大公開するんだ!画期的な事なんだ!と語っていた
ので教え込んでも怒らないだろう。怒らないよね?
震脚は其れで良さそうとして!爆発呼吸である!
爆発呼吸とは!八極拳の呼吸法である!
力を八方に爆発させるから八極拳なのである!!
気を丹田、下腹部だな!其処に溜め、胸で爆発させるのである!!
其れ等は最初、列王だけに教えたのだが。
メイだけは半端に気付いて真似しだしてしまったのだ!
半端な真似で体を壊されても困るので。メイにも本格的に説明をする事に
成った。
なので列王とメイだけ本格的な套路で、他は子どものお遊びだ。
…ライナも!(笑)
「抱肘!」
「「「「ほうちゅー!!」」」」
列王が動作名を言い、並んだ四人が復唱する。列王はもっと
頬を染めるが。(笑)恥ずかしがっている場合じゃないぞ?(笑)
列王は先ず両手を開いた状態で横に広げて肩の高さにして。
両手を拳にして胸の前で向かい合わせる。
アブラカタブラファイナルドギューンパンチ!!
…誰も知らないよね!良いんですよ?知らないのが普通ですからね?寧ろ
知ってたら主張してきて貰いたいわ!
兎に角!!
拳を向かい合わせると肘は外側に突き出すよな!
其処から拳を腰の高さに降ろしつつ腰も落とす。
列王が其の動作をすれば並んでいる子達も、向かい合っている子達も追随する。正しく出来ているのはメイだけだが。
ライナも他の子達もニコニコして楽しそうだ。本当に幼児向けの踊りか何かと思っているのかも知れない。
「蹲歩雙伸!」
「「「「そんぽそうしぃーん!!」」」」
腿を地面と水平にして両拳を前に突き出す。両脚はぴったり閉じている。
「左斧刃脚!」
「「「「ひだりふじんきゃぁーく!!」」」」
左足を上げ…と言うよりは左脚の姿勢を維持したまま右足で立ち上がり、左足を斧の刃の様な感覚で前に振り出し、蹴る動作の後に着地。右足を少し引き寄せる。
此の時弓歩という姿勢に成っている。後ろ側の足、今は右足だが、後ろ脚から上体までが緩く反り返った姿勢で、弓の様だって事な!
村の子達には、文字は漢字を教えているので何となく位は意味が分かるかも
知れない。
と、此処で。
村に来訪者が在り、見回りの一団が遭遇した!
…何やってんだ彼奴はぁ!!
口寄せ魔法で声を飛ばす!
「ワットきゅん♡落ち着いて♡其奴は自分の知り合いだよ♡」
自分自身は喋っていないので改めて広場に居る子達に告げる!
「客が来た!自分は迎え出るから、ネネ!ニニを抱えておいて!」
其れから日本語で!
「列王!套路を続けていて!自分は一寸客を出迎えてくる!」
「客ぅ?!」
「「「「きゃくぅうう??」」」」
列王の返事を四人が復唱した!
おい!今のは套路じゃないって分かるだろっ!!もう何ヶ月か
眺めているんだから!!
「ちっち……違う!今の違う!」
あははははは!!
列王は大慌てだが他のみんなは大笑いする。
列王はからかわれている様だ。(笑)
改めてネネにニニを渡し。
「きゃふふふふ♡ニニぃ!おっぱい触っちゃいや~♡」
…
何時もの事だ!!
自分は村の外に向かった!!
時々成る
辞書が設定されてない状態!
文字の変換に支障が出るので
今回執筆中に一度電源を切って
直ぐに着け直しましたです。はい。




