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第120話 一家団欒始まりました?

 お早う御座います!火曜日朝です!

 此れでも急ぎました!

 …と言いつつ

前書き書いているのは

余裕ぶっこいているって事なんですかね?

 生き物の寿命は、完全に、でもないが大きさに比例する。

 例えば、だが、ぞうねずみを比べると、象は長生きで鼠は短命という事にる。

のだが。

 寿命までの鼓動の回数は同じ位なのだとか。其して、本人、と言うか個体の寿命の長さの感じ方も同じ位なのだ、と。詰まり、時間の感覚も体の大きさで異なる、大きい程感覚が遅く成る、という事だ。

 例えというものは極端な程分かり易いので其んな話に成るが。

 寿命、とはまた違う話に成ってくるが、ヒトの大人と子どもだって

体の大きさが違えば時間の感覚も違ってくるはず、である。

 幼児にはお昼寝をさせるものだが。幼児は体が小さいとなれば一日がとても長く

感じる筈であり、途中に就寝しゅうしんを入れるのは理にかなっていると言えよう。

 又、新生児は三時間(ごと)に授乳しないといけない、と言うが。勿論、生身なまみの生き物がはかった様にきっちり三時間、とは成るまいが。兎角とかく、大人の感覚ではんなに

長時間とは思わない位でも、当然に小さい新生児は飢えてしまう時間なのだろう。

 ニニは新生児という程生まれたばかりではないが、其れでも授乳の回数は

大人の食事回数よりは多くなければなるまい。してや此処ここは文明度が低い世界。大人の食事回数なんか少な過ぎる!具体的には一日二回な!

 と、成ると。ニニをお世話する列王れおは、ずっと母の近くに居なければいけないか?

 自分の覚えでは其んなに授乳回数は多くなかった気はする。…物心つくのが

早過ぎたからな!覚えある内に!自分の意思で!!吸わなきゃいけなかったんだよっ!!結構拷問(ごうもん)だぞ?コレ!!

 赤ん坊や幼児に自我意識なんて言える程上等なモノが無いのは一種救いだと

思う!恥ずかしがって身悶みもだえなくて済むからな!!

 ラノベなんかでは時々赤ん坊…どころか新生児から意識がハッキリしている主人公

なんて居るが。みんな平然としているねっ!作者は分かってないってのがほとんどだと思う!一遍いっぺん体験してみろっ!…不可能だけどね!

列王れお、ニニのお世話をするとなると、母のそばから離れられないかな?」

 日本語で語り掛けるのは列王のみなので態々(わざわざ)名を呼ぶ必要は無いのだがな!

「なななななな何何ででででででっ?!」

 列王の受け答えが可笑おかしいが。抱えて居る赤ん坊、ニニに胸を触られ続けているからである!(笑)

 此の子、何でんなに胸いじり好きなんだかね?!

………ぶぅっっっ!!笑わせないで?!(爆笑)

 其れを耐え続けている列王はホントにえらいと言えよう。………ぶっ!!(笑)

「赤ん坊の授乳は大人の食事回数よりも多くないといけないからね!(笑)」

「おぶぅっ?!」

「いちいち狼狽うろたえていられないぞ?赤ん坊の世話するって事は!」

 授乳の場面を嫌でもたりにするだろう!してや此の母親だし!!(笑)

 まあ、ヲンナノコとのえんに飢えている非モテ男だと嫌って事は無いか?(笑)

「文明度低い所では大人の食事回数は通常一日二回だ!

 けど列王は運が良いな!自分が昼飯ひるめし用意するから一日三回食えるぞ?」

「そそそそそそそそ其う?!」

「其うだとも!一遍飢えてみなければ実感出来まいがな?一日三回食えるって、

本当に有難ありがたい事なんだぞ?」

「ありありありありががががが!」

 列王はお礼が言いたいらしい!(笑)

 男が胸いじりされるなんて恥辱ちじょく以外の何ものでもあるまいが!相手は

話が通じない赤ん坊だ!!列王くんは良く耐え続けていると思うよ!(爆笑)

「けど食料準備するのに、列王は付いて来るか待って居るかしてもらわなければ

なあ?

 まあ其の時に要相談って事で!最初だけは否応いやおうなく行かなきゃいけないがな!」

「なななななな何何何ででででで?」

「列王の服と靴を用意しなきゃな!着替えは必要だろ?」

 列王の服はオーダーメイドで採寸から始めなければならない。体が村の誰よりもデカいからな!

「此れも運が良いな!靴がな?流石さすがに現代日本のスニーカーにはおとるが以前よりは大分だいぶマシな靴作って貰えるからな!」

 運が良いというよりは何か仕組しくまれている様な感じしかしないが!

 結局、何が仕組まれていようが生きたい様に生きるだけだがなっ!!

「価格は割高に成るかな?まあ恩返しは出来る範囲で考えれば良いよ」

「おおおおおおおおおおんおん恩??!」

「無料で生きていけるとは思ってないな?」

 別に脅しというわけではない。カネで済むなら、其の方が気が楽って話は結構有る

だろう?

「今日はもう無理だろうから、今晩はガッコの制服で我慢していてくれな?まあ

服と靴が出来上がるのもぐにとはいかないだろうけど」

 一週間前後は制服のみに成るかなあ?料金は心配有りません!自分、村の中で

一人だけ高収入層!…オロチは刀、売れているのかね?

「あのー………列王の言葉が聞き取り困難に成ってきたのですが?」

 其う言ってくるのはシャールきゅんだ♡列王と自分の会話を聞いて一生懸命

日本語を学習していたのだ♡

「もう列王は学習にあたいしない音声しか発していないからね!(笑)聞いていても耳汚みみよごしにしか成らないよ!(笑)」

「何でだ?」

 ワットきゅんは無邪気に訊いてくる♡ふふふ♡可愛いなあ♡

 シャールきゅんは苦笑いしながらワットきゅんをたしなめる♡分かっているんだね♡お利口♡

「もう用事は済んだ様ですので、此れで!」

「済んだって、何がだ?」

「歩きながら話しますよ」

 シャールきゅんとワットきゅんは可愛いりをしながら、ピュアたんは

喋らないがニコニコと後に付いて、帰って行った♡

 シャールきゅんは分かっていたのだ♡列王が吃驚びっくりしてニニをどうにかした場合にそなえて待機して貰っていた事を!

 で、一応は大丈夫そうだ、と!(笑)列王頑張ってるからね!(爆笑)

 さて!だ注意事項は終わってないぞ?(笑)

「ニニのお世話だがな?授乳の間隔には気を付けなければいかんが、水分は又別に与えなければいけない!

 お乳はくまで食事!飲み物は別なんだ!

 赤子あかご小鬢こびんの毛が震える程(のど)かわく、と言ってな?」

「こここここ小鬢?!」

げ…が、耳の横の毛だが、其処よりは上、側頭部の毛だな!問題は毛じゃなくて喉が渇くって事!飲み物は沢山たくさんげようって事な!赤ん坊はヤワだから、

刺激物は上げない様に!果汁其のままとかは最悪だぞ?」

 現代日本でなら赤ん坊専用の飲み物が売っているが。リンゴジュースなんて見た気はするが、どんだけ薄めて加工してあるのだかな?

「わわわわわわ分か分か分か分か」

 本当かよ!(爆笑)まあ今回限りの注意って訳でもなければ其の都度つど指摘して

やるけども!

 今はニニの胸いじり攻撃に耐えているだけで充分偉い!(笑)からね!

 やっぱり言い聞かせるのは無理だったしね!!(笑)

「ふふふ♡安心そうね♡では晩御飯の準備を始めましょう♪」

 母の目にも大丈夫と映った様だ!(笑)文明度低い所では食事の準備も

時間が掛かるからな!母は其方そちらに集中する様だ。自分は未だ列王を見ていなければ不安かな?耐えているというのは無理しているという事だからな!(笑)

 男とは常に何かを耐えている者だ!(笑)個人指導チュートリアル補助フォローはしてやるから

頑張れ?(笑)

 其して夕食の時間。一家いっかそろう時間帯である!

「は~い、みんな~!見て見て~♪

 今日、又家族が増えましたよ~♪お名前はレオちゃんで~す☆」

 母が家族皆に告げる。レオちゃん!(笑)

「又ちいが拾って来たのか~!」

「今度のはデカいな?」

 長男シンよ。列王を拾ったのは事実だが、自分の意思とは関係無く村の外に

転がって居たのだからな?

 ライナとメイだって泣いて付いて来たのだしな?

 次男トモは無難に列王の特徴を見定めている。

 きょうだい達は元々家族がうじゃうじゃ居るのですんなり列王も受け入れた。が!

 父ベンは列王をにらんだ!まあ、文明度低い所では大人と看做みなされる男だからな!本人は未成年で~すって思っているけどな!

 所でベンと言うのは英語的にはベンジャミンの略称だが、此処では

略でも何でもなく其のままなのだ!(笑)

「えーっと………お父さん?俺を睨んでない?」

 今ニニを抱えているのは母なので列王は落ち着いている。(笑)

「列王は若い男だからな~!生殖可能な、な!」

「ぶっっ?!」

 単なる事実なのだから狼狽うろたえられても困るのだが!其れとも?

「何だ?不能なのか?」

「何て事言うんだよっ!!」

 自分、あからさまに性的に男を主張する奴だと汚物おぶつと看做すのだが。其れでも

不能呼ばわりは列王でも見逃せない様だ。(笑)

 母サラはにこやかに列王をながめてから言う。

「は~い♪今レオちゃんはちいちゃんと不思議なお喋りをしていますが☆

 実は未だレオちゃんはお話し出来ないんですよ~☆」

 ぶっは!(笑)スゲえ事言ってるな!けど嘘でもないな!其れに!

 其れを聞いた父は、なあ~んだ!というふうに睨むのをめた!母よ!狙って

言っているな?

「レオ、喋れねえの?」

 三男タクは遠慮えんりょに其んな事言うが!

 正確には此処の言葉がわからない、覚える気も無さそう、だからな?

 自分としては此処の言葉程度、日本人が本気出せば其の日の内に何とか成ると

思うのだ!其の上自分という通訳が居るんだし!

 けど列王は駄目そう!(笑)頑張れ?(笑)

「え、と?其の子、何て?」

 タクが言った内容は理解出来ていないが、名前には反応して列王は自分に訊く。

「喋れないのかって」

 自分は端的たんてきに返す。

「喋れるよね?!そもそも、其の子、女の子?」

「男!」

 又間違えているな!女性は髪が長い程度では間違わず見抜く所だがな!何が

違うのかね?

 其れに列王、此処の言葉は喋れないだろう!意地張ってんの?

「さ~て♪ご飯を頂きますけど!」

 母の音頭おんどで食事が始まるのだ。が………雲行きが怪しくないか?

「レオちゃんに食べさせて上げるには、ちいちゃんは最初からままのおっぱいを

吸わなければいけませんね♡」

 ダーッシュ!!此の場を即座に離脱っ!!

 がっし!!

「ぎゃあああああああああああああああああ!!!!」

 捕まったああああああああ!!!!

「なななな何?!!」

 列王めええ!呑気のんきな事ほざいてやがるうう!!八つ当たりとは自覚している

けどっっ!!

「列王!!われえええええ!!」

「なっ何を?!」

「母の乳吸いだっっ!!」

「嫌だっっ!!!」

 列王め!逆らいおってえ!!横暴だとは分かっているけどっ!!

 おかしいな?!何で何時いつも母の捕獲から逃れられないんだ??!

 自分、母から逃げようとしているはずだよな?!

「ちいちゃんはぁ~♡お転婆てんばさんで、まま苦労しちゃうわ♡」

「でははなしてくだされぬか母上!!」

「クスクス♡其の面白い喋り方何?遊び?」

「本気で御座ござる!!」

 口調がおかしく成っちゃう位にはなっ!!

 強く締め付けられている訳ではない、のに母の捕獲から逃れられない!いやむしろ其の所為せいでか?!ひぃいいい!!

 …其の後どう成ったか?……………訊かないで?想像もしないで?(悲)

 今回が今週分一話目ですね!

 日曜日本屋さんに行く為に!ですが

頑張るのです!

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