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終末に流した涙
君と僕
一体どっちが間違っているのだろうか
たった数人の私欲のために多くの貧乏人が犠牲になった
一パーセントの富裕層が、世界の富の半分を保有した
必死に働いている人間の給料は低く
一部の才能のある人間は簡単に億を稼いだ
将来に希望はなく
ただ生きるためだけにやりたくもないことを一生やり続けた
誰もそれに文句を言わなかった
文句を言ったら仲間外れ
それが分かっていた
だから
世界の人々は希望を失い無気力になった
そんな中、笑っていられる君は
最高に異常者だ