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26 赤面事件のその後。
あの後、ひとしきり騒いでから、優壱に教室まで体育着の替えを取りに行ってもらった。当たり前だが、即トイレで着替えて事なきを得た。……が。
「ごめんな?ほんっとごめん!」
「もういいって。ずっと謝られてたら逆に目立っちゃうし。」
優壱ってば、席に戻る間、ずっと謝ってくるので周りの視線が痛かった。
「でも、やっぱり見ちまったし……。しかも一瞬ガン見を……」
したんかい!
「もうウルサイ、てか黙れ。みんなの前では絶対に言わないでよ?バレる方がヤダ。すっごくヤダ。言ったら呪うからね!?」
私が水かぶった意味も、周りに隠し続けている意味も無くなっちゃうしね。
「うん。ごめん……。」
あまりに謝りまくられると、怒る気が全くと言ってもいいほど無くなってきた。ほんと、どうでもいい。
「もういいって言ってるでしょ?見られたって言ってもブラだけだし。」
それでもしょげた顔は変わらない。気持ちはわかるけど!!
あぁ、もう!
「むしろ、助けてくれてありがと。相手が優壱でよかったと思う。不幸中の幸いだった。」
優壱が口をひらこうとしたその時、放送が流れた。
「ムカデリレーに参加する1年生は待機場所へ移動してください。繰り返します。ムカデリレーに参加する……」
「ヤバっ!早く行こう!」
「おう!」
私達は慌てて待機場所へ走り出した。




