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モスマン?

ハンバーグを食べる為に静岡県に行ってきました。

美味しかったです。

でも帰りにカインズテクノ店?に行こうとしたらなんか違うカインズに向かっていました。

恥ずかしい。。。

そして志都呂にもカインズがあるのを思い出しました。

無駄な時間をかなり使いました。

透は一人西への通路を歩いていた。

しばらく進むと突き当たりに出てしまった。

「行き止まりかよ」

と言いつつも壁を触ってみる。

しばらく触っていると一ヶ所がへこみ壁の中心にアナが開くと徐々に大きくなった。

「秘密基地にしよう」と言いつつ先に進むと壁が閉じてしまった。

仕方なく先に進むと広い空間に出た。

両脇には鉄格子があり四階まである。

中心にはギロチン台が一つ置かれており異様な雰囲気であった。

透は全ての牢屋を見てまわったが何も入ってはいなかった。

ギロチン台の前に戻るとしばらく床を調べたが何もなく戻ることにした。

戻ると壁が勝手に開き外に出られた。

そして広間に戻った。

戻るとすでにみんながいたが一人増えていた。

「おい、一人増えて見えるのは俺だけか? 牢屋を見つけたからきっと霊が見えている」

「大丈夫だ、みんな見えてる」と有に呆れながら言われた。

「紹介するよ、99528077番さん」

「は? 番号?」

「彼女は地下にいたよ、名前無くて番号で管理されていたよ」

「そうかよ、まぁいいけどよ長くねぇか?」

「じゃあナナさんでいいね」と命が嬉しそうに言うので透は二人を見比べる。

「そっくりだな、子供と大人バージョンって感じだな」

「私も大きいよ」と膨れながら命は答える。

「あー、いいかしら」とボスが止めに入る。

「どうぞ」

「私と有くんが行ったところは地下に続いていて楽園だったわ」

「私と命ちゃんが行ったところは街で彼女がいたよ」

「俺が行ったところは牢屋だった」

「まぁ昔と変わっていないわ、ここがセンター、南の街がシャンバラ、東の自然がエデン、

西の牢屋はヘルよ」

「すげぇ、伝説の都市が二つも見つかった」

「ふざけてる場合か、これじゃあ戦いの戦力は増やせない」

「まぁいざとなれば俺がなんとかしてやるよ」とウインクしながら透が言う。

「まぁあまり期待しないけれど、ところでナナと呼んでいいのかしら?」

「えぇ、よろこんで受け入れます」と軽く頭を下げる。

「彼女にはこのアジトにいて食料などを手配してもらうことになったから、透くん好き嫌い言ったらダメよ」

「俺は好き嫌いねぇよ、あるのは有の方だ」

「ちがう、透が食べる物がおかしいんだよ」

「バーガーに罪はない」

「あるさ、だったら野菜に罪はない」

「俺だって野菜食べてるだろ」

「何を食べてるのさ?」

「ケチャップだろ……」

「透くんには野菜をたっぷり用意してあげてね」とボスがナナに微笑み言った。

その時壁のモニターに何か映り警報が鳴り始めた。

みんながモニターの前に移動すると警報は止まり画面に表示されているものが切り替わった。

「モスマン?」と有が書いてある字を読む。

次に地図が点滅し始めた。

「これ日本の地図の中が点滅してるよ」

とリンが点滅しているところを指差して言った。

みんながそれを見てみると場所はアジトから少し離れた場所だった。

「透くん、有くんお願いね」とボスが言うと二人はすぐに北の通路に走って行きキャンピングカーに乗り込んだ。

「さぁ行くか」と言うと有が車を走らせた。


しばらく走ると町に着いた。

二人は降りて話を聞くために酒場に入った。

「ここなら話が聞けるさ」と透は軽く言いながら自分のウイスキーを頼み有はお茶を頼んだ。

「それで誰に話を聞く?」

「そうだな、大抵のドラマでは老人に聞く」と言うとカウンターに座っていた老人の客に話しかける。

「よう、じいさん。 最近どうだ?」

するとかなり怪しんだ目で透を見ながら、

「そういうお前はどうなんだよ」と返された。

「まぁ楽しんでるよ、新居も見つかったばかりだ」

「引っ越してきたのか……」

「まぁそんなところだ。 ところでここら辺で海外のUMAが見れると聞いたんだが何か知らないか?」

「UMA? あぁツチノコとかか」と言うと老人は酒を飲む。

「そうだ、何か知らないか?」

「知ってるさ、奴が現れると死ぬんだよ」

「奴? どんな奴なんだ?」

「羽の生えた人間みたいな影さ、それを見た奴がいたんだが死んだ」

「じぃさんは見てないのか?」

「見てない」

「そうか、その知り合いはどこで見たんだ?」

「お前は本当にUMAが好きなんだな」

「あぁ……まぁ」

「奴はどこにでも現れると言っていたぞ」

「そうかありがと、酒代はおごるよ」と言うと透はじいさんの伝票を取って席に戻る。

「どこにでも現れるみたいだぞ」

「本当に話聞けたんだ……」

「あぁ、たったの……」と伝票を見て驚いた。

カウンターを見るとすでに老人は消えていた。

「やられた、かなり飲んでやがった」

有が伝票を見るとすでに伝票の半分以上が埋まっていた。

「金あるのか?」

「無い」

「どうするんだよ」

「お前あるだろ」

そう言われて有は呆れ返った。

二人は会計を済ませて外に出ると先ほどの老人が立っていた。

「おい、じいさん、飲みすぎだぞ」と透が近付くと、

「あそこにいるぞ、奴だ」と言いながらビルの上を指差した。

透が見てみると確かに影の様な物が見えた。

有も近づいて見るとすぐに銃を取り出し一発撃ってみたが当たる気配は無かった。

「実体のない影なのかもしれない」

「どうやって倒す?」

「分からない」

「とりあえずじいさんを車に乗せよう」

と言うと透は老人を引っ張り車に乗り込む。

有は何発か撃って車に乗り込むと車を出した。

「じいさんの家はどこだ?」

「町外れの山の中だ、ずっと真っ直ぐ一本道だからわかる」

「了解」と有は言いながらアクセルを深くまで踏み込みスピードを上げた。

しばらく進むと町から外れ山道となった。

特に妨害もなく老人の家まで着くと中に入った。

外を見渡すがそれらしき影は見えない。

透は老人を座らせると刀を構える。

「お前ら銃刀法を知っておるか?」

「あぁ、俺たちは政府の者だから安心してくれ」

「証明できるものは?」

「ないよ、隠し機関だから」

「何をするんだ?」

「謎の生物が人間を殺さないように隠れて殺したり保護したりしてる」と有が説明すると老人は嬉しそうな顔になった。

「もしかしてツチノコももう見つかっているのか?」

「天然はまだ見たことない」と有が答えると老人は少し悲しそうだった。

その時外で物音がしたので透は外に出ると家の周りを見ることにした。

有は家の中で警戒していると後ろで倒れる音がした。

振り返り見てみると老人が倒れていたのですぐに駆け寄り呼吸を確かめるがしていない。

心臓マッサージをしながら救急隊に連絡をする。

透が家の中に戻ってきたが異変に気付き近寄る。

「誰かに襲われたのか?」

「いや誰もいなかった、急に倒れたんだ」

「救急隊は?」

「もう連絡した」

心臓マッサージだけが続けられた。

しばらくすると救急隊が到着し老人を連れて行った。

「多分助からないと思うよ」と有が落ち込みながら言うと透は何も言わず肩に手を置いた。

有は先に家を出ると外の空気を吸った。

そして車に向かおうと前を見ると影が目の前に立っていた。


読んでいただきありがとうございます。

帰りは愛知県は豊川市に寄りました。

砥鹿神社によりたかったのですが夜になってしまい寄れませんでした。また行きます。

代わりにエーコープによって買い物をして帰りました。

お寿司食べて帰ればよかったです。。

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