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才と能
自分には何か才能があるのではないか、なんて想像をして君は絶望した
どうしてあの人はあんなにカリスマ性があるのか
どうしてあの人はあんなに頭がいいのか
どうしてあの人はあんなにお金を持っているのか
どうしてあの人はあんなに運動ができるのか
どうしてあの人はあんなに美しい容姿なのか
どうして自分には何もないのか…
でも安心してほしい
そう思っているのは君だけじゃない
世の中の九割の人間は君と同じだ
でも分かっている
その一割の人間になりたい君を
一割の人間になれなくて死ぬほど悔しがっている君を
そんな君に僕は言いたい
なぜ才能がないと言って、あきらめてしまうのですか?
そう言ったのは誰ですか?
君自身ですか?
君が自分に呪いをかけるなら僕はこう言います
あなたの才能はまだ開花していないだけ
だから、やめないで