北と命
こんにちは!!
早く続きが書きたいよ。
でも何故か忙しい今日この頃。。。
頑張ります!!
あれから数ヶ月が経ったがUMAどころか何も起こらなかった。
久しぶりにゆっくり出来ると思い二人は湖まで行き釣り糸を垂らしながら酒を飲んでいた。
「たまには息抜きも必要だな」
「そうだね、でもここ魚いるの?」
「あぁここはすごい釣れるぞ」
その時有の竿が引っ張られた。
「おっ、これは大きいぞ」と言いながら引き上げると立派な黒鯛が上がった。
「あれ?ここ湖だよね?」
「あぁだが海と繋がってるからこうやって海の魚も釣れるんだ」
「ふーん」
「科学者でも知らない事あるんだな」
「釣りは生まれて初めてなんだよ」と誤魔化しながら魚を渡す。
「何だよ?」
「魚触れない」
ため息をつきながら透は魚を外し餌をつけてくれた。
「出来ましたよ、お坊ちゃん」と笑いながら言う。
それを無視して竿を振る。
しばらく何も釣れなかった。
そんな時透の電話が鳴る。
「誰だよ」
と言いながら画面を見ると、『北』と表示されていた。
透は電話に出て、
「お前生きていたのかよ」と言うと電話口から少女の声が聞こえた。
「あの、このおじさんお友達?」
「あ……あぁ友達だよ、どこにいるかわかるかな?」と優しく聞く。
「分からないわ、ここはどこ?」
「お嬢ちゃんすぐに行くからその電話持っててくれるかな?」
「えぇわかったわ」と言うと電話が切れた。
「北の奴と一緒に少女が捕まってるみたいだぞ」
「どこに?」
「わからないみたいだ、調べれるか?」
「北さんの携帯の場所だね、探してみるよ」
と言うと有はスマホをいじり始めた。
透は釣り道具を片付けると有が釣り上げた魚を持ち、
「お前は運がいいな」と言い湖に離した。
すぐに二人はキャンピングカーに戻ると、有がようやく場所の特定をした。
「少し距離はあるけど場所はわかった」と言い運転席に座った。
「任せた」と言うと透はスマホの画面と地図を照らし合わせ始めた。
北が目を覚ますと目の前に少女が座っていた。
その少女は綺麗な黒髪でとても長く胸も大きくしかし顔は幼くそのギャップが男心をくすぐる。
口を開くと口元に目線がいってしまう。
「あなたのお友達が助けに来てくれるみたいよ」
「友達?」
「えぇ、凄く声の低い方ね」
「あぁ、ウサギの事だな」
「あらそう、良かったわね」
「あぁ」
と言いつつ見渡して見る。
「洞窟か?」
「えぇ、でも外には出られない」
「なぜ?」
「大男がいるの」と指を指す。
その指すら愛おしい。
首を振り思考を戻す。
そして指差した方に歩いて行くと外の光が見えた。
そのまま進むと入り口のすぐ側に大男がいた。
多分座って寝ているので気付かれなければ大丈夫だと思い忍び足で歩く、
目の前に通りかかって顔を少し覗き込み北は驚いた。
彼の顔は赤く、角も生えている、間違いなく鬼だ。
北はクルリと向きを変えると少女の元へ戻った。
「大男いたでしょ?」と少女は言う。
「あぁいた、でもあれは人間ではなく鬼だ」
「鬼?」と首を傾げながら言う。
北はこのままでは襲ってしまいそうになり、
「大丈夫だ、俺はノース・ダイスケだ」と言うと素手のまま鬼のところまで行き、
「やい、鬼俺が相手になってやる」と指をさし言い放った。
寝ていた鬼は北の声で起きてまだ寝ぼけた顔で見ていた。
「先制攻撃だ」と言うと鬼の足元を蹴ったり殴ったりしている。
鬼はボーッと見ていたが邪魔になり北の首根っこを掴むと洞窟の奥に投げた。
少女の前まで転がると立ち上がりまた鬼の元へ行った。
鬼はめんどくさそうな顔をした後またクビを掴み投げた。
何度か繰り返すと北の体力は無くなった。
「もう動けない」と大の字に寝た。
その様子を見ていた少女が口を開く。
「やはりお友達を待った方がいいのでは?」
「そうする」と天井を見たまま答えた。
その頃ようやく辿り着いた二人はそれぞれ武器を構え洞窟に向かって歩いていた。
「ここって方角わからなくなるんだろ」
「磁石が使えなくなるだけで何とかなるよ」
「ならいいけど」
と言いつつ二人は奥に入っていく。
しばらく進むと辺りが開けた。
そこに大きな赤と青の巨人が立っていた。
「あれ絶対に鬼だよな?」と透は嬉しそうに言う。
「多分そうだと思うけれど、少し警戒した方がいいんじゃないかな?」
「取り敢えず斬り殺す」と言うと刀を抜き一人歩き出した。
赤い鬼の側に来ると斬り上げる。
しかし刀は弾かれてしまった。
すぐに力を入れると刀身は赤くなる。
もう一度斬りつける。
なんとか切れた程度だが鬼たちはそれに反応し透を囲んだ。
「少しヤバイかな」と言いつつも鬼達と睨み合う。
しばらく睨み合っていると鬼達は一斉に殴りかかってきた。
透は上に下に腕達を避けると次々と斬りつけるが体格差で中々倒せない。
そんな中透の横を弾丸が跳んだ。
鬼に命中すると爆発した。
爆風で吹き飛ばされ体制を整えながら着地した。
そのまますぐに跳び上がり目の前の青鬼の首を狙って切り抜けると何とか切り落とせた。
すぐに次の弾が鬼に当たり爆発した。
二発当たり鬼は倒れたが一匹の鬼が有に気付きそっちに向かって走り出した。
透は全身に力を込めて跳び上がり走ってる鬼を後ろから斬りつけた。
鬼は崩れ落ち倒れた。
地面に着地するとそのまま飛び跳ね次を斬る。
次々と鬼を殺していくのを有は見ているだけになってしまった。
チラリと見えた黒に近い赤だった。
洞窟の中に座っていた少女は立ち上がり外に向かって歩き出した。
北は慌てて立ち上がり後に続く。
「おおい、どうしたんだ?」
「わからないけれど呼ばれている気がするの」と言い歩き続ける。
入り口に鬼はいなかったが外に出ると鬼の死体が転がりその中心に小さな鬼が立ってると思った。
やく見れば透だった。
「彼は知り合い?」と首を傾げながら聞く。
「あぁそうだが様子がおかしいぞ」
すると透の顔がよく見えた。
口元がニヤケている。
瞳孔は完全に開き少女を目掛けて跳んできた。
しかし少女は動くことはない。
「あら、私に攻撃?」と言うと右手を軽く動かす。
すると透の目の前に壁が現れ激突した。
すぐに透は刀を振り回すが壁は切れない。
段々刀は黒くなる。
「それは無理でしてよ」と言うと壁から槍が生えて飛び出し透の体を突き抜けた。
しかし怪我などはなくただ気絶しただけだった。
「隠れている方も出ていらして」と言われ有は何も構えずに出て行った。
「これで全員ね、彼を運んで私を連れてって」と言うと北は素直に透を運び有は刀を拾うとキャンピングカーまで歩き始めた。
キャンピングカーに辿り着くと皆んな乗り込み走り始めた。
「なるべく急いでね」と言うと彼女は微笑んだ。
「はい」と有は言い車を走らせた。
読んでいただきありがとうございます。
北さんは正義のヒーローを目指しているのでしょうか?
謎です。
北さんという名前は今年の漢字です。
ダイスケって名前はなんかヒーローの変身前の名前っぽくないですか?
気のせいですか。。すいません。。。