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ある兵器の物語或いは人の慾の末路  作者: レインズ
第1章 カンターヴィレの大虐殺
7/25

7.終わりは、静やかにやってきて、

そろそろ、カノジョの出番です。独り舞台の前準備。もう少しで始まります。

「うんうん、なんかサントもハイツもガチになってぶつかるみたい、なんでだろ?まいいか、カンターヴィレね・・・ここか。」


 このコンテナハウスは、そのカンターヴィレ平原の塹壕跡に置いて隠している。それに、両陣営のほぼ中間地点にある。


「うーん、こっちから出向かなくても勝手に群がってくるでしょ。」


とにかく今夜のうちに辺り一帯に地雷とかばら撒いたり、超長距離用のスナイパーライフルの整備しといたりしとくだけでいいかな・・・。


「・・・ああいや、空爆とか迫撃砲とかはさすがにちゃんと対処しとかないといけないしな。」


なら、『アレ』出さないといけないのかな・・・。『アレ』、エネルギーの燃費がバカにできないんだよなー。ほんとは引っ越しの時くらいに留めたいんだけど・・・。


「ええい、背に腹は代えられないか・・・。」


ハウスの格納庫の奥にしまい込んだ『アレ』は私という兵器にとって最終兵器に変わりない。正直言って、使うのはメンドクサイ・・・。


「ええと、エネルギー補給パイプはと、よいしょっと・・・!」


 よしよし、ちゃんと補給されてるね。再起動するのは3、いや5年振りか。じゃ次は、ライフルと地雷を準備しないと。


「弾丸は大体・・・百発くらい用意しとこ。地雷は・・・小型のを持てるだけもってここから500m半径内にてきとーにばら撒くか。」


 足りなくなったら戻って取りに来れるし、これくらいでいいか。ああそうだ、銃身のほうも確認しとかないと。


「超長距離スナイパーライフルアーム、確かアイツは『マクミランをキミ用に距離特化にチューンしてるんだよね♪』だったけ?」


 ボルトアクションも問題なさそうだし、右腕に明日取り替えても問題なさそうだ。でもやっぱり、このライフルもそうだけど特に『アレ』なんか、どうなってるの?仕組みが今でもよく分かってないんだけど・・・。


「私の改造もそうだし、アイツの頭は何詰まってんだか・・・。」


 まぁ・・・、関係ないか。私の目的は結局のところ、22年前から変わらない。


「私に向かってくるなら殺すまで・・・。」


ーーーーーーー

 その双眸に宿るは兵器となった少女の本性、磨きに磨かれてしまった、ニンゲンの凶暴性。

ーーーーーーー

さぁ、カノジョの虐殺のハジマリハジマリ。

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