表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ああ、そういうことか…  作者: 矢野そとか
9/47

人工知能の惑星

僕はその星に降り立った


その星には、たくさんのロボットがいた


僕はその星一番のレストランで食事をしていた


料理を堪能していると店に銃を持った男が入ってきた


おい、金を寄越せ


すると警棒を持ったロボットが入ってきて、その男を取り押さえた


僕は感心して君に聞いた


素晴らしい技術力ですね、どんな技術なんですか?


君は得意げに言った


あれは人工知能といって、我々の数十倍賢いロボットです


この星では立法、行政、司法まですべて人工知能が執り行っているのですよ


僕は言った


我々の数十倍の知能ですか、それは素晴らしい技術ですね




帰り道、通り魔がある男に馬乗りになって何回も包丁で胸を刺していた


その様子をロボットが、じっと見ていた


僕は言った


どうしてあのロボットは男を助けないのですか?


君は言った


さあ、僕にはわかりません、何せ我々の数十倍賢いのですから





その男はやがて力尽きた


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ