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「外行くか」

「え、外?さっきまでダメだって言ってた」

「気が変わった。行こう」


かくまうならかくまうなりの対処はする。

出られないのは知ってる。

でも

出ないと


俺は―――


「なんで?どこ連れてってくれるの?」

「町の外」

「出られないって言ったじゃん」

「予定が変わった」

「へーぇ」


ユキは俺の顔をマジマジと見つめている。

照れるなぁ、なんでやねん


「何・・・」

「エドヴァさんって町の外行ったことない?」

「ないよ」

「へぇ、私あるよ」


・・・・・・・・・

ん?


「で、いつ行くの?」

「早めに」

「じゃあ今から行こう!今から!」

「はぁ?」

「早めの出発!」

「そうだけど・・・」


まぁ・・・・いいか。


そのへんにあったかばんに金とお菓子つめて

まるで遠足気分で家を出る準備。

帰って来る気はない。


仕事とか家とか、未練はない

対人関係・・・・は




本日二度目の行き付けの店。


「あれ、エドヴァくん2回目だ。めっずらしい〜」

「いいジャン、べつに」

「まあオーギが儲かるだけだし、いいけどね〜v」

「あんたなぁ・・・」

「・・・って、その子友達?」


ラリアはユキを見ながらいった。


「ああ、ユキ。」

「ドーモ」

「どーもv私ラリアだよ」

「・・・それにしてもやっぱり暇なんジャン、この店」

「出てく?」

「いや、いいっす・・・・」


包丁を持って男を脅す女のどこに魅力を感じるんだ、ここの店主・・・


「で、なんでまた2回も来たの?」


この店には結構世話になったし

とりあえず挨拶しに来ただけです


「あのさ、俺もうこれないかもしれないから、よろしく」

「は?なんで?」

「・・・・まぁ、いろいろあって」

「意味わかんない」


オーガスが店の奥から出てきた。


「あれ、エド君こんにちわ。さっきぶりだね」

「オーギぃ、なんかもう来ないんだって」

「え?どうして?」

「え、っと。とある事情がありまして・・・」


「エドヴァさん、町出て帰らないの?」

「ユキ、それ言っちゃだめなのに・・・」

「え、エドくん町から出るの?」

「えーと」


まあいまさら隠してもしょうがないか・・・・・


「あんたらだから言うけど・・・」

「なに?深刻な話だったら奥で聞くけど」

「う〜ん・・・まあすぐ終わるからいいよ」

「そう?」

「ユキ・・・追われてるんだ」

「はあ」

「そうなの?」


・・・・・・なんか反応薄いなぁ


「だから、見つからないように逃げようとしてるわけ」

「ふーん。で、今から行くんだ」

「そゆこと」

「愛だね」

「・・・?」


「あ、でも」


オーガスが微妙な会話の間を割って入った。


「今の時間帯って堤防作ってるんじゃない?」

「あ」

「ねえ、テイボウってなに?」


忘れてた

今の時間、1時過ぎ

休憩が終わってるくらいの時間

・・・・

夜まで待つか

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